手羽元のカロリーは?含まれる栄養素やおすすめレシピもご紹介
作成日: 2022/05/11
ジューシーな食感がクセになる手羽元ですが、どれくらいのカロリーかご存知でしょうか。この記事では、手羽元のカロリーについてみてみましょう。手羽元に含まれる栄養素やおすすめレシピもご紹介します。
手羽元のカロリーと栄養価
手羽元のカロリーと栄養価をチェックしましょう。ここでは、可食部100gあたりと手羽元1本分(約60g ※骨含む)にわけてご紹介します。
可食部100gあたりのカロリーと栄養素
手羽元可食部100gあたりのカロリーと栄養素は、以下の通りです。
・カロリー:175kcal
・タンパク質:18.2g
・脂質:12.8g
手羽元には、脂質よりもタンパク質の方が多く含まれています。
手羽元1本分(約60g ※骨含む)のカロリーと栄養素
手羽元1本分(約60g ※骨含む)のカロリーと栄養素は、以下の通りです。
・カロリー:105kcal
・タンパク質:10.92g
・脂質:7.68g
こちらのカロリーと栄養素は、標準的な大きさ(約60g)の手羽元を元にしています。1本分のカロリーや栄養素は、手羽元の大きさによって変動するのでご注意ください。
手羽元に含まれる栄養素
手羽元にはコラーゲンやナイアシン、ビタミンKといった栄養素が含まれます。それぞれの栄養素の特徴や働きをみてみましょう。
コラーゲン
コラーゲンは皮膚や腱、軟骨などの元になる繊維状のたんぱく質です。全身のたんぱく質の約30%を占めます。コラーゲンは、ゼラチンの原料として知られています。
ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群に分類される水溶性のビタミンの一種です。500種以上の酵素の補酵素として働き、エネルギー産生や三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わります。また、脂肪酸やステロイドホルモンの生合成、DNAの修復や合成、アルコール代謝などあらゆる機能に関わっています。
ビタミンK
ビタミンKは、肝臓で血液を凝固させる因子を活性化する作用があります。ビタミンKの摂取は骨折予防にも関わるので、骨が弱まってくる高齢者の方は意識的な摂取が必要になる場合があります。ただし、通常の食生活でビタミンKが不足することは少なく、欠乏症は発症しないと考えられています。
手羽元のカロリーを抑える方法
手羽元のカロリーを抑えたいなら、皮を取り除きましょう。皮には脂質が多く含まれるので、取り除くことでカロリーオフできます。
また、味付けを控えめにするのも効果的です。油や調味料をたくさん使うと、カロリーが高くなりやすいので、適切な量を心がけましょう。満足感が高まるように、野菜と一緒に煮込んで旨味アップさせるのがおすすめです。
手羽元を使ったDELISH KITCHEN のおすすめレシピ
手羽元を使ったレシピをご紹介します。どれも食べ応えのある料理なので、しっかり食べたいときに作ってみましょう。
手羽元のにんにく醤油唐揚げ
にんにくの香りがたまらない、ジューシーな唐揚げのレシピです。しっかりと下味がついているので、ご飯が進むこと間違いなしです。二度揚げして、カリッとした食感に仕上げましょう。
大根と手羽元のさっぱり塩煮
大根と手羽元で作るあっさりとした味わいの煮物です。水からじっくり煮込むので、手羽元から旨味が溶け出して全体に広がります。シンプルな味付けなので、丁寧にアクをとるのがポイントです。
手羽元と野菜のトマトポトフ
手羽元のコクと野菜の甘みを堪能できるポトフのレシピです。煮込む前に手羽元を焼くことで、旨味を閉じ込めることができます。香ばしさも加わるので、奥行きのある味わいに仕上がります。
手羽元の塩スープ
手羽元と野菜、干し椎茸の旨味がたっぷり詰まった塩スープのレシピです。手羽元には肉だけでなく、骨や皮もついているので、サムゲタンのような味わいのスープが手軽に作れます。
鶏手羽元の照り焼き
フライパン一つで作れる照り焼きのレシピです。ビニール袋の中で手羽元に片栗粉をまぶすことで、洗い物を減らせます。甘辛い味わいなので、ご飯のおかずにしてもよし、おつまみにしてもよしです。
手羽元と大根の照り煮
ご飯のお供にぴったりの手羽元と大根の照り煮です。大根に手羽元から溶け出した甘みが染み込み、美味しさを余すことなく味わえます。仕上げに細ねぎをちらすと、彩りがよくなります。
さまざまな栄養素を摂取できる手羽元で料理を作ってみよう
手羽元可食部100gあたりのカロリーは、175kcalです。1本分(約60g ※骨含む)に換算すると、105kcalになります。カロリーが気になる場合は、食べ過ぎに注意しましょう。手羽元にはコラーゲンやナイアシンなど、さまざまな栄養素が含まれるので、ぜひ料理に取り入れてみてください。
【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
・e-ヘルスネット「コラーゲン」(2022/05/11)
・栄養素カレッジ(大塚製薬)「ナイアシン」・e-ヘルスネット「コラーゲン」(2022/05/11)
・厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書 脂溶性ビタミン(2022/05/11)