湯豆腐に加えるおすすめの具材は?レシピもご紹介
作成日: 2022/01/21
体がぽかぽかと温まる、優しい味わいの湯豆腐。昆布だしの旨味と豆腐のおいしさを存分に堪能できる、鍋料理のひとつです。基本的な湯豆腐は、昆布だしと豆腐のみというシンプルな料理ですが、さまざまな具材を加えるとひと味違った湯豆腐になり、アレンジ自在なところも魅力です。
この記事では、湯豆腐に加える種類ごとのおすすめの具材やレシピなどをご紹介します。
湯豆腐とは
湯豆腐は、京都府の南禅寺周辺が発祥とされる鍋料理で、そのルーツは精進料理といわれています。材料は豆腐、水、昆布のみと少ない食材で作られ、シンプルであるゆえに調理方法よりも素材の質や風味が味を左右しやすいのが特徴です。
湯豆腐の具材
基本的な具材は豆腐ですが、ほかの食材を加えることで見た目も豪華になり、ボリュームや旨味も増します。種類ごとに、おすすめの具材をご紹介します。
野菜
湯豆腐に合うおすすめの野菜は、白菜、水菜、春菊、豆苗、大根、長ねぎなどです。野菜を加えることで、ボリュームがアップして食べごたえも増します。緑、赤、黄色など色のついた野菜を使うと、白い豆腐が映えて見栄えもよくなります。
きのこ
湯豆腐に合うおすすめのきのこは、しいたけ、しめじ、えのきなどです。きのこを加えると料理全体の旨味がアップします。豆腐ときのこの食感の違いも楽しめて、湯豆腐がより深い味わいになります。
肉
湯豆腐に合うおすすめの肉の種類は、鶏肉や豚肉です。鶏肉はもも肉、豚肉はバラ肉やもも薄切り肉などがよいでしょう。鶏ひき肉を使った鶏団子もおすすめです。
シンプルな味わいの湯豆腐に肉を加えると、旨味やコクがプラスされ食べごたえも増します。肉の種類によっても味わいに変化がでるので、飽きずにいろいろなアレンジが楽しめます。
魚
湯豆腐に合う魚の種類は、タラ、ホウボウ、カワハギ、アンコウなどです。魚介類は昆布だしとの相性がよく、湯豆腐に加えるおすすめの具材のひとつです。比較的にたんぱくな味わいの白身魚がよく合い、だしの旨味や豆腐の味を邪魔せずにより一層、料理を引き立ててくれます。
湯豆腐のたれと薬味
シンプルな味わいが特徴の湯豆腐は、合わせるたれや薬味によって風味が変わるのも魅力です。
たれ
湯豆腐に合うたれは、ポン酢しょゆ、めんつゆ、ごまだれなどです。さっぱりと味わいたいときや、濃厚な味わいを楽しみたいときなど、お好みによって選ぶと違った風味を楽しむことができます。
こちらでは、レンジで手軽に作れるかつお風味のたれのレシピをご紹介しています。
・湯豆腐のたれ
薬味
湯豆腐に合う薬味は、かつお節、おろししょうが、おろしにんにく、ゆずこしょう、刻みねぎ、大根おろし、もみじおろしなどです。
香りや風味の強い薬味をプラスすることで、湯豆腐を飽きずに楽しむことができます。たれとの組み合わせによっても味わいが変化します。
DELISH KITCHENの湯豆腐のレシピ
基本のレシピから変わり種まで、湯豆腐のレシピをご紹介します。
湯豆腐
基本の湯豆腐に、白菜と春菊を加えたレシピです。白菜の甘味と春菊の香りが、より一層上品なおいしさに仕上げます。しょうゆ、みりん、かつお節で作る、甘辛いたれとの相性も抜群です。
ねぎ塩レモンだれ湯豆腐
少し変わった味わいの湯豆腐が食べたいときにおすすめのレシピです。レモン汁でさっぱりとしながらも、にんにく、ごま油でコクや香りがプラスされ、風味のよい味わいに仕上がります。
レンジで湯豆腐
耐熱容器に下処理をした材料を入れて、レンジで加熱するだけで作れます。土鍋がなくても手軽に仕上がる湯豆腐です。大根おろしとポン酢しょうゆのつけだれで、さっぱりと食べられます。
湯豆腐のおろしあんかけ
大根おろしとめんつゆで作るあんが湯豆腐にからんで、体が温まる優しい味わいに仕上がります。使用する調味料はめんつゆのみなので、味が決まりやすく手軽に作れます。
湯豆腐をいろいろな具材で楽しもう
シンプルがゆえにアレンジも自由自在な湯豆腐は、具材やたれ、薬味など組み合わせを変えることで違った味わいに仕上がります。加える具材も野菜やきのこのほか、肉や魚を合わせるのもおすすめです。
湯豆腐はどんな食材とも相性がよく、さまざまなバリエーションで作れるのでお好みの具材を加えて楽しみましょう。