DELISH KITCHEN

パッションフルーツの食べ方やおいしいレシピご紹介!

作成日: 2021/09/17

独特の香りと甘酸っぱい味わいが魅力の「パッションフルーツ」。
興味はあってもどのように食べればよいのか分からず、購入を躊躇している人がいるかもしれません。確かに、特徴的な中身を見ると、そのまま食べるものなのか、加工しなければ食べられないものなのか迷ってしまいますよね。

この記事では、パッションフルーツの特徴をはじめ、保存方法や食べ方、おすすめのおいしいレシピをご紹介します。

目次

  1. パッションフルーツについて
    1. パッションフルーツとは
    2. パッションフルーツの産地
    3. パッションフルーツの旬
    4. パッションフルーツの選び方・食べ頃
  2. パッションフルーツの栄養
  3. パッションフルーツの保存方法
    1. 冷蔵
    2. 冷凍
  4. パッションフルーツのおいしい食べ方
    1. 【そのまま】
    2. 【ジャム】
    3. パッションフルーツジャム
    4. 【デザート】
    5. パッションフルーツプリン
    6. パッションフルーツのムース
    7. パッションフルーツのメレンゲクッキー
    8. パッションフルーツのチーズケーキ
    9. 【ジュース】
    10. パッションフルーツのスムージー
    11. 【サラダ・カルパッチョ】
    12. パッションフルーツのベーコンサラダ
    13. パッションフルーツソースカルパッチョ
  5. そのまま食べてもアレンジしても!パッションフルーツで常夏気分!

パッションフルーツについて

まずはパッションフルーツの特徴をご紹介します。

パッションフルーツとは

パッションフルーツは、アフリカ大陸などの亜熱帯地方が原産の果実で、トケイソウ科トケイソウ属に分類されています。

南国の果実だけあり、パッションとは情熱を意味しているような印象です。
しかし実は、パッションフルーツのパッションは「キリストの受難」を意味しています。花の形が十字架に張り付けられたキリストのように見えたからなのだとか。
パッションフルーツのイメージとは、全く異なる名前の由来ですよね。

パッションフルーツには、さわやかな酸味とほのかな甘味があります。
トロピカルな甘酸っぱい香りも魅力で、一度嗅いだら何度でも嗅ぎたくなってしまうかもしれません。

パッションフルーツの産地

オーストラリアや台湾、ハワイといった熱帯・亜熱帯地方で栽培されており、日本でも沖縄県や奄美黄島などで栽培されています。

パッションフルーツの旬

パッションフルーツは輸入品が多く、基本的には1年中食べられるものの、国内で生産されているものは夏に旬を迎えます。

パッションフルーツの選び方・食べ頃

パッションフルーツは収穫後、追熟すると表面にシワが出て甘味がアップします。
スーパーなどでシワのあるものを見つけたら、食べごろを迎えているということです。

どれもシワがない場合は、表面にツヤがあり均一に色付いているものを選びましょう。手に持って重みを感じるかどうかもポイントです。
購入後、しばらく置いておくことで追熟するので、シワが出るまで待つのがおすすめです。

パッションフルーツの栄養

パッションフルーツには、どのような栄養が含まれているのでしょうか。
生のパッションフルーツ1個(可食部 80g)あたりの栄養は以下の通りです。

・カロリー…54kcal
・炭水化物…13.0g
・たんぱく質…0.6g
・食物繊維…0g
・脂質…0.3g

食物繊維は含まれておらず、たんぱく質や脂質もほとんど含まれていないようです。

【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】

パッションフルーツの保存方法

パッションフルーツの保存方法について、冷蔵、冷凍それぞれ確認しておきましょう。

冷蔵

シワが出ていない新鮮なパッションフルーツの場合は、温度変化の少ない場所にて常温で保存します。
2~3日、追熟したら食べる直前に冷蔵庫に入れて冷やし、早めに食べきりましょう。

すでに食べ頃を迎えている場合は、冷蔵庫に入れて冷えたら早めに食べきります。

冷凍

完熟したものがいくつかあり、食べきれない場合は冷凍保存が向いています。
冷凍する場合は、丸ごと冷凍用の保存袋に入れて、空気を抜いてから冷凍庫で保存しましょう。

保存できる期間は4週間ほどで、半解凍状態にして食べるとシャーベット感覚で生とは異なるおいしさを楽しめますよ。

パッションフルーツのおいしい食べ方

最後に、パッションフルーツのおいしい食べ方や、パッションフルーツを使ったおすすめレシピをご紹介します。

【そのまま】

そのまま食べる場合は、まずヘタから1~1.5cmの位置でカットするか、真横に半分にカットします。
皮は食べられないので、スプーンで種ごとすくい取って食べましょう。

【ジャム】

パッションフルーツジャム

パッションフルーツと冷凍のマンゴーを使って、素材の味が濃縮されたフルーツジャムを作ってみませんか。
鍋でコトコト煮込まなくても、レンジで加熱をすれば立派なジャムが完成します。濃厚なジャムはパンやヨーグルト、紅茶に混ぜるのもおすすめです。

【デザート】

パッションフルーツプリン

プリンは蒸し器がなければ作れないイメージがあるかもしれませんが、こちらのレシピはフライパンで作れます。
プリンにパッションフルーツをプラスして、お家にいながらおしゃれなカフェにいる気分を味わえる絶品スイーツです。

パッションフルーツのムース

パッションフルーツの風味を存分に楽しめるムースは、生クリームやゼラチンで作ります。
さわやかな酸味は感じるものの、生クリームによって口当たりがまろやかになるので、酸味が苦手な場合でも食べやすくなりますよ。

パッションフルーツのメレンゲクッキー

用意するのはパッションフルーツ、卵白、粉砂糖のみとシンプルながら、サクサク食感とパッションフルーツの香りがたまらないメレンゲクッキーです。
パクっとひと口で食べられるので、お菓子の持ち寄りパーティーなどにもよいですね。

パッションフルーツのチーズケーキ

パッションフルーツとクリームチーズ、酸味のある食材同士は相性抜群。
いつものチーズケーキがワンランクアップします。フルーティーなチーズケーキで、贅沢な時間をお楽しみください。

【ジュース】

パッションフルーツのスムージー

パッションフルーツのほかに、マンゴーやバナナを使ったトロピカルなスムージーです。
材料をミキサーで攪拌するだけと簡単に作れます。見た目もかわいらしく、お家で南国気分が味わえます。

【サラダ・カルパッチョ】

パッションフルーツのベーコンサラダ

パッションフルーツはスイーツ以外にもアレンジできます。
こちらはレタスやミニトマト、モッツァレラチーズなどの彩り豊かなサラダに、パッションフルーツ入りのドレッシングをかけました。目でも舌でも元気がもらえるサラダです。

パッションフルーツソースカルパッチョ

クセのない鯛とパッションフルーツのドレッシングを組み合わせたカルパッチョです。
作り方は簡単ですが、パッションフルーツの芳醇な香りが本格的な風味に仕上げてくれます。特別な日のメニューにもぴったりですね。

そのまま食べてもアレンジしても!パッションフルーツで常夏気分!

パッションフルーツは、亜熱帯地方が原産の果実で、「パッション=キリストの受難」という意味があることが分かりました。
さわやかな酸味とほのかな甘味、芳醇な香りが特徴で、果実の風味とともに香りも一緒に楽しめる魅力いっぱいの果実です。

そのまま食べるのはもちろん、スイーツやサラダなどにアレンジしてもおいしいので、見つけたらぜひ手に取ってみてください。常夏の島にいる気分が味わえますよ。

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