DELISH KITCHEN

キャベツの賞味期限は?保存方法も紹介

作成日: 2022/09/20

年間を通して比較的安価で購入できるキャベツ。
献立の幅も広いのでよく購入するという方も多いのではないでしょうか。ついたくさんキャベツを買いすぎた時、気になるのはいつまで食べられるかという点です。

この記事では、キャベツの賞味期限や保存方法についてご紹介します。また、キャベツを使ったレシピも合わせてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

目次

  1. キャベツの賞味期限とは
  2. キャベツが食べられるか見分ける目安
    1. 見た目で判断
      1. 切り口が茶色を帯びる

      2. 茶色く変色してヘナッとしている

      3. 黒くなりヌメリが出ている

    2. 匂いで判断
      1. 薬品のような、石油のような臭いがする

  3. キャベツの保存方法と保存期間
    1. 冷蔵保存
      1. 丸ごと冷蔵する

      2. カットして冷蔵する

    2. 冷凍保存
      1. 生のまま冷凍する

      2. ゆでて冷凍する

    3. 千切りにして保存
      1. 生のまま冷蔵する

      2. 塩揉みして冷蔵する

      3. 生のまま冷凍する

  4. キャベツを使ったDELISH KITCHENのレシピ
  5. 正しく保存してキャベツを美味しく食べよう

キャベツの賞味期限とは

市販されている加工食品には、「消費期限」か「賞味期限」が記されています。期限を過ぎると食べることができないのが「消費期限」、美味しく食べられる期限を「賞味期限」といった線引きです。

しかし、キャベツのような加工されていない生鮮食品は期限が記されていません。市販のカット野菜などは消費期限が記されているので、目安にするといいでしょう。

キャベツが食べられるか見分ける目安

ここからは、キャベツが食べられるか見分ける方法についてご紹介します。

見た目で判断

キャベツがまだ食べられるかどうかは、見た目からも判断可能です。ここからは、キャベツの見た目がどうなったらよくないかをご紹介します。

切り口が茶色を帯びる

時間が経って鮮度が落ちると、キャベツの切り口が茶色になってきます。酸化しているだけなので食べても基本的に問題ありませんが、風味が落ちている可能性が高いです。

しかし、変色した断面以外の部分はとくに問題なく食べられるので、変色した部分だけ切り落として使うといいでしょう。

茶色く変色してヘナッとしている

キャベツが茶色くなり、ヘナッとしている場合は鮮度が落ちて乾燥しているサインです。一部分だけであれば、その葉だけを取り除いて使うといいでしょう。

黒くなりヌメリが出ている

キャベツが黒くなり、ヌメリが出ている場合は腐っている可能性が高いです。体調に異常が出る可能性もあるため、食べない方がいいでしょう。

傷んでいるキャベツの見分け方に関して、ある程度基準はありますが、気になるなら食べないのがおすすめです。

匂いで判断

傷んだキャベツは臭いにも変化が現れるのが特徴です。ここでは傷んだキャベツの臭いについてご紹介します。

薬品のような、石油のような臭いがする

キャベツには、辛味や苦みを感じる物質が少量含まれています。時間が経って鮮度が落ちることで、これらの物質が増加することがあるのです。

キャベツが傷んで辛味や苦みの物質が増えると、異臭を感じたり、食べた時に苦みを感じたりすることがあります。傷んでいるキャベツの見分け方に基準はありますが、当てはまっていなくても気になるようなら食べないのがおすすめです。

キャベツの保存方法と保存期間

キャベツをできるだけ日持ちさせたいなら、適した方法で保存することが大切です。

キャベツを保存するには、0℃程度の環境と98~100%の湿度が適切だといわれています。寒い時期なら冷暗所に常温で保存することもできますが、基本的には冷蔵庫で保存するのがおすすめです。乾燥に弱いので、紙などに包んで保存するようにしましょう。

以下のページでは、キャベツを丸ごと保存する方法や、1/2個や1/4個にカットしたキャベツの冷蔵保存方法について、動画を交えてご紹介しています。なるべくキャベツを長持ちさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

冷蔵保存

ここからは、キャベツを冷蔵保存する際の正しい方法についてご紹介します。

丸ごと冷蔵する

丸ごとキャベツを保存する場合は、まず包丁の刃先で芯をくり抜き、ぬらしたキッチンペーパーをくり抜いた穴に詰めます。それを新聞紙で包んで、ポリ袋に入れ袋の口を軽く閉じてから野菜室で保存しましょう。

ぬらしたキッチンペーパーをくり抜いた芯の部分に詰めることで、中心から水分が抜けるのを防ぎ、キャベツを長持ちさせます。保存期間の目安は2週間です。

カットして冷蔵する

1/2個(半玉)や1/4個にカットしたキャベツを保存する方法です。キャベツは芯に切れ目を入れてから、ぴったりとラップをして野菜室で保存しましょう。

芯に切り目を入れることでキャベツの成長をおさえ、日持ちさせられます。また、芯につまようじを数本刺す方法も、同様の効果が得られるのでおすすめです。ラップはポリ袋でも代用可能できます。

冷凍保存

食感はやわらかくなり、ややしんなりしてしまいますが、キャベツは冷凍で保存することも可能です。

生のまま冷凍する

キャベツを生のまま保存する場合、使いやすい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。その際、保存袋の空気を抜いておくと、霜がつきにくくなります。

キャベツを冷凍すると柔らかくなり、しんなりした食感になるので、スープや煮込み料理、コールスローなど火を入れる料理がおすすめです。冷凍保存の場合、保存期間の目安は3〜4週間となります。

ゆでて冷凍する

キャベツをゆでてから冷凍する方法もあります。キャベツをかためにゆでて冷ました後、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍しましょう。

使う時は凍ったままで大丈夫です。保存期間の目安は3〜4週間となります。

千切りにして保存

キャベツは千切りにして冷凍保存することも可能です。以下のページでは、千切りにしたキャベツの冷蔵保存、生のまま冷凍保存、塩揉みして冷凍保存の3つの方法について、動画を交えてご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

生のまま冷蔵する

キャベツは水で洗った後、キッチンペーパーで水気をよくふきとり、千切りにします。消毒した清潔な保存容器にキャベツを入れ、かぶるくらいの水を入れてからふたをして冷蔵室で保存しましょう。当日中に使い切るのがおすすめです。

塩揉みして冷蔵する

キャベツは水で洗った後、千切りにします。ボウルにキャベツと、キャベツの重量の1〜2%程度の塩を入れてもみこみ、水分が出るまで10〜20分ほど置いておきます。

その後、水で洗ってキッチンペーパーで水気をしっかりとしぼりましょう。しぼったキャベツは冷凍用保存袋に入れて薄く平らにならし、空気を抜きながら袋の口を閉じます。そのまま冷凍室で保存可能です。

使用する保存袋は、必ず耐冷温度を確認してください。塩揉みして冷凍したキャベツは、サラダや和え物などにおすすめです。

生のまま冷凍する

まず、キャベツは水で洗ってキッチンペーパーで水気をよくふきとり、千切りにします。冷凍用の保存袋に入れて薄く平らにならし、空気を抜きながら袋の口を閉じましょう。保存袋は耐冷温度を確認してください。

冷凍したキャベツは凍ったまま料理に使えます。解凍した際に水気がでやすいので、鍋料理やスープなどに使うのがおすすめです。和えものやサラダに使う場合は流水解凍すると、水気が抜けきらず美味しく仕上がります。

冷凍室で保存した場合、2〜3週間を目処に使い切りましょう。解凍したキャベツは、なるべく早めにお使いください。

キャベツを使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここからはキャベツを使ったDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。

以下のページでは、キャベツがたくさん余った時におすすめのレシピをご紹介しています。余りがちなキャベツを消費するのに、ぜひお役立てください。

正しく保存してキャベツを美味しく食べよう

市販のキャベツに消費期限は記されていませんが、臭いや見た目から傷んでいるかの判断が可能です。ただし、本記事でご紹介した基準に満たなくても、違和感がある場合は食べないほうがいいでしょう。

本記事でご紹介した正しい保存方法を参考に、キャベツをできるだけ日持ちさせ、長く楽しんでみてください。

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