モロヘイヤの栄養とは?その働きやレシピもご紹介します
作成日: 2024/10/18
インド西部やアフリカ大陸が原産といわれるモロヘイヤ。刻むと出る、あのヌルヌルとした粘り気を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、どのような栄養素を含んでいるかご存知ですか?この記事ではモロヘイヤの主な栄養素とその働き、そしてDELISH KITCHENの厳選レシピを3つご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
モロヘイヤの主な栄養素
まずはモロヘイヤに含まれる栄養素を確認していきましょう。モロヘイヤにはビタミンB群やビタミンC、葉酸などの水溶性ビタミンをはじめ、ビタミンEやビタミンKなどの脂溶性ビタミンや、カルシウム、カリウムなどの栄養素が主に見られます。
可食部100g当たりのモロヘイヤ 茎葉(生)の主な栄養素
ビタミンB₁:0.18mg
ビタミンB₂:0.42mg
ビタミンB₆:0.35mg
ビタミンC:65mg
ビタミンE:6.5mg
ビタミンK:640μg
β-カロテン:10,000μg
葉酸:250μg
パントテン酸:1.83mg
ビオチン:14μg
カルシウム:260mg
カリウム:530mg
食物繊維:5.9g
※ビタミンEの数値は、α-トコフェロールの値を記載しています
モロヘイヤの栄養素の働き
ここではモロヘイヤの代表的な栄養素の働きをご紹介します。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
β-カロテン
β-カロテンは、強い抗酸化作用があることで知られています。
カロテンは脂溶性であることから、油類といっしょに摂取した方が吸収されやすいため、調理方法を工夫することをおすすめします。
葉酸
葉酸は、細胞増殖に必要なDNAの合成に関与している重要な栄養素です。
カルシウム
カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルです。各種ミネラルの中で最も多く存在し、骨や歯を形成します。体重の1~2%を占め、その99%は骨及び歯に存在し、残りの約1%は血液や組織液、細胞に含まれています。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
モロヘイヤのレシピ
DELISH KITCHENのモロヘイヤのレシピをご紹介します。自宅で作れるので、ぜひ参考にしてみてください!
ふわとろ♪モロヘイヤの卵スープ
モロヘイヤのトロトロが卵に絡んで美味しい一品です。スルスルと飲みやすいのが特徴です。
ピリ辛!ネバネバ!モロヘイヤのひき肉丼
ピリ辛味でご飯が進みます。モロヘイヤのネバネバがアクセントになり、豚ひき肉との相性が抜群です。
おやつにぴったり♪モロヘイヤとチーズのじゃがいも焼き
子供も食べやすいチーズ味です。おやつやお弁当の具としてもおすすめです。
モロヘイヤのレシピをもっと知りたい方はこちら!
モロヘイヤを食卓に取り入れてみよう!
この記事ではモロヘイヤに含まれる栄養素とその働き、そして自宅で作れるレシピをご紹介しました。モロヘイヤを実際に購入して活用したい方に向けて、以下の記事もご用意しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
モロヘイヤの調理方法や保存方法を知りたい方はこちら!
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省e-ヘルスネット「カルシウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カロテノイド」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」
厚生労働省 e-ヘルスネット「緑黄色野菜」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
日本人の食事摂取基準(2020年版)
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書「ビタミンB1」(2024/10/16)