簡単に作れておいしいアヒージョ!おすすめの具材は?
作成日: 2020/11/02
アヒージョは、具材をオリーブオイルとニンニクで煮込むだけのシンプルな料理です。スペインを代表する料理の1つで、日本でも人気があります。具材や調味料を用意しやすく、調理の過程も楽しめる料理なので、パーティーなどでも重宝すること間違いありません。
この記事では、アヒージョに合う具材を定番と変わり種に分けて紹介します。
アヒージョの定番のおすすめ具材
アヒージョをまだ食べたことがないのなら、そのおいしさを知るために、まずは定番の具材から試してみましょう。
ここでは、定番のおすすめ具材を紹介します。
えび
えびは定番中の定番具材です。冷凍のむきえびを使うと簡単に作れます。解凍して水気をしっかりふき取ってから使いましょう。
殻付きのものを使うときは、背わたをとるなど下ごしらえが必要です。
たこ
旨味がよく出る具材です。ただし、火を通しすぎると硬くなってしまいます。中まで温まったタイミングが食べごろです。
牡蠣
冬のパーティーにおすすめの具材です。弱火でゆっくり火を通すとふっくらと仕上がります。合わせる具材はトマトやマッシュルームがおすすめです。
ホタテ
貝柱だけでなくヒモもついた状態で使います。旨味が出やすく食感もアヒージョ向きの具材です。冷凍のベビーホタテでもおいしく作れます。
しらす
最初から適度な塩味が付いているので調理が簡単です。他の食材と合わせなくても、アヒージョにすることで十分おつまみとして成立します。
鶏もも肉
鶏もも肉は一口大に切って調理します。芯までゆっくり火を通すのがおいしく作るコツです。弱火で時間をかけて調理することでしっとりと柔らかく仕上がります。
砂肝
アヒージョにしてもコリコリ食感はしっかり残ります。つながっている部分を切り離し、銀皮をきれいにはがしておくことがおいしく仕上げるコツです。
ベーコン
ベーコンは薄切りではなく厚切りがおすすめです。ベーコンの適度な塩気と旨味をオリーブオイルに移しましょう。キノコとの組み合わせるとさらにおいしくなります。
じゃがいも
ゆっくり火を通すことが、ホクホク食感に仕上げる秘訣です。皮付きのまま調理してもおいしく食べられます。魚介類、肉、野菜いずれとも相性のよい具材です。
マッシュルーム
アヒージョに使われるキノコの中で、もっともポピュラーな具材です。旨味だけでなくマッシュルーム特有の香りもオイルに移ります。
他の食材と合わせなくても主役として成り立つのがマッシュルームの魅力です。
エリンギ
薄切りしても歯ごたえが残るのが特徴です。味や香りにクセがないので、肉や魚介類と一緒に煮込むのに適しています。
しめじ
手に入りやすく、他の食材との相性もよいキノコです。ベーコンや魚介類だけでなく、他のキノコと組み合わせてもおいしく仕上がります。
ブロッコリー
アヒージョにしてもきれいな緑色を保てるので、おすすめの具材です。他の食材とも相性がいいので、彩が欲しいときに便利です。
アヒージョはシンプルな味付けなので、ブロッコリー本来の味も引き立ちます。
アスパラガス
鮮やかな緑色とシャキシャキ食感が魅力の具材です。根元の固い部分はピーラーなどで皮をむいて使うと筋が口に残りません。
ミニトマト
火を通してもきれいな赤い色が残るので、食卓を華やかにしたいときにおすすめの具材です。
濃い旨味と適度な酸味が持ち味のトマトは、じっくり火を通すことで甘味が増します。
定番以外のおすすめ変わり種具材
定番以外にもアヒージョにぴったりな具材はたくさんあります。試してみたら、意外な具材がお気に入りに加わるかもしれません。ここでは、変わり種の具材を紹介します。
カマンベールチーズ
独特の風味と食感を持つカマンベールチーズは、アヒージョにするともうワンランク上のおつまみになります。
カマンベールチーズはトマトの酸味と相性がよいので、一緒に煮込むのがおすすめです。
タラの白子
流水で血やぬめりをしっかり落とし、赤い筋も取り除いてから調理します。白子のクリーミーさを味わうためには、下処理をしっかり行うことが大切です。
サンマ
サンマは内臓を取り除き、ぶつ切りにしたものを使用します。弱火でじっくり火を通せば、骨まで食べられるので、おかずとしてもおすすめです。
ホタルイカ
丸ごと食べられるホタルイカの濃厚な旨味を楽しむためには、下処理が重要です。骨抜きを使って頭の先から筋を抜き取り、目や口を取り除いておきます。
オクラ
オクラは味や香りにクセがないので、他の具材と合わせやすい野菜です。アヒージョにしてもきれいな緑色が残り、食感もほとんど損なわれません。
菜の花
火を通してもくたくたになりすぎず、適度な歯ごたえが残ります。菜の花特有の苦みは、ホタルイカや牡蠣、ベーコンなど濃厚なコクのある食材とよく合います。
サバ缶
最初から火が通っていて、骨まで柔らかくなっているので、長時間調理する必要がありません。すぐにおつまみを用意したいときにおすすめの具材です。
アヒージョのDELISH KITCHENのレシピ
アヒージョに合う具材がわかったところで、今度は調理して味わってみましょう。意外と簡単に作れて、しかもおいしいということがわかるはずです。
ここでは、DELISH KITCHENのレシピを紹介します。
牡蠣のアヒージョ
ガーリック風味のオリーブオイルをたっぷり含むことによって、牡蠣がふっくらと仕上がります。簡単に作れるおしゃれなおもてなし料理としてレパートリーに加えましょう。
マッシュルームと一緒にバゲットに乗せれば、ワインやビールのお供にぴったりです。
たことじゃがいものアヒージョ
おしゃれな見た目は、パーティーの食卓でも注目を集めます。歯ごたえのあるたことホクホクのじゃがいもが合わさることで、食感の対比も楽しめます。
お酒のおつまみにもおすすめです。
えびとマッシュルームのアヒージョ
アヒージョによく合う定番具材同士の組み合わせです。弱火でゆっくり煮込んで、食材の持ち味をオイルに移しましょう。たっぷり旨みを含んだオイルは、バケットに浸して余すことなく堪能しましょう。
お酒が進む一品です。
ホタテのアヒージョ
炒め物や揚げ物とは一味違うホタテの食感が楽しめます。ホタテの旨味が染み出たオイルは、パンと一緒に味わいましょう。
おかずとしてもおつまみとしても楽しめるアヒージョです。
エリンギと砂肝のアヒージョ
味にクセがなく歯ごたえのあるエリンギと、コリコリ食感で味もしっかりしている砂肝の相性が絶妙です。
エリンギをマッシュルームやぶなしめじに置き換えると、また違った味わいになります。
ホタルイカと菜の花のアヒージョ
ホタルイカと菜の花は春に旬を迎える食材同士の組み合わせです。コクと苦みのハーモニーを楽しみましょう。ホタルイカはしっかり下処理をしてから調理します。
火を通しすぎないようにするのがおいしく仕上げるコツです。
サバ缶アヒージョ
買い置きのサバ缶で、さっと作れる一品です。ミニトマトやマッシュルームを加えれば、おもてなし料理にもなります。
普段のおつまみとして食べるのもおすすめです。
ベーコンとしめじのアヒージョ
厚切りベーコンとしめじでさっと作れるおしゃれなおつまみです。素材の持ち味をオイルに移して、旨味と香りを楽しみましょう。
ワインによく合う一品です。
手軽なおつまみにもおもてなし料理にもなるアヒージョ
アヒージョはおつまみが欲しいときにさっと作れる一品料理です。おしゃれな見た目を活かせば、おもてなし料理としても重宝します。
アヒージョに合う具材は今回紹介したものだけではありません。いろいろな具材を試して、自分好みの組み合わせを見つけてみましょう。
基本の作り方を覚えておけば、急な来客ももう怖くありませんね。