『DELISH KITCHEN』が2025年の食の流行を予測!「ネオ和食」「ハイブリッド食感」「ドバイチョコ」が流行?!
作成日: 2024/11/26
『DELISH KITCHEN』はユーザーのレシピ検索傾向や公式SNSのヒット投稿傾向などについての徹底した分析をもとに、2025年の「食の流行予測」と2024年の「食トレンドランキング」を発表します。
2025年の「食の流行予測」ではトレンドが予想される背景とともに、一足先に流行を体感できるDELISH KITCHENのレシピも掲載しています。さらに2024年の「食トレンドランキング」では1〜5位のトレンドの振り返りをしているので、ぜひ最後までお読みください♪
2024年食トレンドランキング&2025年食の流行予測
2025年の「食の流行」を予測!
『DELISH KITCHEN』では、2025年は「ネオ和食」「ハイブリッド食感」「ドバイチョコ〇〇」の3つが食のトレンドになると予測しました。
ネオ和食
近年のインバウンド需要の高まりに加えて、2025年は大阪・関西万博も開催されます。世界中から日本に注目が集まる中、伝統的な食材や調理方法が再評価され、現代の生活に取り入れやすい形にアレンジした「ネオ和食」の人気が高まりそうです。
SNSでは「せいろ」を使った料理が徐々にブームになっています。また、『DELISH KITCHEN』内では「腸活」の検索ボリュームが増加していて、中でも「切り干し大根」や「発酵食品」が注目食材です。
蒸すのでヘルシーで栄養素がキープできるだけでなく、そのまま食卓に出してもおしゃれな点で今改めて注目の調理方法となっています。
「腸活」を検索しているユーザーが一緒に検索しているのが「切り干し大根」。食物繊維を多く含む食材でまさに腸活にぴったりです。
煮物やサラダだけでなく、乾物の旨味を出汁として利用できる鍋やしゃぶしゃぶに活用するのもおすすめの食べ方です。
発酵食品の中でも「甘酒」は、食物繊維やオリゴ糖などが含まれていて腸内環境を整えるのに役立ちます。
また、料理に甘酒を入れることでコクがプラスされ、いつもよりも甘みを増した豚汁は体に染みるおいしさです。
ハイブリッド食感
SNSでは、咀嚼音や調理音を集音マイクで拾ったコンテンツが人気を集めています。こうしたASMRブームの影響もあり、近年はザクザク食感の新商品も多数販売されています。
2025年は、そこからさらに「ザクふわ」「サクじゅわ」「パリもち」など2つ以上の異なる食感を組み合わせたフードが流行の兆しを見せています。美味しさを形作る要素の1つである食感にフォーカスを当てて、食を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
ドバイチョコ〇〇
ドバイ発祥の高級スイーツ「ドバイチョコ」が韓国を中心に流行していることを受け、日本でもZ世代を中心に注目を集めています。
ベーシックな「ドバイチョコ」は、板チョコの中にピスタチオペーストとカダイフ(トウモロコシの粉から作られた細麺状の生地)が入っていますが、スーパーでも手に取れる食材で代用した「ドバイチョコ」のアレンジが流行しそうです。
物価高騰の影響が反映された、2024年の「食トレンドランキング」
1位は「進化系肉詰め」。2023年に流行した“肉巻き”から、2024年は“肉詰め”へと変化しています。「進化系肉詰め」は、節約食材であるひき肉や小間切れ肉などその時安くなっているお肉を活用できることや、野菜の切り方を変えることで肉だねが剥がれにくくなるなど、より簡単で失敗しにくいことから人気になりました。
物価高の影響は2位の「食材ひとつレシピ」にも現れていて、こちらは上半期から引き続きランクインしました。
3位の「基本の◯◯」の検索ボリュームは2019年から2024年までにおよそ3倍に増加しています。肉じゃがや唐揚げ、親子丼など定番料理のレシピ検索が人気で、SNSなどであらゆるアレンジレシピがあふれる中で間違いなく美味しい定番レシピへの回帰がみられます。
4位の「ライスペーパークロワッサン」は、InstagramやTikTokを中心に300万回再生と人気になりました。昨年から大流行している“ライスペーパー”は進化を続け、包む以外にもその用途を広げています。
5位の「さつまいもおかず」は2022年から2023年までで8倍、2023年からさらに3倍検索されています。スイーツとしてだけでなく、おかずとしても飽きることなく活用したいユーザーニーズが検索ボリュームを押し上げています。