マッシュルームは生で食べられる？生食におすすめのレシピもご紹介

マッシュルームは生で食べられるの？

マッシュルームは生食できるきのこなのか、またブラウンマッシュルームとホワイトマッシュルームでは、どちらの方が生食に向いているのかを解説していきます。

マッシュルームは生食できる

多くのきのこは生のままでは食べられませんが、マッシュルームは生食できる珍しいきのこです。
生のマッシュルームは他の食材では代用できない上品な香りがあり、独特の食感が魅力です。

ブラウンとホワイトのどちらが生食向きか

マッシュルームは、菌の種類の違いがあるホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの2種類が流通しています。

ホワイトマッシュルームは、ほのかな香りと優しい風味が特徴で生食に向いています。
一方、ブラウンマッシュルームは香りが強く、生のままだと独特のクセを感じることがあるので、生食でなく加熱するのがおすすめです。

生食する時の注意点

マッシュルームは生食できる珍しいきのこですが、生で食べる時にはどのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。

新鮮なものを使う

マッシュルームを生で使う時に気をつけたいポイントとして、なるべく新鮮なものを使用することがあげられます。

新鮮なマッシュルームはハリがあり硬くしまっていますが、鮮度が落ちてくると軸が伸び、かさが開いくることで軸の周りから黒い部分が見えてくるようになります。

黒い部分が見えてきたマッシュルームは生食には向きませんが、香りと旨味が強くなっているので、加熱して炒め物やスープにすると美味しく召し上がれますよ。

水で洗わない

マッシュルームを料理で使用する時に汚れがついている場合は、水洗いせずキッチンペーパーなどで優しく汚れを落とすようにしましょう。

きのこ類は菌糸体でできており、水で洗うと菌糸の隙間に水が入り込み、風味や食感がやや悪くなってしまうため、汚れはふき取るのがおすすめです。

マッシュルームの保存方法

マッシュルームをなるべく美味しいまま保存する、おすすめの方法をご紹介します。

マッシュルームの汚れは水洗いせずに、柔らかい布やキッチンペーパーなどで傷がつかないように優しく落とし、別のキッチンペーパーで包みます。キッチンペーパーで包むことで余分な水分を吸収してくれます。
包んだものは保存袋に入れて、野菜室で保存しましょう。保存袋がなければポリ袋などでも代用可能です。

こちらの動画もあわせてご覧ください。

【サラダ】生のマッシュルームを使ったDELISH KITCHENのレシピ

生食におすすめのマッシュルームの使い方をご紹介します。
いつものサラダにマッシュルームを加えるだけで香りと風味がグッと増し、ワンランク上の味わいになりますよ。

サラダほうれん草とベーコンのサラダ

こんがりと焼いたベーコンが入った食べ応えのあるボリューミーなサラダです。
香り高いマッシュルームはほうれん草やベーコンともよく合い、トッピングの粉チーズがコクや風味をプラスしてくれます。

ルッコラとマッシュルームのサラダ

ルッコラ、マッシュルーム、グレープフルーツを使ったおしゃれなサラダのレシピです。
レモン汁とオリーブオイルで作ったドレッシングは爽やかな風味で、ほろ苦いルッコラやフレッシュな味わいのグレープフルーツと相性抜群です。

ルッコラとブルーチーズのサラダ

華やかな見た目でパーティーなどのおもてなしにぴったりなサラダです。
甘酸っぱいりんご、コクのあるくるみ、ゴルゴンゾーラチーズを合わせました。はちみつを使った優しい甘みのあるドレッシングと相性バッチリのおしゃれな料理です。

クレソンとタコのデリサラダ

マッシュルームをクレソン、ゆでだこと合わせたサラダのレシピです。
しょうゆとわさびの風味を効かせて少し和風な仕上がりに。材料を切ってあえるだけなので時間がない時にもさっと作れますよ。

クレソンとオレンジのサラダ

ほんのりとした苦味のあるクレソンと爽やかな酸味のあるオレンジを組み合わせたサラダです。
スライスした生のマッシュルームを加えることで、香りと食感のアクセントがプラスされ、風味豊かに仕上がりますよ。

マッシュルームは生でも食べられるきのこ

今回はきのこ類の中でも生食できるマッシュルームについて、生で食べる時に注意したいポイントやおすすめのレシピをご紹介しました。

新鮮なマッシュルームは香りもよく、軸のところまで美味しく召し上がれます。
鮮度が落ちてきたものも、加熱すれば香りや旨味が引き立ち食べることができるので、ぜひマッシュルームを色々な使い方で楽しんでみて下さいね。