乾燥ひじきの戻し方とは?おすすめレシピもご紹介
作成日: 2022/07/01
更新日: 2022/07/04
煮物や炒め物など、和食に欠かせない食材のひとつであるひじき。調理の際には乾燥ひじきを戻してから使いますが、乾燥ひじきの戻し方にはいくつかのポイントがあります。
この記事では、乾燥ひじきの戻し方、長ひじきと芽ひじきの違い、おすすめレシピをご紹介します。
乾燥ひじきの戻し方
乾燥ひじきの戻し方について順番にみていきましょう。ポイントを抑えれば簡単に戻すことができます。
たっぷりの水で戻す
乾燥ひじきはボウルにたっぷりの水を入れて戻しましょう。乾燥ひじきは水で戻すと約8倍〜10倍の量に増えるので、ボウルは大きめのものを使ってください。
30分以上かけて戻す
ひじきをたっぶりの水に入れたら、30分以上かけて戻します。ひじきの種類によって戻す時間が異なるので、袋の表示時間に合わせるようにしてください。
よく洗い、水気をしっかり絞る
ひじきを水戻しした後は、ザルに移しボウルに入れた水で2〜3回洗ってよく水気を絞ります。洗いながらゴミが付いていないかをチェックしましょう。ひじきを茹でるときは、水戻ししてから茹でてください。
長ひじきと芽ひじきの違い
長ひじきとは、ひじきの茎の部分のことです。歯ごたえがよく、ひじきの風味をしっかりと感じられるので煮物がおすすめです。長ひじきはボリュームがあるので、戻すのに時間がかかります。
芽ひじきとは、ひじきの葉の部分のことです。細くて小さく柔らかい食感なので、煮物のほかにサラダや炊き込みご飯にもよく合います。長ひじきよりも早く戻すことができます。
長ひじきを使ったDELISH KITCHENのレシピ
長ひじきの食感と風味を味わえるレシピをご紹介します。
煮物
長ひじきのしっかりとした歯ごたえを感じられる煮物です。
基本のひじきの煮物
ひじき、油揚げ、人参を使った定番の煮物です。煮る前に食材を油でしっかり炒めるとコクが増しますよ。調理後、粗熱を取る間に味がしっかりと染み込み美味しく仕上がります。
炒め物
ひじきは炒め物にしても美味しく食べられます。
切り干し大根とひじきの炒め煮
定番の切り干し大根の炒め煮にひじきをプラス。切り干し大根とひじきのしっかりした歯ごたえがたまらない一品です。切り干し大根の水気がなくなるまで炒めることで味が染み込みやすくなります。
芽ひじきを使ったDELISH KITCHENのレシピ
芽ひじきはどんな料理にも合わせやすい食材です。芽ひじきを使ったレシピをご紹介します。
煮物
長ひじきとは違った食感の煮物です。
ひじきの煮物
ひじきの煮物は入れる食材によって味わいが変わります。ちくわを入れると旨味が増してさらに美味しくなりますよ。人参やいんげんの彩りも鮮やかで、お弁当のおかずにもおすすめです。
サラダ
芽ひじきはサラダとも相性抜群です。
ひじきとれんこんのサラダ
芽ひじき、れんこん、ハムの異なる食感が楽しめるサラダです。コクのあるめんつゆマヨネーズの味付けで箸が止まらなくなる美味しさです。大葉の爽やかな香りでさっぱりと食べられます。
ひじきと大根のサラダ
千切りの大根、きゅうりとひじきを和えたサラダです。大根ときゅうりは塩もみすることで味が染み込みやすくなりますよ。レモン汁の酸味でさっぱりとした味わいに仕上げます。
炒め物
炒め物は煮る時間がないのであっという間にできます。
ひじきとにんじんのきんぴら
食材をごま油で炒めて仕上げに白いりごまをかけた、ごまの風味豊かなきんぴらです。唐辛子のピリッとした辛さがアクセント。しっかり味が染み込んでいるのでご飯が進みます。
乾燥ひじきの戻し方を覚えて美味しく味わおう
乾燥ひじきはたっぷりの水で30分以上かけて戻します。ひじきの種類によって戻す時間が異なるので、袋の表示時間に合わせることが大切です。戻したらよく洗って水気を絞ってください。戻し過ぎると食感が悪くなってしまいます。
長ひじきと芽ひじきでは食感も味わいも異なります。それぞれの特徴を活かしたレシピを味わってみてはいかがでしょうか。
【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)