豚肉の種類について解説!おすすめレシピもご紹介!
作成日: 2020/09/04
スーパーにはさまざまな豚肉の部位が並んでいますね。こま切れ肉やもも肉、ロース、バラなど、それぞれの違いをご存じですか。違いをよく知らずに、ただ値段だけで選んでいるという人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では豚肉の各部位について、風味ややわらかさ、価格帯、適した調理法などを解説します。お買い物の際にぜひ参考にしてみてくださいね。
豚肉の種類
ここでは、主な豚肉の種類について解説します。
こま切れ
こま切れ肉とは、バラやロースなどをカットする際に出る肉の切れ端のことで、さまざまな部位が混ざっています。大きさや厚さも不揃いで、他の部位に比べて値段がとても安いのが特徴です。
炒め物や煮物などに幅広く使われています。
バラ
バラ肉とはあばら骨周辺の肉で、皮、赤身、脂肪が層になっていることから「三枚肉」とも呼ばれています。
とてもやわらかく旨味が多い部位として知られ、豚の角煮やしゃぶしゃぶ、炒め物、カレーなどにも使用されます。
もも
もも肉は足の付け根からお尻にかけての部位です。よく動かす部位なので脂肪が少なく、きめが細かいのも特徴です。特にお尻に近い「外もも肉」は硬く、薄切り肉やひき肉などに加工されることが多い部位です。
旨味のあるもも肉は、炒め物や煮物、ローストポークなどに使われます。
ロース
豚の背中に部位にあたるロースは、きめ細かくとてもやわらかいのが特徴です。脂肪が多くついているので脂身の甘みを感じやすく、豚本来の味を楽しみたい料理に適しています。
とんかつやポークソテー、しゃぶしゃぶなどに使われています。
ヒレ
ヒレ肉は体の中心部についている肉で、豚1頭からわずか2%程度しか取れない貴重な部位です。そのため、値段も他の部位と比べて高くなります。脂肪分が少ないためあっさりとしていて、きめ細かくやわらかいのも特徴です。
ステーキやトンカツ、ソテーなどに適しています。
スペアリブ
スペアリブとは、骨付きバラ肉のことを指します。骨から旨味が出るため、バラ肉よりも旨味を感じやすいのが特徴です。
バーベキューや煮込み料理、オーブン焼き、揚げ物などに使用されます。
肩
肩肉とはその名の通り肩周辺の肉です。よく動く部位のため脂肪が少なく、ロースよりはややきめが粗く硬いのが特徴です。ただし、肉の間に細かい脂肪が適度についていて、旨みとコクが感じられます。
カレーやシチューなどの煮込み料理、焼き豚、生姜焼きなどにも使用されます。
豚肉を使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここでは、豚肉を使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピを7つご紹介します。
【豚こま切れ肉】甘辛ダレがくせになる!てりマヨ豚丼
お財布にもやさしい豚こま切れ肉の丼はいかがですか。マヨネーズを加えた濃厚だれが肉にしっかりと絡み、白いごはんがすすむことまちがいなしのおいしさです。
ボリューム満点なのでガッツリ食べたいときにおすすめ!
【豚バラ肉】ポン酢だれがおいしい!豚バラキャベツのフライパン蒸し
ピリッと辛いラー油がやみつきに!フライパンで食材を蒸すだけの簡単おかずのご紹介です。たっぷりのキャベツに豚肉の旨味がしみこみ、いくらでも食べられるはず。
ポン酢ベースのさっぱりだれでいただきましょう。
【豚もも肉】ごはんがすすむ♪豚ももブロックとねぎの甘辛炒め
定番おかずの仲間入り!豚もも肉と長ねぎをさっと炒めあわせるだけなのでとても簡単ですよ。
片栗粉をまぶして焼いたもも肉はやわらかく、お弁当のおかずにもおすすめです。
【豚ロース肉】今日はとことんがっつり飯!豚ロースにんにく焼き
香ばしいにんにくチップとおろしにんにくのダブル使いでスタミナバッチリ!
やわらかな豚ロース肉を使ってボリューム満点のにんにく焼きを作りましょう。甘辛だれを絡めてお召し上がりください。
【豚ヒレ肉】玉ねぎの力でジューシー!豚ヒレ肉のオニオンステーキ
玉ねぎの旨味たっぷりの絶品オニオンソースに漬け込んだヒレ肉のステーキ!ソースに漬け込むことで、より肉がやわらかくジューシーに仕上がります。
やわらかいヒレ肉を使ったおもてなしにもぴったりの一品です。
【スペアリブ】圧力鍋で♪スペアリブの柔らか甘辛煮
こってりとした濃厚スペアリブレシピ!圧力鍋を使うことで驚くほどやわらかく仕上がります。普通の鍋に比べて煮込み時間が短いのも魅力ですね。
豪華な見た目にみんなの歓声が上がることまちがいありません。
【豚肩肉】炊飯器でホロホロ~♪ほったらかしチャーシュー
難しそうなチャーシューも炊飯器を使えばラクラク!炊飯釜に材料をすべて入れ、スイッチを押せば完成です。しばらく保温状態でおくことで、ホロホロのやわらかさに。
煮汁に漬け込んだ半熟卵も絶品です。
豚肉の各部位の特徴を知っておいしい料理を作ろう
豚肉と一言でいっても、部位によって味わいや風味、脂肪のつき方などが異なります。それぞれの特徴をよく知ることで、よりおいしい料理を作ることができるでしょう。
各部位に適した調理法もあるので、ぜひおすすめの部位を使ってみてくださいね。
こちらの記事ではおすすめの豚肉レシピもご紹介したので、家族や友人にふるまってみてはいかがですか。