DELISH KITCHEN

グリーンボールとは?キャベツとの違いや栄養をご紹介

作成日: 2022/03/14

緑色で丸い形のグリーンボールという野菜をご存じでしょうか。見た目がキャベツとそっくりなため、違いがわからないという方も多いかもしれません。

この記事では、グリーンボールについて特徴やキャベツとの違いをみていきましょう。また、カロリーや栄養、グリーンボールにおすすめのレシピもご紹介します。

目次

  1. グリーンボールについて
    1. グリーンボールとは
    2. グリーンボールの旬・産地
  2. グリーンボールのカロリーと栄養
  3. グリーンボールの選び方
  4. グリーンボールの食べ方
  5. DELISH KITCHENのグリーンボールにおすすめのレシピ
    1. やみつきキャベツ
    2. 春キャベツとしらすの梅サラダ
    3. ロールキャベツ
    4. 春キャベツと鶏肉のプルコギ
    5. たっぷりキャベツのふわふわお好み焼き
  6. グリーンボールはキャベツの一種

グリーンボールについて

グリーンボールについてご紹介します。

グリーンボールとは

《グリーンボール》

《キャベツ》

グリーンボールはキャベツの一種で、アブラナ科アブラナ属の野菜です。キャベツは大きく分けて「寒玉」「春玉」「丸玉」の3種類があり、グリーンボールは丸玉に分類されます。

キャベツと非常によく似ていて少し見分けづらいですが、キャベツは楕円形なのに対して、グリーンボールはボールのようにまん丸な形をしています。また、キャベツは一玉あたり約1.2〜1.5kgほどですが、グリーンボールは一玉あたり1kg程度です。一般的なキャベツよりもしっかり葉が巻かれており、鮮やかな緑色が特徴です。

グリーンボールの旬・産地

旬は4〜5月ごろで、おもな産地は茨城県や長野県です。高冷地で栽培されたグリーンボールもあり、こちらは夏から秋にかけて出回ります。

グリーンボールのカロリーと栄養

ここからはグリーンボールの栄養を、一般的なキャベツと比較してみていきましょう。それぞれ生の100gあたりの数値は以下の通りです。

《グリーンボール》
・カロリー…20kcal
・βカロテン…110μg
・カリウム…270mg

《キャベツ》
・カロリー…21kcal
・βカロテン…50μg
・カリウム…200mg

グリーンボールのβカロテンは、キャベツと比べて2倍近く含まれていることがわかります。βカロテンは、強い抗酸化作用があることで知られている栄養です。

また、カリウムの含有量はキャベツの約1.4倍です。カリウムは人の体に必要なミネラルの一種で、細胞の浸透圧を維持する働きがあります。体内のナトリウムの排出を促進する作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。

そのほか、グリーンボールにはビタミンCやビタミンKなども含まれています。

※βカロテンの数値は、βカロテン当量を記載しています

グリーンボールの選び方

グリーンボールは持ったときにずっしりと重く、葉にツヤがあり緑色が濃いものを選びましょう。

グリーンボールの食べ方

グリーンボールはやさしい甘さがあります。ロールキャベツなどの煮物やスープ、炒め物など、どんな調理方法にもよく合います。葉は肉厚でやわらかく春キャベツに近いため、サラダなどの生食もおすすめです。

DELISH KITCHENのグリーンボールにおすすめのレシピ

ここからは、グリーンボールにおすすめレシピをご紹介します。レシピではキャベツを使っていますが、グリーンボールでも作ることができますよ。

また、キャベツの人気レシピはこちらでもまとめています。

やみつきキャベツ

手軽に作れる簡単な一品です。グリーンボールで作るとやさしい甘味とシャキシャキした食感が楽しめます。ごま油がアクセントになっていて箸が止まらなくなりますよ。

春キャベツとしらすの梅サラダ

梅干しの酸味と大葉の香りでさっぱりとした味わいに仕上がります。しらすの旨味やごま油の風味がグリーンボールと相性抜群です。グリーンボールは大きめに切ってシャキシャキ感を楽しみましょう。

ロールキャベツ

葉が肉厚なグリーンボールはロールキャベツにぴったりです。合いびき肉と野菜の旨味がコンソメ味のスープに溶け出しています。じっくり煮込むことでグリーンボールの甘味が引き立ちますよ。

春キャベツと鶏肉のプルコギ

たっぷりの野菜と肉を使った韓国料理の定番、プルコギのレシピです。鶏肉の旨味がグリーンボールにからんで、あとを引くおいしさです。コチュジャンのピリッとした辛さでごはんが進みますよ。

たっぷりキャベツのふわふわお好み焼き

千切りにしたグリーンボールをたっぷり使って、ボリューム満点のお好み焼きを作りましょう。グリーンボールの甘味と食感を堪能できますよ。山芋を入れることで、ふわふわ食感に仕上がります。

グリーンボールはキャベツの一種

キャベツの一種であるグリーンボールはキャベツよりひと回り小さく、その名の通りきれいな緑色でまん丸な形が特徴です。さまざまな栄養が含まれ、キャベツと比べてβカロテンやカリウムの量が豊富です。

葉が肉厚でやわらかいため生食はもちろん、炒め物や煮物など幅広く活用できる野菜です。ご紹介したレシピはグリーンボールでも作れるので、ぜひご家庭で味わってみましょう。

【出典】
・日本食品標準成分表 2020年版(八訂)
【参考】
・厚生労働省 e-ヘルスネット カロテノイド
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-007.html)
・厚生労働省 e-ヘルスネット カリウム
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html)(2022/03/14)

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。