DELISH KITCHEN

ハマグリ(蛤)とは?旬や栄養・レシピなどをご紹介

作成日: 2022/01/26

ひな祭りや結婚式に縁起物として食べられているハマグリ。お吸い物や酒蒸しなど、さまざまな調理方法で楽しめる食材ですが、ハマグリとはどのような貝なのでしょうか。

この記事では、ハマグリについて特徴や旬の時期、含まれている栄養についてみていきましょう。あわせて下処理の方法やレシピもご紹介します。

目次

  1. ハマグリについて
    1. ハマグリとは
    2. ハマグリの旬・産地
  2. ハマグリのカロリーと栄養
  3. ハマグリの下処理
  4. DELISH KITCHENのハマグリを使ったレシピ
    1. ハマグリの酒蒸し
    2. ハマグリの白ワイン蒸し
    3. はまぐりのしぐれ煮
    4. はまぐりのお吸い物
    5. はまぐりと菜の花の炊き込みごはん
  5. 縁起のよいハマグリをいろいろな食べ方で楽しもう

ハマグリについて

まずはハマグリについてご紹介します。

ハマグリとは

ハマグリは、淡水が流れ込む浅瀬や砂泥地に生息している二枚貝です。やわらかくふっくらとした身と強い旨味が特徴です。

二枚の殻がぴたりと重なり、対の殻以外は合わないことから、古くから「夫婦円満」「夫婦和合」の象徴とされてきました。結婚式にハマグリのお吸物が出るのは「生涯ひとりの人と添い遂げて幸せな人生を送れますように」という願いが込められています。

また、3月3日に食べると良縁を招くといわれていて、ひな祭りにも欠かせない食材となっています。

ハマグリとよく似ている貝にホンビノス貝があります。ホンビノス貝との違いについては、こちらで詳しくご紹介しています。

ハマグリの旬・産地

ハマグリがおいしい旬の時期は産地によって異なりますが、一般的には春の2〜4月あたりです。

国内でのおもな産地は、茨城県から千葉県に続く鹿島灘が有名です。千葉県の房総半島ではハマグリの浜焼きが名物になっています。海外ではメキシコ、中国、台湾などが産地になっています。

ハマグリのカロリーと栄養

生のハマグリ、1個(25g)あたりに含まれているカロリーや栄養をみていきましょう。

・カロリー…9kcal
・たんぱく質…1.5g
・糖質…0.5g
・脂質…0.2g
・カリウム…40mg
・カルシウム…33mg

ハマグリの下処理

ハマグリをおいしく食べるためには、砂抜きの下処理を行うことが大切です。海水に近い塩分濃度を再現するのがポイントです。

詳しい方法はこちらをご覧ください。

DELISH KITCHENのハマグリを使ったレシピ

ここからは、ハマグリを使ったレシピをご紹介します。

ハマグリの酒蒸し

ハマグリの味わいをそのまま堪能できる酒蒸しのレシピです。材料はハマグリと酒、三つ葉の3つだけ。シンプルだからこそハマグリの旨味が引き立ちます。おもてなしにもぴったりですよ。

ハマグリの白ワイン蒸し

ぷりぷりとしたハマグリの食感を存分に楽しめる白ワイン蒸しです。にんにくと白ワインの香りがハマグリによく合いますよ。少ない材料で手軽に作れて、おもてなしにもぴったりです。

はまぐりのしぐれ煮

旨味たっぷりのハマグリをしょうゆと砂糖、みりんで甘辛く味付けしたごはんが進むしぐれ煮です。しょうがの風味がよいアクセントになっています。お茶漬けやおつまみにもおすすめです。

はまぐりのお吸い物

ひな祭りや結婚式などのお祝いごとに欠かせない、ハマグリのお吸い物です。昆布の旨味とハマグリのだしで上品な味わいに仕上がります。菜の花を添えると彩りがきれいになりますよ。

はまぐりと菜の花の炊き込みごはん

春が旬のハマグリと菜の花を使った、季節感あふれる炊き込みごはんです。シンプルな調味料でハマグリの旨味を引き立てましょう。ごはんが炊きあがってから加える菜の花で、彩りが豊かになりますよ。

縁起のよいハマグリをいろいろな食べ方で楽しもう

ハマグリは、やわらかくふっくらとした身と強い旨味が特徴の二枚貝です。旬の時期は2~4月の春で、ひな祭りや結婚式などで縁起物として食べられています。

ご家庭で調理する際は、砂抜きの下処理をすることが大切です。酒蒸しやお吸い物、炊き込みごはんなどいろいろな食べ方ができるので、ご紹介したレシピを参考にハマグリを楽しみましょう。

【出典】
日本食品標準成分表 2020年版(八訂)

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