生食できるカボチャ!コリンキーとは?レシピもご紹介
作成日: 2022/07/26
更新日: 2022/07/28
生食できるかぼちゃ、コリンキー。あまり知られていない野菜ですが、最近ではスーパーでも見かけやすくなってきています。皮まで食べられて、コリコリとした食感が特徴です。
本記事では、コリンキーについてご紹介します。記事後半ではレシピもご紹介しているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
コリンキーとは
コリンキーとは、2002年に日本で品種登録された生食用のカボチャです。ウリ科のカボチャ属で、皮は普通のカボチャと違って包丁で切りやすく、生食できるよう品種改良されています。
見た目は約500〜1kg程の重さで、鮮やかな黄色が特徴です。普通のカボチャは熟してから収穫するのに対し、コリンキーは未熟なときを利用するために皮ごと食べることができます。くせのない味でコリコリとした食感を楽しめます。
主な産地と旬
コリンキーの主な産地は山形県です。しかし、広島県、神奈川県など、全国で栽培されるようになってきました。5月下旬〜6月が旬の時期です。
コリンキーの見分け方
コリンキーは熟すにつれて果皮がレモン色からオレンジ色になり、果肉も粘質になっていきます。そのため、生で食べる場合は未熟なレモン色のものを選ぶといいでしょう。
全体がきれいなレモン色で傷がなくしっかりと重みのあるものを選ぶのがおすすめです。未熟なコリンキーは生で食べたときにみずみずしく、パリッとした食感を楽しめます。
コリンキーの食べ方
コリンキーは皮ごと生食できるのが特徴です。中のワタと種は取り除いて調理します。
コリンキーはシャキシャキとした食感でくせがないので、さまざまな食材と相性がいいのが魅力です。コリンキーの特徴を楽しみたい場合は生食がいいでしょう。
生食ではサラダ、浅漬け、ピクルス、和え物にも合います。クセのない味わいなので和食、中華、洋食などさまざまな味付けで楽しめます。
加熱調理では普通のカボチャのように炒め物、揚げ物がおすすめです。熟したコリンキーは煮物、ポタージュスープ、ジャムなどさまざまな料理で使用できます。
コリンキーの保存方法
コリンキーはそれほど日持ちしません。ポリ袋に入れるか新聞紙で包み、冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。1週間を目安に食べきるのがおすすめです。
カットしたものは種やワタの部分が腐りやすいためしっかりと取り除き、ラップで包み、冷蔵庫で保存して早めに消費してください。
コリンキーを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、DELISH KITCHENのレシピをご紹介します。
コリンキーを生で食べるレシピ
以下は、コリンキーを生で楽しめるレシピです。
コリンキーのラペ
コリンキーのみずみずしくシャキシャキとした食感が楽しめるサラダです。レモンのさっぱりとした爽やかな味わいに仕上げています。
コリンキーときゅうりの和風サラダ
酢をきかせたあっさりとした味になっています。きゅうり以外の野菜と合わせるのもおすすめです。
コリンキーとホタテのマリネ
コリンキーとホタテをマリネにしたレシピです。オリーブオイルの風味と、ホタテとコリンキーの食感を楽しめます。
コリンキーの塩昆布あえ
コリンキーと塩昆布を和えるだけの簡単レシピです。塩昆布が旨味のアクセントになっています。
コリンキーを加熱して食べるレシピ
ここからは、コリンキーを加熱して楽しむレシピをご紹介します。
コリンキーのアンチョビ炒め
コリンキーをアンチョビペーストと炒めたレシピです。アンチョビの塩気がいいアクセントになっています。おつまみにもぴったりな一品です。
コリンキーのチーズ焼き
コリンキーを並べ、チーズをのせて焼くだけの簡単レシピです。バターの風味があり、とろっとしたチーズとコリンキーの食感が絶妙にマッチしています。
コリンキーで普段の食卓に変化を加えてみよう!
さまざまな料理にも合い、黄色で鮮やかな色で食卓に彩りを加えることができるコリンキー。珍しく感じるかもしれませんが、全国でも栽培され始めているので、スーパーでも見かけやすくなってきています。
コリコリとした歯応えの良い食感と、クセのない味わいでさまざまな料理によく合いますよ。今回ご紹介したレシピを参考に、献立にコリンキーを加えてみてはいかがでしょうか。