カレーリーフの使い方は幅広い!おすすめのレシピもご紹介します
作成日: 2022/04/28
カレーリーフというハーブをご存知でしょうか。名前の通り、カレーを作るのに使用する葉のことを指します。日本ではあまり馴染みのない食材ですが、カレーリーフは塩や胡椒と同様、普段の食卓をより豊かにしてくれる素晴らしい食材なのです。
今回はカレーリーフとは何なのか、使い方やおすすめのレシピをご紹介します。
カレーリーフとは
カレーリーフは、南インドやスリランカでよく使用されるスパイスです。元々は、ミカン科植物のカレーノキという植物の葉のことで、オオバゲッキツ(大葉月橘)やナンヨウザンショウ(南洋山椒)といった和名で呼ばれることもあります。
独特の芳しい香りとスパイシーな香りを持つ葉で、料理の風味付けとしてよく利用されています。
カレーリーフの代用
本格的でスパイシーな味を引き出してくれるカレーリーフ。ここではカレーリーフが簡単に手に入らないときに、代用として使うことができるおすすめのスパイスを紹介します。
ローリエ
ローリエはクスノキ科ゲッケイジュ属の常緑樹の葉を乾燥させたもので、カレーリーフと見た目がそっくりなスパイスです。スーパーでも販売されているので、馴染みのある人も多いのではないでしょうか。
主にシチュー、ポトフなどの洋風の煮込み料理に使用し、料理に香り付けすることができ、食材の臭みを消す役割もあります。
ローリエの特徴や役割などの説明は、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
山椒
山椒は香辛料として使われるミカン科の落葉樹で、独特のピリッとしたスパイシーな辛さと爽やかな香りが特徴です。山椒の葉は新芽の部分を指し、高級な料亭の料理などにもよく使われ、彩りや香りを添えてくれます。
山椒の葉については以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
コブミカンの葉
ミカン科ミカン属の樹木のことをコブミカンといい、コブミカンの葉はその葉の部分を指します。ベトナム料理などの東南アジア料理には欠かせない、ハーブの一種として使用されており、爽やかな強い柑橘系の香りが広がります。
カレーリーフを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここでは、カレーリーフを使ったレシピをご紹介します。定番のカレーだけでなく、副菜にも最適なレシピがありますよ。
スリランカ風ポテトのスパイス炒め
かつお節とスパイスの香りがじゃがいもとよく合い、食欲がそそられます♪冷めても美味しく、ほくほくしたじゃがいもとスパイスの相性は抜群。ココナッツオイルを加えるのがポイントですよ。
スリランカ風コロッケ
コロッケというとひき肉を使用するのが一般的ですが、ここではサバ缶を使用するのがポイントです。サバ缶とじゃがいものコロッケは、ごはんのおかずとしてだけでなくお酒のおつまみにも良く合いますよ♪
スリランカ風レンズ豆カレー
ココナッツミルクとかつお節を加えることがポイントです。スパイシーだけど、ココナッツミルクが味をまろやかにしてくれるので、マイルドで味わい深いカレーが簡単に作れちゃいますよ♪
鶏肉で作る!スリランカカレー
ココナッツミルクとスパイスを使った、スリランカの本場の味です。そのままでももちろん美味しいですが、副菜と一緒に混ぜながら食べたり、パンにつけて食べたりしても良いですよ♪
カレーリーフの使い方は様々!本場の味をお家で楽しもう
南インドやスリランカでよく使われるカレーリーフは、香りが強く料理に加えることで爽やかな香りとスパイシーな香りが合わさった風味が広がり、より本格的なカレーを作るのにおすすめのスパイスです。
簡単に手に入りにくいスパイスではありますが、身近なものでもカレーリーフ独特の香りに近づけることができます。もし入手したときは、色々なレシピで本格的なスパイス料理を作ってみてくださいね。