DELISH KITCHEN

「洗いごぼう」も洗うべき?泥つきとの違いやアク抜き方法をご紹介

作成日: 2024/10/04

ごぼうは和食に欠かせない食材ですが、洗いごぼうと泥つきごぼうとでは何が違うのか、洗いごぼうも洗う必要があるのか、さらに適切な下処理方法に悩む方も多いでしょう。この記事では、洗いごぼうの特徴や洗い方、泥つきごぼうとの違い、そしてアク抜きの方法について詳しく解説します。

目次

  1. 洗いごぼうの特徴と選び方
  2. 泥つきごぼうとの違い
    1. 泥つきごぼうの特徴
    2. 保存期間の違い
    3. 風味と香りの違い
    4. 調理の手間の違い
  3. 洗いごぼうも洗った方が良い?
  4. 皮をむく必要性はある?
  5. 洗いごぼうはアク抜きは必要?
  6. アク抜き方法をご紹介
    1. 水にさらす方法
    2. 酢水を使う方法
  7. ごぼうを活用したおすすめレシピのご紹介
    1. 覚えておきたい!きんぴらごぼう
    2. ついつい手がのびる!ごぼうの甘辛炒め
    3. カリカリ!のり塩ごぼうチップス
    4. コンビニ風!ごぼうのごまマヨサラダ
    5. お酒のおつまみでも♪肉味噌ごぼう
  8. ごぼう料理の魅力を最大限に引き出すために

洗いごぼうの特徴と選び方

洗いごぼうは、スーパーマーケットなどでよく見かける、土が落とされた状態で販売されているごぼうです。洗いごぼうを購入するメリットには以下のようなものがあります。

・キッチンを汚さずに調理できる
・時短調理に適している
・ごぼうの香りが苦手な人にも食べやすい

泥つきごぼうとの違い

洗いごぼうと泥つきごぼうには、いくつかの重要な違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、用途に応じて適切な選択ができます。

泥つきごぼうの特徴

・泥のおかげで乾燥しにくい
・みずみずしく風味が良い
・香りを楽しみたい料理に向いている

保存期間の違い

洗いごぼうは鮮度が落ちやすく、保存期間は冷蔵庫でだいたい1週間程度ですが、泥つきごぼうは、泥が自然の保護膜となり、鮮度を保つ効果があります。そのため、長期保存に適しています。
泥つきごぼうの保存期間は冷蔵庫で1〜2週間程度です。

風味と香りの違い

洗いごぼうは泥つきごぼうに比べて、香りが比較的弱いためごぼうの風味が苦手な人にも食べやすいです。一方、泥つきごぼうは香りが強く、風味が豊かであり、ごぼう本来の味わいを楽しめます。
そのため、料理の目的や好みに応じて、洗いごぼうと泥つきごぼうを使い分けることをおすすめします。

調理の手間の違い

洗いごぼうは上でご説明した通り、すぐに調理に使えるのに対して、泥つきごぼうはしっかりと土がついているため、丁寧に洗うことが必要になります。
時間に余裕がない場合は洗いごぼうを、本格的な料理を作りたい場合は泥つきごぼうを選ぶと良いでしょう。

洗いごぼうも洗った方が良い?

洗いごぼうは、ある程度土や汚れが取り除かれていますが、完全にきれいな状態ではない場合があります。そのため土や汚れが残っている場合は軽く水で流すことで、残った汚れを取り除くことができます。

皮をむく必要性はある?

洗いごぼうの皮をむく必要は基本的にありません。目立つような汚れや変色部分がある場合は皮むきを検討しましょう。

洗いごぼうはアク抜きは必要?

洗いごぼうは洗う必要は基本的にはありませんが、アク抜きはどうでしょうか?
洗いごぼうにはスライスされた状態で売られているものと、土だけ洗浄された状態で売られているものがあります。スライスされている場合はアク抜きも特に必要はありません。

一方で、土だけ洗浄された洗いごぼうの場合はアク抜きが必要になります。なぜなら、アクは皮ではなく実の部分に含まれているためです。
これからごぼうのアク抜き方法についてご紹介します。

アク抜き方法をご紹介

ごぼうのアクは、そのまま調理をすると独特の風味やえぐみ、変色の原因となります。適切なアク抜きを行うことで、より美味しいごぼう料理を作ることができます。
ただし、風味をあえて活かしたい場合は必ずアク抜きが必要になるわけではございません。

今回は水にさらす方法と酢水にさらす方法の2種類をご紹介するので、ぜひお試しください。

水にさらす方法

まずは水にさらす方法をご紹介します。適度に水にさらしておくことでアクを抜くことができ、変色を防ぐことができます。

【やり方】
ボウルにごぼうがつかる程度の水、ごぼうを入れて3分おき、水気を切る。
水に長時間さらし過ぎると風味が抜けてしまうため注意しましょう。

※切り方が変わってもさらし方は同じです。
※新ごぼうを使用する場合はさらす時間を1分に変更してください。

酢水を使う方法

続いて酢水を使う方法をご紹介します。黒く変色しないよう白く仕上げたい場合は酢水につけるのがおすすめです。

【やり方】
ボウルにごぼうがつかる程度の水、酢(適量)を入れて混ぜる(酢水)。酢水にごぼうを入れて3分おき、水気を切る。

※酢水は水1Lに対して酢大さじ1が目安です。今回は水500ccに対してお酢大さじ1/2で作っています。
※切り方が変わってもさらし方は同じです。
※新ごぼうを使用する場合はさらす時間を1分に変更してください。

水にさらす方法、酢水にさらす方法ともに、以下の動画でわかりやすく説明していますので、
よろしければこちらもご確認ください!

ごぼうを活用したおすすめレシピのご紹介

最後にDELISH KITCHENがおすすめするごぼうの活用レシピをいくつか動画でご紹介します。

覚えておきたい!きんぴらごぼう

千切りにしたごぼうは、シャキシャキとした歯ごたえのある仕上がりになります♪切り方によって食感は変わりますので、ささがきや繊維を断つ千切りなど、お好きな方法で作ってみてください。

ついつい手がのびる!ごぼうの甘辛炒め

ごぼうは少ない油で揚げ焼きにするので手軽に作れます♪ごぼうの食感と甘辛い味付けがやみつきになること間違いなし!おつまみやおやつにもオススメです。

カリカリ!のり塩ごぼうチップス

ごぼうをピーラーで薄く削って揚げて ひらひらとしたチップスに! のり塩味でビールがすすむ美味しさです!

コンビニ風!ごぼうのごまマヨサラダ

ごまとマヨネーズをたっぷり使ったコンビニ風のごぼうサラダです!ごぼうの食感と風味がごまマヨによく合います♪和食にも洋食にも合わせやすい一品です。

お酒のおつまみでも♪肉味噌ごぼう

ごぼうを肉みそにしたアレンジレシピ!ごはんのおともにも、お酒のあてにもおすすめの1品です!

ごぼう料理の魅力を最大限に引き出すために

ごぼうは様々な調理法で楽しめる魅力的な食材です。洗いごぼうと泥つきごぼうの特徴を理解し、適切な下処理とアク抜きを行うことで、より美味しいごぼう料理を作ることができます。
洗いごぼうは便利で時短調理に適していますが、軽く水洗いすることで清潔に調理できます。一方、泥つきごぼうは風味が豊かで長期保存が可能ですが、丁寧な洗浄が必要です。
ごぼうの魅力を最大限に引き出し、健康的で豊かな食生活を送りましょう。

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