キャベツは洗った方がいい?おいしく食べる洗い方は?
作成日: 2021/10/27
生で食べても加熱をしてもおいしいキャベツは、あると便利な野菜のひとつですよね。ところで、普段キャベツを調理する際は、洗ってから使いますか?葉がしっかり重なっているキャベツは洗うべきなのか、そのまま使えるのか迷っている方は少なくないはずです。
この記事では、キャベツを洗う必要性や洗い方をはじめ、おすすめレシピもご紹介します。
キャベツは洗う必要がある?
キャベツを洗う必要性は、丸ごとなのかカットしたものなのかといった形状や、農薬の有無によって異なります。また、洗う場合は、形状によって洗い方のポイントも違います。
キャベツの洗い方
ここで、キャベツの形状別に洗い方のポイントをチェックしてみましょう。
丸ごとキャベツ
キャベツは内側から外側に向かって葉が生えてくるので、内側の葉は汚れや農薬が直接つきません。また、スーパーなどの店頭に並んでいるキャベツは一番側の葉を外した状態となっているため、土がついているものはほとんど見かけないはずです。
そのため、購入してきたキャベツは、基本的に外側の葉を3~4枚外せば洗わずに使うことができます。それでも気になるという場合は洗いましょう。
ただし、農薬を使用せずに栽培したキャベツは成長途中で虫が入る可能性があります。無農薬のキャベツを購入した場合は、一枚ずつ外して洗ったほうが安心です。
カットキャベツ
千切りやひと口大サイズにカットされているキャベツは、基本的に洗ってから袋に詰められているため、軽く洗う程度で問題ありません。
1/2キャベツ、1/4キャベツ
1/2や1/4にカットされているものは、葉の間にほこりが入っている可能性があります。この場合は流水で洗い流すよりも、水を張ったボウルに入れてじゃぶじゃぶ揺らしながら洗ったほうがきれいに洗えます。
キャベツの見分け方と保存方法
ここで、キャベツの見分け方や保存方法をご紹介します。
見分け方
丸ごと店頭に並んでいるキャベツは、芯をチェックして切り口が白いものを選びます。葉は光沢があり色の濃いものを選ぶのがおすすめです。1/2や1/4にカットされた状態のものは、葉の切り口が白くてきれいなものが新鮮です。
また、断面を見て葉に隙間がなく、芯の高さが全体の2/3以下のものを選ぶのがポイントです。こちらのページでは、キャベツ以外の野菜の見分け方もご紹介しています。
保存方法
適切な保存方法は、形状によって異なります。例えば、丸ごと保存する場合は、はじめに水でぬらしたキッチンペーパーを軽くしぼっておきましょう。包丁の刃先を使って芯をくり抜き、乾燥を防ぐために湿らせておいたキッチンペーパーを詰め込みます。
それから新聞紙に包み、ポリ袋に入れて軽く口をとじたら野菜室で保存をしてください。1/2や1/4にカットされたキャベツの場合は、芯に切れ目を入れてからラップでしっかりと包み、野菜室で保存します。
キャベツの芯をそのままの状態にしておくと、成長を続けてしまうため、芯をくり抜いたり切れ目を入れたりしておくことがポイントです。こちらのページで詳しく解説しています。
キャベツを使ったDELISH KITCHENのレシピ
最後に、キャベツを使ったおすすめレシピをご紹介します。
キャベツとツナのザワークラウト
千切りにしたキャベツと調味料、ツナを混ぜ合わせるだけで完成のザワークラウト。レモンの酸味と粒マスタードの刺激で、いくらでも食べられそうな味わいです。後味さっぱりなので、こってり料理の副菜にもぴったりです。
たっぷりキャベツのふわふわお好み焼き
お好み焼きはキャベツを使う定番メニューのひとつです。キャベツをたっぷり使うので、大量消費をしたいときにも良いですね。山芋を加えてふわふわ食感に仕上がるお好み焼きは、お店の味にも負けません。
無限キャベツ
食卓にあと一品!というときにもパパっと作れる無限キャベツです。具材はキャベツとツナの2種類ですが、鶏がらスープの素やごま油を使い、豊かな風味を楽しめます。手軽に作れておいしいので、副菜の定番メニューになること間違いなしのひと品です。
キャベツは形状によって洗い方を変えよう!
キャベツを洗う必要性は、形状や農薬の有無によって異なることが分かりました。キャベツは内側から成長するため、丸ごと購入した場合は基本的に外側の葉を数枚外せばそのまま使えます。
1/2や1/4にカットされているものの場合は、ボウルを使って洗うのがおすすめです。何かとアレンジを楽しめるキャベツ。購入する際は見分け方も意識して、美味しくいただきましょう。