DELISH KITCHEN

かわはぎとは?旬の時期やさばき方・レシピもご紹介

作成日: 2022/02/15

更新日: 2022/02/16

ひし形の体に、おちょぼ口のような小さな口が特徴のかわはぎ。いろいろな呼び名があり、味がよいことでも知られていますがどのような魚なのでしょうか。

この記事では、かわはぎについて特徴や旬の時期、さばき方からレシピまでご紹介します。

目次

  1. かわはぎについて
    1. かわはぎとは
    2. かわはぎの産地
  2. かわはぎの旬
  3. かわはぎのさばき方
  4. DELISH KITCHENのかわはぎを使ったレシピ
    1. かわはぎの煮付け
    2. かわはぎと厚揚げのピリ辛煮
    3. かわはぎのムニエル
    4. かわはぎの唐揚げ
    5. かわはぎの肝ポン酢あえ
  5. かわはぎをいろいろな料理で楽しもう

かわはぎについて

まずは、かわはぎについてご紹介します。

かわはぎとは

かわはぎは、フグ目カワハギ科カワハギ属の海水魚です。皮が頭から簡単にはがせることから、この名前が付けられました。

この特徴によって「ハゲ」「丸ハゲ」と呼ばれたり、丸ごと皮がはげるというのが博打で負けると身ぐるみをはがされる姿を連想させるため「バクチ」「バクチウオ」といった別名で呼ばれていることもあります。

ほかにも、カワハギがウマヅラハギに似ていることから「ウシヅラ(牛面)」という変わった呼び名もあるほど、呼び方がたくさんある魚です。

その身は上品な甘味があり、くせのない味わいでコリコリとした食感が楽しめます。

かわはぎの産地

かわはぎは青森県から九州南岸の日本海、太平洋沿岸、瀬戸内海と、日本各地に産地があります。

かわはぎの旬

かわはぎは身と肝で、それぞれ旬が異なります。身は年中いつでもおいしく食べられますが、特に5~8月の産卵時期を過ぎた夏頃が旬ともいわれています。
かわはぎは産卵を終えたあと、体力を取り戻すために餌をたくさん食べて体を大きくする習性があるため、夏は脂がのっていてやわらかいとされています。

一方、肝は寒くなってくると大きくなるため、秋から冬にかけてが旬の時期になります。

かわはぎのさばき方

かわはぎを丸ごと手に入れたときは、ご家庭でさばいてみましょう。ほかの魚に比べて皮をはぎやすいですよ。

詳しい方法については、こちらをご覧ください。

DELISH KITCHENのかわはぎを使ったレシピ

かわはぎは刺身だけでなく、さまざまな食べ方で楽しめる魚です。

かわはぎの煮付け

かわはぎのふっくらとした身を楽しめる煮付けのレシピです。かわはぎの旨味が凝縮された煮付けは、ご飯がとまらないおいしさです。

かわはぎと厚揚げのピリ辛煮

かわはぎと厚揚げを中華風の煮物にした一品です。ピリッとした辛味とかわはぎのたんぱくな身がよく合います。厚揚げにもかわはぎの旨味が染みています。

かわはぎのムニエル

かわはぎをムニエルにして、旨味たっぷりのトマトソースでいただきましょう。身をバターソテーすることで、かわはぎの上品なコクが引き立ちます。

かわはぎの唐揚げ

外はカリカリ、中はふわふわな食感を楽しめるかわはぎの唐揚げです。あっさりとしたかわはぎの身が唐揚げによく合いますよ。おつまみにもぴったりです。

かわはぎの肝ポン酢あえ

かわはぎは肝もおいしいのが魅力です。下処理としてしっかり酒に漬け込むことで、臭みがとれて濃厚な味わいに仕上がります。お酒のおともにいかがですか。

かわはぎをいろいろな料理で楽しもう

かわはぎは全国各地で食べられている魚で、たくさんの呼び名があります。皮を簡単にはがすことができ、身だけでなく肝も楽しめます。

くせがなくたんぱくな味わいの身は、刺身のほか煮付けや唐揚げ、ムニエルなどさまざまな食べ方ができます。ぜひご紹介したレシピを参考に、かわはぎを味わってみましょう。

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