DELISH KITCHEN

大根の煮物はコツをおさえて!味の染み込んだおいしい煮物が簡単に

作成日: 2020/01/16

1本丸ごと使える大根はサラダや炒め物でも大活躍!煮物にしてしっかり味を染み込ませた大根もおいしいですね。煮物は苦手な方もいますが、コツをおさえると簡単にできますよ!今回は大根を煮る時のコツをご紹介します。

目次

  1. 1.米のとぎ汁で下ゆでをする
  2. 2.大根と鍋の大きさのバランスを考える
  3. 3.煮物には中間部分がおすすめ
  4. 4.面取りをする
  5. 5.隠し包丁を入れる
  6. 大根の下処理以外のコツもたくさん!

1.米のとぎ汁で下ゆでをする

米のとぎ汁で下ゆですると大根の苦味と臭みを取り除けます。さらに白くゆで上げることができます。下ゆでの目安は竹串がすっと入るくらいまで約30分です。大根の切り方によりゆで時間は調整しましょう。面取りや隠し包丁を入れた大根を下ゆでするといいですね。米のとぎ汁がない場合は、米を入れて一緒に煮るといいですよ!大根、大根がつかる程度の水、米を入れて下ゆでします。ゆでた後はぬめりを洗い流しましょう。

2.大根と鍋の大きさのバランスを考える

大根を煮る時に鍋の中で材料が重ならないような大きさの鍋で煮ることが理想的です。小さい鍋を使って具材が重なっていると、煮崩れしやすくなったり、味の染み込み方にもムラが出てきてしまいます。逆に大きな鍋を使った場合は、煮汁が蒸発しやすくなるのでご注意ください。

3.煮物には中間部分がおすすめ

1本使える大根ですが、それぞれ部位によって食感や味が変わってきます。煮物にするときにおすすめなのは中間部分!大根の中間部分は甘味と辛味のバランスが良く柔らかいため、煮物に最適です。皮は硬いので厚めにむいて使うといいですよ。むいた皮は捨てずに炒め物などに利用するといいですね。

4.面取りをする

大根を切った時の切り口の角を削るように、丸みをつけることで煮崩れを防ぐことができます。輪切り等にした大根はこのように面取りして煮込むといいですよ。煮崩れしやすい角を取ることで煮崩れしにくくなり、火の通りも均一になります。大根の他にもにんじんやかぼちゃを煮る時にもおすすめの方法です。

5.隠し包丁を入れる

大根の表面や裏面に目立たないように1/3程度の切り込みを入れることで、火が通りやすく、味も染み込みやすくなります。厚めに切った大根にもしっかり味が染み込みやすくなりますね。大根の他にもなすやこんにゃくに隠し包丁を入れて煮るのもおすすめです。

大根の下処理以外のコツもたくさん!

ご紹介したように煮物を作るときは面取りや下ゆでなど下処理で重要なコツがたくさんありますね!他にも煮込む時間のないときは大根を薄く切って火を通りやすくするのもおすすめです。いつもと同じ材料でも切り方を変えると煮込み時間を短縮できますよ。薄く切ることで味も馴染みやすくなります。下ゆでする時間がないときはレンジ加熱した大根を煮るのもおすすめです。

また、ムラなく味を染み込ませるために落としぶたをしたり、煮汁の蒸発を防ぎたいときはふたをするといいですね。煮た後に冷ますことで味が染み込み、煮崩れる心配もありません。少し手を加えるコツから簡単にできるコツまでたくさんありますね。ぜひ大根を煮るときはこれらのコツをおさえて調理してみてください。

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