DELISH KITCHEN

ぼんじりとはどこの部位?下処理やレシピもご紹介

作成日: 2021/07/10

焼き鳥屋などではよく見かける「ぼんじり」。
柔らかくジューシーな鶏肉の部位ですが、スーパーで見かけることは少ないかもしれません。そんなぼんじりは、鶏肉のどの部分を指すのでしょうか。

この記事では、ぼんじりの特徴やお家でもできる下処理方法、人気のレシピをご紹介します。
ぼんじりの下処理は少し手間がかかりますが、慣れてしまえば簡単です。ご家庭でお店の味が楽しめますよ。

目次

  1. ぼんじりとは
  2. ぼんじりの油壺
    1. ぼんじりの下処理
  3. ぼんじりを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. ぼんじりの唐揚げ
    2. ぼんじりのねぎ塩炒め
    3. ぼんじりと大根の甘辛煮
    4. ぼんじりのハーブポテト焼き
    5. ぼんじりの親子丼
  4. 脂がのっている希少なぼんじりを味わってみよう

ぼんじりとは

ぼんじりは、鶏肉の部位のひとつで三角の形をしています。
一羽から少量しか取れない希少な部位で、尻尾の付け根、尾骨のあたりの肉です。
柔らかく小さい部分ですが、脂がしっかりとのっています。

ぼんじりという名前の由来は、鳥の尻尾が雛祭りのぼんぼりに似ていたことから付いたと言われています。
部位の場所や形から「テール」「サンカク」などと呼ばれることもあります。
また、オスを「ぼんじり」、メスを「みさき」と呼び名を分けているお店もあるようです。
オスの尻尾の方が筋肉が発達しているので、弾力のある食感になります。

珍しい部位であるため、スーパーなどに置いてあることはほとんどありません。
店頭で購入できない場合は、インターネットや通販などを利用しましょう。冷凍したものも販売されています。

ぼんじりの定番の料理といえば焼き鳥ですが、炒めたり煮たりしてもほどよい弾力やジューシーな口当たりが楽しめます。

ぼんじりの油壺

ぼんじりの皮をめくると、油壺と呼ばれる薄黄色をした部分があります。
これは、羽根を水などから守るためにコーティングする油を分泌する器官です。

油壺は鶏油などにも活用でき、食べられる部位でもあります。
しかし、脂っこく臭みが強いので、ぼんんじりを料理に使う場合は、取り外した方がおいしく仕上がります。
しっかりと下処理を行うことで、ぼんじりのおいしさを堪能できますよ。

ぼんじりの下処理

ぼんじりの下処理方法をみていきましょう。
羽毛が残っている場合はしっかりと抜き、油壷を取り除くことがポイントです。
油壷は、皮を引きはがすとすぐに見つかります。潰さないように丁寧に行いましょう。

詳しくは、こちらの動画でご紹介しています。

ぼんじりを使ったDELISH KITCHENのレシピ

焼き鳥以外でも楽しめる、ぼんじりの絶品レシピです。

ぼんじりの唐揚げ

ジューシーなぼんじりは唐揚げにするのがおすすめです。
食べやすい一口サイズなのでどんどん箸が進みます。サクサクとした食感が楽しい、おかずにもおつまみにもぴったりの一品です。

ぼんじりのねぎ塩炒め

塩こしょうのシンプルな味付けで、ぼんじりのおいしさを堪能できます。
甘味と歯ごたえのあるねぎと合わせることで食感の違いも楽しめます。

ぼんじりと大根の甘辛煮

薄めに切った大根と小さな身のぼんじりに、しっかりと味が染みた甘辛煮です。
煮汁にぼんじりの脂と旨味が溶け出し、大根が濃厚な味わいになります。

ぼんじりのハーブポテト焼き

ハーブソルトを使用した風味豊かな一品です。
プリプリとしたぼんじりとパン粉のサクサク感、ホクホクのじゃがいもがたまらない味わいです。

ぼんじりの親子丼

ぼんじりを使うことで、いつもの親子丼がより濃厚な味わいになります。
だしがきいた優しい味わいで、口の中でぼんじりや卵、玉ねぎがとろけます。

脂がのっている希少なぼんじりを味わってみよう

ぼんじりは、鶏の尻尾の付け根、尾骨のあたりの肉で希少な部位です。
小さい肉ですが脂がのっているため、口の中でとろけるような食感と旨味が楽しめます。

焼いても煮てもおいしく味わえるので、いつもの鶏肉料理に使えばひと味違った一品に仕上がりますよ。ご家庭でぼんじりを調理する際は、はじめに下処理をしておきましょう。
ご紹介したレシピを参考に、絶品のぼんじり料理を作ってみてはいかがでしょうか。

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