DELISH KITCHEN

ふくらぎとはどんな魚?名前の由来やレシピをご紹介

作成日: 2021/10/14

魚の種類は多数ありますが、「ふくらぎ」という魚を見たことはあるでしょうか。
スーパーや寿司屋でもあまり見慣れない名前なので、ふくらぎと聞いただけではピンとこない場合が多いかもしれません。しかし、きっとほとんどの方が知っている魚です。

この記事では、ふくらぎとはどのような魚なのか、特徴やおすすめのレシピをご紹介します。

目次

  1. ふくらぎについて
    1. ふくらぎとは
    2. ふくらぎの名前の由来
  2. ふくらぎで作れるDELISH KITCHENのレシピ
    1. ぶりの刺身の切り方
    2. はまちのガーリックカルパッチョ
    3. ハマチの煮付け
    4. ハマチのごま漬け丼
  3. ふくらぎはおめでたい名前の出世魚だった!

ふくらぎについて

ふくらぎとは、どのような魚のことを指すのでしょうか。

ふくらぎとは

ふくらぎは出世魚で、ブリの幼魚です。
出世魚の名前は地域によっても呼び方が異なる場合があり、ふくらぎは主に富山県で使う呼び方です。
富山県では、小さい方から順に「ジャコ」「コヅクラ」「フクラギ」「ガンド」「ブリ」の順番で呼ばれています。

適度に脂がのっていてクセがなく、さっぱりした味わいが特徴です。
ブリよりも少し早めの、10~11月にかけて旬を迎えます。

なお、こちらの記事では、ブリの幼魚の呼び方についても詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

ふくらぎの名前の由来

ふくらぎは漢字で「福来魚」と表記されます。
この漢字がついたのは、大漁で港がにぎわい「港に福が来る魚」と呼ばれていたからなのだとか。

ちなみに、ふくらぎはエリアによって呼び方が異なり、関東圏では「イナダ」、関西圏では「ハマチ」と呼ばれています。

ふくらぎで作れるDELISH KITCHENのレシピ

ふくらぎは、関西地方ではハマチと呼ばれている魚です。
最後に、ふくらぎでも作れる、おすすめのハマチのレシピをご紹介します。

ぶりの刺身の切り方

使用している魚はブリですが、ハマチも同じように切ります。
刺身を切る際は、平作りもそぎ作りも皮目を上に、厚いほうを奥に置いてから切るのが基本です。
また、包丁の根元から当てて、刃全体を使って切るのもポイントです。厚さを変えればしゃぶしゃぶにも使えます。

詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

はまちのガーリックカルパッチョ

しょうゆやオリーブオイルを使った、手作りドレッシングをかけていただくカルパッチョです。
あっさりしたカルパッチョに乗せた、カリカリのガーリックがアクセント。ミニトマトやかいわれも乗せて華やかに仕上げましょう。

ハマチの煮付け

甘味のある煮汁でじっくり煮付けたハマチも絶品です。
魚本来の臭みをおさえるためにも、煮汁が沸騰してからハマチを入れましょう。しっかり味が染み込んだハマチは、ごはんが進むおかずです。

ハマチのごま漬け丼

あっさり食べられるハマチを、濃厚なごまみそ漬けだれに漬け込みました。
しょうゆ味の漬け丼とは、ひと味違った旨味を楽しめます。アツアツご飯の上に乗せて、ねぎや白いりごまをトッピングすれば、一層味わい深くなります。

ふくらぎはおめでたい名前の出世魚だった!

ふくらぎは出世魚で、将来はブリになる魚ということが分かりました。
主に富山県で呼ばれている名前なので、ほかの地域の方はなかなかピンときませんよね。また、福が来る魚という、何ともおめでたい由来のある魚であることも特徴です。

地域によって呼ばれ方は違うものの、あっさり食べやすい味わいは変わりません。
今回ご紹介したレシピはハマチを使っていますが、ふくらぎでも同じように楽しめますよ。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。