お新香とは?漬物との違いやレシピをご紹介
作成日: 2022/01/27
ご飯のおともだけでなく、箸休めやお茶うけとしてもよく用いられるお新香。漬物と同じようなものといったイメージがあるかもしれませんが、実際はそれぞれ異なる定義があり別のものです。
この記事では、お新香についてや漬物との違い、ご家庭で作れるおすすめのレシピなどをご紹介します。
お新香とは
お新香は、一般的に漬物の中でも野菜を浅く漬けてあるのもののことをいいます。浅漬けや一夜漬、香の物も同じ意味を持ちます。人によっては漬物全般の上品な呼び方として、お新香と呼ぶこともあるようです。
漬かりが浅く新鮮で、野菜の香りがするという特徴が名前の由来となり、「新しい香(こう)のもの」ということから、お新香と呼ばれるようになりました。発酵をさせず、野菜本来の味わいや香りを楽しめることが漬物と異なる大きなポイントです。
漬物との違い
漬物は塩や米糠、酢、みそ、しょうゆ、酒粕などに漬けるもの全般のことを指します。そのため、お新香は漬物の一種に含まれます。
本来、漬物は野菜の貯蔵を目的としていることが多いため、高い塩分濃度の環境で長い時間をかけて発酵させて作られ、酸味のある味わいに仕上がります。漬物にはさまざまな種類があり、たくあん(沢庵)やしょうゆ漬け、粕漬けなどがあります。
漬物の種類については、こちらで詳しくご紹介しています。
DELISH KITCHENのお新香(浅漬け)のレシピ
ご家庭で簡単に作れるお新香(浅漬け)のおすすめレシピをご紹介します。
白菜の浅漬け
材料は3つだけで手軽に作れる浅漬けです。シンプルな味付けですが白菜の歯ごたえを楽しめますよ。お好みでゆずの皮を入れるのもおすすめです。
キャベツの浅漬け
シャキシャキとした食感がたまらないキャベツの浅漬けです。みょうがやしょうががアクセントになっていて、さっぱりとした味わいですよ。春キャベツを使うのもおすすめです。
なすの浅漬け
なすを切って漬けるだけの簡単な浅漬けレシピです。唐辛子の辛味がアクセントになっていますよ。なすの種類や切り方を変えると、違った味わいを楽しめます。
トルネードきゅうりのさっぱり浅漬け
白だしを使うことで簡単に味が決まります。きゅうりに切り込みを入れることで、見た目も楽しい浅漬けに仕上がりますよ。お酒のおつまみにもぴったりです。
DELISH KITCHENのお新香を使ったレシピ
お新香はそのまま食べるのはもちろん、アレンジも楽しめます。
白菜の浅漬けの巻き寿司
白菜漬けを使って巻き寿司を作りましょう。白だしを加えた上品な味わいの酢飯とあっさりした浅漬けの旨味がマッチして、たまらないおいしさです。白菜の食感も楽しめますよ。
お新香は漬物のひとつで浅漬けと同じもの
お新香は漬物の一種になります。漬物はもともと野菜の保存を目的としており、長い時間をかけて発酵させたものですが、お新香は食材本来の味わいや香りを楽しむために、浅く漬けて作られるものです。
漬ける時間も短いことから、お新香はご家庭でも簡単に仕上がりますよ。ご紹介したレシピを参考に、ぜひ季節の野菜で挑戦してはいかがでしょうか。