デリッシュキッチン

大葉としその違いとは?旬の時期やおすすめレシピをご紹介

作成日: 2020/06/29

更新日: 2025/10/10

薬味として人気の大葉は特に夏にはよく料理にも使われますね。大葉と同じようなしそもよく見かけます。今回はそんな大葉としそは何が違うのか、さらにおすすめレシピをご紹介します。

目次

  1. 大葉としそについて
    1. 大葉としその違いは?
    2. 旬の時期
    3. 活用方法
  2. 大葉とエゴマとの違いは?
    1. 風味の違い
    2. 形や食感の違い
  3. 大葉の栄養
  4. 大葉の保存方法
  5. デリッシュキッチンの大葉レシピをご紹介
    1. 大量消費におすすめ!豚肉と大葉のチーズチヂミ
    2. おつまみにおすすめ!鶏肉のたっぷりしそ南蛮
    3. ごはんと一緒に食べたい!大葉のごまだれ漬け
    4. 野菜がおいしい!なすの大葉味噌
    5. 爽やかな風味がアクセント!明太子と大葉の混ぜごはん
    6. 忙しい時にもおすすめ!レタスと大葉のごまのりサラダ
  6. 大葉の使い方いろいろ!

大葉としそについて

大葉としその違いは?

爽やかな風味の「大葉」は薬味でも大活躍!そんな大葉と同じようによく聞くものに「しそ」がありますね。この大葉としそは同じものになります。しそはしそ科しそ属の植物でいくつか種類があり、緑色の青じそ、赤紫色の赤じそ等があります。平らな平葉のものや葉が縮れている品種もあります。日本では古くから栽培されており、薬味の他に天ぷらや揚げ物、炒め物にも使うことができます。

旬の時期

旬の時期は6~9月ですが、青じそはハウス栽培により1年中手に入りやすく、赤じそは茎もついた状態で旬の初夏の時期に出回ることが多いです。赤じそは酸に反応すると赤くなるので梅干しや紅しょうがの色づけによく使われています。

活用方法

色によって青じそ、赤じそがありますが、成長段階によって発芽したばかりの芽じそや穂じそも収穫して薬味や添え物として使われます。芽じそは青じその場合は「青芽」、赤じその場合は「紫芽(むらめ)」といいます。

また、稲穂のようにたくさん花がついた花穂(かすい)も食用として使われており、花がついた「花穂じそ」、実が熟す前の「穂じそ」、穂じそが束になっている「束穂」、実がふくらんだ「実じそ」、種子が熟しかけた実の「こき穂」もあります。薬味の他に料理の添えて使ことが多いです。

大葉とエゴマとの違いは?

大葉とエゴマの葉は、同じシソ科に属していて見た目も似ていますが、食感や風味などに明確な違いがあります。

風味の違い

大葉は爽やかでさっぱりとした香りが特徴的で、刺身の薬味や和風のアクセントとして広く使われます。一方、エゴマの葉は濃厚で重みのある香りがあり、独特のクセや苦味を感じるため、好みが分かれることもあります。

形や食感の違い

形にも差があり、エゴマの葉はやや丸みを帯び、葉縁が細かくギザギザしていて、大葉に比べて厚みがあり、噛むと繊維を感じることがあります。用途としても、大葉は和食全般に、エゴマの葉は韓国料理のサムギョプサルなどで肉と一緒に包んで食べるスタイルが一般的です。
このように、大葉は軽やかな香り、エゴマは濃厚な風味と異なる個性をもつ葉野菜として使い分けられています。

大葉の栄養

大葉の栄養素は以下の通りになります。大葉1枚は約0.5~1gです。

【しそ:葉(生)可食部100g当たり、試料:青じそ(別名:大葉)】
エネルギー  37kcal
たんぱく質  3.9g
脂質     0.1g
炭水化物   7.5g
ナトリウム  1mg
食塩相当量  0g 
カリウム   500mg  
カルシウム  230mg
鉄      1.7mg
銅      0.20mg
マグネシウム 70mg
ビタミンB₂  0.34mg
ビタミンC  26mg
葉酸     110μg


出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

大葉の保存方法

大葉を保存するときは、乾燥しないようにすることが大切です。容器に入れて保存する場合は、軸の先を少し切って、切り口を水に浸すように立てて保存します。袋に入れて保存する場合は、水で濡らしたキッチンペーパーを軽く絞り、大葉を包んで袋に入れて保存します。

デリッシュキッチンの大葉レシピをご紹介

大量消費におすすめ!豚肉と大葉のチーズチヂミ

表面をカリッと香ばしく焼いたチーズが食欲そそる、豚肉と大葉のチーズチヂミです!大葉を20枚使うので大葉がたくさんある時に作りたい1品ですね。旨味や風味が広がり、おつまみにもおすすめです。

おつまみにおすすめ!鶏肉のたっぷりしそ南蛮

大葉の風味が広がる、鶏肉のたっぷりしそ南蛮です。いつもと違う南蛮漬けが食べたいときに、大葉を入れるだけで簡単に風味を変えられるので挑戦しやすいですね。野菜も入って食べ応えのある1品です。

ごはんと一緒に食べたい!大葉のごまだれ漬け

ごはんによく合う、大葉のごまだれ漬けです。おろししょうがや一味唐辛子を使ったごまだれと大葉を交互に重ねて味を馴染ませます。簡単にできるので、大葉がたくさんある時にも作りやすくおすすめです。

野菜がおいしい!なすの大葉味噌

大葉の風味がアクセントになる、なすの大葉味噌です!揚げ焼きにしたなすとピーマンを大葉味噌で和えましょう。甘めの味付けでごはんによく合う1品です。

爽やかな風味がアクセント!明太子と大葉の混ぜごはん

ごはんに混ぜるだけで簡単にできる、明太子と大葉の混ぜごはんです!ごはんに明太子、しらす干し、大葉、ごま油、いりごまを入れて混ぜるだけ。旨味と風味があるので、食欲をそそられますね。

忙しい時にもおすすめ!レタスと大葉のごまのりサラダ

包丁無しでできる、レタスと大葉のごまのりサラダです!レタスと焼きのりはちぎって使うので簡単にできます。

大葉の使い方いろいろ!

今回は大葉としそについてご紹介しました。大葉もしそも同じものだとわかると、迷うことなく使えそうですね。暑い日は大葉の爽やかな風味を効かせて1品作ってみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。