DELISH KITCHEN

干ししいたけの作り方は?作るコツや戻し方を紹介

作成日: 2020/10/04

しいたけはスーパーなどで購入しやすい、身近なきのこです。なかでも、しいたけを乾燥させた干ししいたけは旨味がぎゅっと詰まっています。
この干ししいたけは自宅で作れることをご存じでしょうか。さまざまな料理に使えるため、作り方を覚えておくと料理の幅が広がります。
そこで、この記事では干ししいたけを上手につくるコツやメリット、また戻し方について紹介します。

目次

  1. 干ししいたけの作り方
    1. 石づきをとる
    2. 好みに合わせてカットする
    3. ざるやカゴに並べる
    4. 干す
  2. 干ししいたけを作るときのポイント
    1. 干し時間
    2. 干ししいたけに適したしいたけ
  3. しいたけを干すメリットとは?
    1. うまみが増す
    2. 栄養価がアップ
    3. 保存性が良くなる
  4. 干ししいたけを戻すときのポイント
  5. 干ししいたけを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ
    1. 濃厚な味わい!干ししいたけと大根のお味噌汁
    2. 旨味がたっぷり♪干ししいたけの含め煮
    3. やみつきになる味!干ししいたけの生姜佃煮
  6. 上手に干ししいたけを作って活用しよう!

干ししいたけの作り方

干ししいたけはコツをつかめば、誰でも作ることができます。どのように作るのか、しいたけの干し方の手順を確認していきましょう。

石づきをとる

まずはしいたけの表面を、濡らした布巾やキッチンペーパーで軽く拭いておきます。次に、軸の先部分にあたる石づきを切り落とします。

好みに合わせてカットする

好みに合わせてしいたけをカットしましょう。スライス状の干ししいたけを作りたい場合は、5~6mm程度を目安に薄くカットします。厚さは好みで問題ありませんが、均等にすると見栄えが良くなります。
丸ごとサイズの干ししいたけを作りたい場合は、カットの必要はありません。

ざるやカゴに並べる

しいたけをざるやカゴなどに並べていきます。このとき、しいたけが重ならないように置きましょう。
丸ごとのしいたけを使う場合は、傘の部分を下に向けて置きます。

干す

ざるやカゴを風通しが良く太陽の直射日光が当たる場所に置き、しいたけを干します。
完全に水分が飛ぶまで待ち、全体がしっかりと乾燥すれば干ししいたけの完成です。

干ししいたけを作るときのポイント

干ししいたけを上手に作るためには、いくつかのポイントがあります。主なポイントは以下の通りです。

干し時間

しいたけが乾燥するのにかかる時間は、大きさや厚さによっても変わってきます。
丸ごと干す場合は5日~1週間程度、スライス状のものは2~4日程度が目安と考えておくと良いでしょう。
特に、丸ごと干す場合は乾燥するまでに時間がかかります。水分が残っていると、カビが発生する原因になるため注意しましょう。

干ししいたけに適したしいたけ

しいたけには大きく分けて「菌床栽培」と「原木栽培」という2つの栽培方法があります。
原木栽培のしいたけは旨味が強く、干ししいたけにすると濃厚な味わいを楽しめます。
せっかく干ししいたけを手作りするのであれば、原木栽培のしいたけを選ぶことがおすすめです。

しいたけを干すメリットとは?

しいたけを干すと、さまざまなメリットがあります。主なメリットは以下の通りです。

うまみが増す

しいたけには旨味成分のグアニル酸が含まれます。
この成分は干すことで細胞膜に傷がつき出やすくなるので、より旨味を感じるようになるです。

栄養価がアップ

しいたけに含まれるビタミンDは、日光に当てると増えると言われています。
これはエリゴステロールという成分が、日光に当たるとビタミンDに変化するためです。

保存性が良くなる

しいたけは通常あまり日持ちしませんが、乾燥させることで保存性が良くなります。

干ししいたけを戻すときのポイント

干ししいたけの基本的な戻し方と、戻すときのポイントについて紹介します。
干ししいたけを戻す際は、水の量がポイントです。基本的にボウルには干ししいたけと全体がかぶる位の水を入れるのが目安です。この際、水の量が多すぎると旨味が逃げ出てしまうため、入れすぎに注意しましょう。
以下の動画で干ししいたけの戻し方をチェックできます。

また、干ししいたけを戻したときの出汁は、捨てずに料理に活用できます。旨味が溶け出した濃厚な出汁は、炊き込みご飯や煮物などの料理にもぴったりです。
使うときは、ざるにキッチンペーパーをのせて、出汁をこしてから使いましょう。
動画で確認したい方は、以下を参考にしてみてください。

干ししいたけを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ

濃厚な旨味を持つ干ししいたけは、幅広いレシピに活用できます。
ここでは、DELISH KITCHENの干ししいたけを使ったおすすめのレシピを紹介します。

濃厚な味わい!干ししいたけと大根のお味噌汁

旨味がたっぷりと詰まった干ししいたけと大根のお味噌汁です。干ししいたけの出汁を使うことでぐっと味に奥行きが生まれます。
油揚げを加えることでコクが出て、濃厚なお味噌汁に仕上がります。

旨味がたっぷり♪干ししいたけの含め煮

料理初心者でも簡単に作れるしいたけの含め煮です。砂糖やみりんなどを使った優しい味付けの含め煮は、口になかに入れるとじゅわっと汁が広がります。
干ししいたけの持つ旨味を存分に堪能できるレシピです。

やみつきになる味!干ししいたけの生姜佃煮

甘辛い味付けで仕上げた干ししいたけの生姜佃煮です。干ししいたけの旨味がぎゅっと濃縮されています。
しっかりとした味付けで箸が進みます。ご飯のおともにもぴったりです。

上手に干ししいたけを作って活用しよう!

干ししいたけはコツを覚えれば、誰でも自宅で作ることができます。旨味や栄養が増したり、保存が便利になったりするなど、自宅にあると何かと便利です。
作り方や戻し方にはコツがあるため、しっかりとチェックしておきましょう。
また、干ししいたけはお味噌汁や煮物など、さまざまな料理に活用できます。紹介したレシピのなかからお気に入りを見つけて、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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