クリームシチュー・ビーフシチューのカロリーは?糖質やレシピもご紹介
作成日: 2021/11/12
寒い時期になると食べたくなるシチュー。クリームシチューやビーフシチュー、牛タンシチューなど、具材のアレンジも豊富で人気の料理です。濃厚な口当たりのため、カロリーが高いイメージを持っている方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、クリームシチュー、ビーフシチューのカロリーや糖質について解説します。また、カロリーを抑える調理法や、おすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
シチューのカロリーと糖質
まずは、シチューのカロリーと糖質をみていきましょう。
クリームシチュー・ビーフシチューのカロリーと糖質
クリームシチューとビーフシチュー、1人分(200g)あたりのカロリー、糖質は以下の通りです。
《チキンシチュー(レトルト)》
・カロリー…248kcal
・糖質…13.2g
《ビーフシチュー(レトルト)》
・カロリー…306kcal
・糖質…12.8g
クリームシチューと比べて、ビーフシチューのカロリーが高いことがわかります。
カレーとの比較
シチューと同じような調理方法で作られる、カレーについてもみていきましょう。ビーフカレーの1人分(200g)あたりのカロリー、糖質は以下の通りです。
《ビーフカレー(レトルト)》
・カロリー…238kcal
・糖質…14.4g
ビーフカレーのカロリーはクリームシチューと同じくらいで、ビーフシチューの方が高いことがわかります。
付け合わせのライス・パンのカロリーと糖質
次は、シチューと合わせることの多いライスやパンのカロリーと糖質をご紹介します。それぞれの1食分の数値は以下の通りです。
《炊いた白米 150gあたり》
・カロリー…234kcal
・糖質…55.2g
《炊いた玄米 150gあたり》
・カロリー…228kcal
・糖質…52g
《角型食パン 6枚切り1枚(60g)あたり》
・カロリー…約149kcal
・糖質…約26.5g
《フランスパン 1人分(10cm・75g)あたり》
・カロリー…約217kcal
・糖質…41.1g
数値を比較してみると、白米、玄米、フランスパンではカロリーや糖質に大きな差はありません。
一方、6枚切りの角型食パンは、カロリー、糖質ともに低いことがわかりました。ただし、食パンの場合は何枚切りであるかによっても数値は変わってきます。
【出典:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)】
シチューのカロリーを抑えるには
シチューは調理を工夫し、手作りすることでカロリーを抑えることができます。ここからは、シチューをカロリーオフする方法をご紹介します。
具材を工夫する
シチューのカロリーを抑える方法のひとつは、具材を工夫することです。簡単にカロリーを抑えるには、具材に肉を使用する場合、脂の少ない部位を使うのがポイントです。
鶏肉なら、もも肉よりもむね肉やささみなどを選び、皮があれば取り除くようにしましょう。牛肉ならバラ肉より肩肉やもも肉、牛タンなどを使うとカロリーに違いが出ます。
また、肉の脂身を取り除いて使うのもカロリーオフにつながります。
クリームシチューなら鶏肉の代わりに、エビや鮭など魚介類を入れるのもおすすめです。きのこ類や緑黄色野菜などを多めに入れて、満足感を高めるのもよいでしょう。
ソースの材料を工夫する
カロリーを抑えるためには、ソースの材料を工夫するのもひとつの手です。
クリームシチューの場合はソースに使う生クリームを控えて、代わりに牛乳や豆乳を使いましょう。生クリーム、牛乳、豆乳の100gあたりのカロリーは以下の通りです。
・クリーム(乳脂肪)…404kcal
・牛乳…61kcal
・豆乳…44kcal
豆乳、牛乳、生クリームの順にカロリーが高いことがわかります。そのため、カロリーが気になる方は、豆乳を使うとよいでしょう。
ブラウンシチューの場合、ソースにデミグラスソース缶を使うことが多くなります。デミグラスソース缶とトマト缶の100gあたりのカロリーは以下の通りです。
・デミグラスソース缶…82kcal
・トマトのホール缶…21kcal
デミグラスソース缶はカロリーが高くなっているため、トマト缶を活用して味付けを工夫するようにしましょう。
DELISH KITCHENのシチューレシピ
ここからは、おすすめのシチューのレシピをご紹介します。カロリーは各レシピページに記載されているので、参考にしてみてください。
【クリームシチュー】
ルウを使わずに作れる、おいしいクリームシチューのレシピをご紹介します。
あっさりクリームシチュー
ルウを使わずに本格的なクリームシチューを作りましょう。バター、薄力粉、牛乳があれば簡単にできて、面倒なホワイトソース作りも必要ありません。市販のルウにはない、やさしい味が楽しめます。
鶏肉とほうれん草のクリームシチュー
ほうれん草と鶏肉を使用した、体が温まるクリームシチューです。生クリームを加えることで濃厚な味わいになり、ごはんにもパンにも合いますよ。余ったらドリアやグラタンソースにアレンジするのもおすすめです。
白菜と鮭の豆乳クリームシチュー
鮭、白菜、豆乳を使ったいつもとはひと味違う和風のクリームシチューです。みそを入れてまろやかでコクのある味わいに。豆乳は沸騰させると分離してしまうので、最後に加えて弱火で加熱しましょう。
【ビーフシチュー】
続いては、ルウを使わずに作れるビーフシチューのレシピをみていきましょう。
基本のビーフシチュー
ルウを使わずに作る本格ビーフシチューです。赤ワインを使うと肉の臭みが消え、コクが出ますよ。肉を柔らかくするために、弱火で時間をかけてゆっくり煮込むのがポイントです。
牛バラ肉のビーフシチュー
デミグラスソース缶で作る、本格ビーフシチューのレシピです。野菜をバターで炒めることでソースにコクが出てよりおいしくなります。赤ワインを入れると、香り高いお店のような仕上がりになりますよ。
トマト缶ビーフシチュー
ルウもデミグラスソース缶も使わない、トマト缶ビーフシチューを作りましょう。ご家庭によくある調味料で作れるのがうれしいですね。弱火でコトコト煮込むと、肉はホロホロ、野菜はホクホクに仕上がります。
1日に必要なカロリーについて
こちらの記事では、カロリーについて詳しく解説するとともに、1日に必要なカロリーについてもご紹介していますので、参考にしてください。
主食や使う材料を工夫してシチューのカロリーを抑えよう!
シチューのカロリーのカロリーや糖質は、使う材料や合わせる主食によっても変わります。カロリーを抑えるためには、生クリームの代わりに牛乳や豆乳を使う、脂の少ない肉の部位を使うなど、使用する食材を工夫するのがおすすめです。
きのこ類や野菜を多めに入れてボリュームをアップさせるのもよいでしょう。また、市販のルウを使わずに作ることで、カロリーを調整しやすいですよ。今回ご紹介したレシピも参考にシチューを楽しみましょう。