芽キャベツの旬と栄養は?7つの人気レシピもご紹介!
作成日: 2021/03/04
一口サイズのキャベツのような見た目をしている芽キャベツ。実は、キャベツとは違う育ち方をするのをご存知でしょうか。
この記事では、芽キャベツについて解説します。栄養や下ごしらえの方法だけでなく、芽キャベツを美味しく食べられる人気のレシピを7つご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
芽キャベツについて
まず、芽キャベツとはどのような野菜なのか、旬や栄養についてもご紹介します。
芽キャベツとは
芽キャベツはキャベツのような見た目をしていますが、大きさは一口サイズほどの野菜です。
芽キャベツという名前から、キャベツの芽と思われるかもしれませんが、そうではありません。1つの種から1つ収穫するキャベツと違い、芽キャベツは1本の茎に数十個、鈴なりに実ります。
芽キャベツの旬
芽キャベツの旬は、冬です。
日本では、静岡県で盛んに栽培され、11月から3月にかけて最も収穫されます。
高温多湿の気候と虫に弱いことから、寒い時期においしく食べられるというわけです。
芽キャベツの栄養
芽キャベツ100gあたりのエネルギーは52kcalで、たんぱく質5.7g、脂質0.1g、炭水化物9.9gが含まれています。炭水化物のうち、5.5gは食物繊維です。
含まれている主なビタミンとして、ビタミンB₁が0.19mg、ビタミンB₂が0.23mg、ビタミンB₆が0.27mg、ビタミンCが160mg、ビタミンKが150μg、葉酸が240μgです。
主なミネラルはカリウムで、610mg含まれています。また、パントテン酸の含有量は、0.76mgです。
一方、キャベツの100gあたりのエネルギーは21kcalで、たんぱく質は1.3g、脂質は0.2g、炭水化物5.2g含まれています。
芽キャベツよりも低エネルギーで、栄養素の含有量が少ないです。
ビタミンやミネラルに関しても、芽キャベツの方が含有量が多くなっています。
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
芽キャベツの食べ方
ここでは、まず芽キャベツの下ごしらえについてご紹介します。
芽キャベツは、料理に加える前に下茹でが必要なのですが、茹で上がったものは冷凍保存ができます。
冷凍芽キャベツの使い方も合わせてお伝えします。
芽キャベツの下ごしらえ
生のままの芽キャベツは、固くてアクがあるので、下茹でをします。根元を切り落とし、十字に切り込みをいれ、2分ほど茹でます。
ポイントは、箸で混ぜながら茹でることです。芽キャベツは水に浮くので、混ぜることでムラをなくせますよ。
冷凍芽キャベツの使い方
冷凍販売されている芽キャベツは、凍ったままスープなどの温かい料理に加えてもよし、解凍してソースにディップして食べるのもよしです。
解凍するときは、冷蔵庫に入れるようにしてください。低温でゆっくり解凍した方が、味が落ちにくくなります。
芽キャベツを使ったDELISH KITCHENで人気のレシピ
芽キャベツを使った人気のレシピを7つご紹介します。
芽キャベツのミルクスープ
冬が旬の芽キャベツは、温かいスープにおすすめです。
コトコトと煮込むことで、芽キャベツとミルクの甘みを感じられます。
お肉も入っているので、お腹いっぱいになること間違いなしです。
芽キャベツのクリームシチュー
野菜や鶏肉がごろごろと入ったクリームシチューです。
ルーがなくても、バターと薄力粉、牛乳があれば、簡単にホワイトソースができますよ。
芽キャベツを後から加えて変色を防ぎ、彩りよく仕上げるところが、このレシピのポイントです。
芽キャベツとベーコンのトマトソースパスタ
トマトソースの赤色に芽キャベツの緑色が映えるパスタです。
トマト缶からソースを作るので、時間に余裕がある日のランチにいかがでしょうか。
芽キャベツとツナのマヨマスタード和え
粒マスタードのピリッとした辛みが美味しい大人のひと品。
サラダ感覚で食べられるので、野菜のおかずをプラスしたいときにぴったりです。
芽キャベツとベーコンのガーリック炒め
芽キャベツとベーコン、ニンニクを炒めるだけなので、簡単にできます。
ベーコンの塩気とニンニクの香りが芽キャベツの美味しさを引き立ててくれますよ。
芽キャベツとベーコンのソテー
ごろっとした芽キャベツとジャガイモが入っているので、食べ応えがあります。
ベーコンの塩気と旨味があるので、お酒が進むでしょう。
ガッツリ食べたいときやおつまみにおすすめのひと品です。
芽キャベツのベーコン巻き
芽キャベツとベーコンは、相性抜群です。
短時間で調理できるだけでなく、コロンとした可愛らしい見た目なので、お弁当のおかずにもぴったりです。
冬においしい芽キャベツを料理に取り入れてみよう
この記事では、芽キャベツの栄養や下ごしらえなどについてご紹介しました。
芽キャベツを使うことで、料理の見た目や風味が豊かになります。下茹でして冷凍しておけば、簡単に料理に取り入れることができますよ。
今回ご紹介したレシピを参考に、冬においしい芽キャベツを楽しみましょう。