デリッシュキッチン

米なすとは?普通のなすとの違いや旬・レシピをご紹介

作成日: 2021/06/22

更新日: 2025/09/18

普通のなすよりも大きく、見た目にもインパクトのある「米なす」をご存じでしょうか。
スーパーなどで見かけるのはもちろん、家庭菜園で作ったものをいただく機会もあるかもしれません。

そこで、この記事では米なすの特徴や、どのような料理に向いているのかみていきましょう。
また、米なすを使ったレシピを和風でも洋風でも対応できるようにご紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 米なすとは
    1. 米なすの特徴
    2. 普通のナスとの違いは?
    3. 米なすのおいしい食べ方
  2. 米なすを使ったデリッシュキッチンのレシピ
    1. 【和風】
    2. 米なす田楽
    3. 米なすの甘辛ステーキ
    4. 米なすの焼き浸し
    5. 【洋風】
    6. 米なすのイタリアンソースがけ
    7. 米なすの重ねステーキ
    8. 米なすのパン粉焼き
  3. 米なすの特徴を活かしておいしく食べよう

米なすとは

ここでは、米なすの特徴とおいしい食べ方についてみていきましょう。

米なすの特徴

米(べい)なすは、もともとアメリカにあったブラックビューティーという品種が、日本で改良されてできた品種です。

一般的ななすよりも、大きく丸い形をしているのが米なすの特徴です。
また、ヘタの色が緑色をしているところも、ほかのなすとの大きな違いです。

米なすの旬は夏で、7~9月頃が最も生産量が多くなります。

普通のナスとの違いは?

米ナスと一般的なナスは、見た目や食感、料理への適性が異なります。一番大きな違いは、そのサイズと形です。米ナスは丸くずんぐりとした形で、日本のナスに比べて大ぶりなのが特徴です。
また、皮が硬く、果肉はしっかりとしていて崩れにくく、加熱するとねっとりとした食感になります。アクが少ないため、水にさらす必要がなく調理しやすい点も大きな利点です。

米なすのおいしい食べ方

米なすは、皮も果肉もかたくしっかりとしているため、煮崩れしにくいという特徴があります。
そのため、煮物や揚げ物、ステーキなど、加熱調理に適しているといえるでしょう。

一方で、漬物など生で食べる調理には、歯ごたえがありすぎてあまり向きません。

米なすを使ったデリッシュキッチンのレシピ

ここでは、米なすを使ったレシピをご紹介します。

【和風】

米なす田楽

大きくて食べごたえのある米なすに、甘辛い味噌がよく合う一品です。
果肉に厚みがあるので、弱火でじっくり中まで火を通しましょう。ヘタを取る際、茎の部分だけ残すようにすると見た目にも美しく仕上がります。

米なすの甘辛ステーキ

米なすをごま油でじっくり焼き、すき焼きのたれで仕上げた和風ステーキをご紹介します。
表面の切り込みは、やや深めに入れるのがとろとろの食感になるポイントです。すき焼きのたれがない場合は、しょうゆやみりん、砂糖で好みの味に仕上げてもよいでしょう。

米なすの焼き浸し

焼いた米なすとししとうに旨味たっぷりのつゆをかけ、大根おろしとおろししょうがでいただく一品です。
味が染みこみ、とろっとジューシーな米なすの食感を楽しめます。ピリッと辛味のきいたしょうがの風味が後味さわやかで、暑い夏のメニューにもおすすめです。

【洋風】

米なすのイタリアンソースがけ

焼いた米なすに、ツナ入りトマトソースをたっぷりとかけていただく一品です。
旨味たっぷりのソースが染みこんだ果肉は、ジューシーで食べごたえ抜群です。仕上げにのせたバジルのさわやかな香りが、さらに食欲をそそります。

米なすの重ねステーキ

香ばしく焼いた米なすに、ベーコンとフレッシュトマトソースをのせ、さらに焼いた米なすを重ねておしゃれに仕上げました。
トマトは水分が飛び、とろっとなるまで煮つめるのがポイントです。

米なすのパン粉焼き

米なすを器に見立て、ツナ、マヨネーズ、粉チーズ、パン粉をのせてオーブントースターでグラタン風に仕上げました。
パン粉の香ばしい風味がたまらない一品です。ツナの代わりに炒めたひき肉を入れるなど、アレンジを楽しむのもおすすめです。

米なすの特徴を活かしておいしく食べよう

アメリカの品種を改良し、日本で作られた米なす。
コロンと丸くて大きく、肉厚で食べごたえのあるその果肉は、加熱調理することでおいしさを引き出すことができます。

今回は、和風と洋風に対応した米なすのおすすめレシピをご紹介しました。
米なすが手に入ったら、ぜひこれらのレシピも参考にしながら、食卓に華やかな一皿を並べてみてはいかがでしょうか。

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