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あしたば(明日葉)とは?栄養やレシピもご紹介

作成日: 2021/12/01

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最近では、スーパーなどでも珍しい野菜が店頭に並んでいることがありますが、あしたばという野菜を聞いたことがあるでしょうか。あまり出回っていないため、実際に見かけることは少ないかもしれません。

この記事では、あしたばについて特徴や含まれている栄養、おすすめの食べ方からレシピまでご紹介します。

目次

  1. あしたばについて
    1. あしたばとは
    2. あしたばの旬・おもな産地
  2. あしたばの栄養
  3. あしたばの食べ方
  4. あしたばの選び方
  5. あしたばの保存方法
  6. あしたばを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. アシタバの天ぷら
    2. あしたばのおひたし
    3. あしたばの白和え
    4. あしたば月見納豆
    5. あしたばのツナマヨサラダ
    6. あしたばの豚肉の甘辛炒め
  7. あしたばは青汁にも使われるセリ科の野菜

あしたばについて

まずは、あしたばの特徴や産地、旬についてみていきましょう。

あしたばとは

あしたばは、セリ科シシウド属の多年草です。茎が緑色の「青茎」と、茶褐色の「赤茎」の2種類があります。
強い生命力と繁殖力がある植物で、今日に葉っぱを摘んでも明日にはもう若葉が出ていることから「あしたば(明日葉)」と名付けられました。

日本では古くから栽培されていて、江戸時代の「大和本草」という本に滋養強壮の効能がある薬草として紹介されています。

あしたばの旬・おもな産地

あしたばは日本原産の植物で、房総半島や三浦半島、伊豆七島などに自生しています。特に八丈島でよく食べられていたため「八丈草」とも呼ばれています。また近年では、東京近郊でも栽培が進められています。

旬の時期は新芽が出てくる2月から5月頃で、3月頃に出荷のピークを迎えます。スーパーなどではあまり見かけませんが、その時期には直売所などに並んでいることがあります。

あしたばの栄養

ここでは、あしたばのカロリーや栄養についてみていきましょう。生のあしたば(茎葉)100gあたりの数値は以下の通りです。

・カロリー…30kcal
・ビタミンC…41mg
・βカロテン…5300μg
・食物繊維…5.6g
・葉酸…100μg

ビタミンCは、体内でコラーゲンの生成に関与する水溶性ビタミンで、抗酸化作用があります。βカロテンは、活性酸素の働きを抑える作用があります。

食物繊維は、人間の消化酵素で消化することのできない栄養です。腸内環境を整える効果など身体の中で有用な働きがあり、「第6の栄養素」として注目されています。

葉酸は、細胞増殖に必要なDNAを合成するための補酵素として働き、体の成長に関与している重要な栄養です。

ビタミンCと葉酸については、こちらで詳しくご紹介しています。

※βカロテンの数値は、βカロテン当量を記載しています

あしたばの食べ方

あしたばは葉と茎を食用にしていて、おもに若葉を食べます。葉の部分はセリ科の野菜特有のさわやかな香りと、ほのかな苦味があるのが特徴です。
茎はあまりくせがなく、ゆでるとアスパラのような食感が楽しめます。くせが気になる場合は、調理法を工夫することで食べやすくなるでしょう。

油との相性がよいため、若葉の天ぷらが定番の食べ方です。
ほかの調理をする際は、下ゆですることで苦味や香りがやわらぎます。茎と葉を切り分け、沸騰したお湯に茎を1分ほど浸します。葉はさっとくぐらせる程度にゆでましょう。下ゆでしたあしたばは、炒め物やおひたし、和え物など、さまざまな料理に使えます。

あしたばは、さまざまな栄養を含む野菜として知られていて、青汁の原料としても使われています。また原産地の伊豆七島では、あしたば茶としても親しまれています。

あしたばの選び方

あしたばは、葉につやがあり色が濃いものを選びましょう。鮮度が落ちてくると黄みがかってきます。

また、茎が太いものは固い場合があるので、細くてみずみずしいものがよいでしょう。切り口が乾燥していたり、変色していないかも確認するようにします。

あしたばの保存方法

あしたばは、乾燥しないように正しく保存しましょう。
濡らしてかたくしぼったキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れます。立てた状態で冷蔵庫に入れて保存しましょう。保存期間の目安は5日程度です。

あしたばを使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここからは、あしたばを使ったレシピをご紹介します。

アシタバの天ぷら

あしたばの定番の食べ方、天ぷらのレシピです。天ぷらにすることで独特のくせや苦味がやわらぎ、食べやすくなりますよ。衣をつけてカラッと揚げたら、塩やめんつゆでいただきましょう。

あしたばのおひたし

あしたばのおいしさをシンプルに味わえる、おひたしのレシピです。あしたばをゆでてしっかり水にさらすことで、独特のくせがやわらぎます。めんつゆとかつお節をかけるだけで簡単に作れるので、あと一品ほしいときにもおすすめです。

あしたばの白和え

あしたばとにんじん、木綿豆腐を使った白和えです。マヨネーズを入れることで、あしたばの独特のくせがやわらいで食べやすくなりますよ。おかずとしてはもちろん、おつまみにもおすすめです。

あしたば月見納豆

ゆでてみじん切りにしたあしたばと納豆、調味料を混ぜ、卵黄をのせていただきましょう。あしたばのほろ苦さと納豆の旨味、卵黄のコクが相性抜群です。ホカホカのごはんに合わせて食べるのがおすすめです。

あしたばのツナマヨサラダ

くせのあるあしたばは、ツナやマヨネーズと和えると食べやすくなります。茎から先にゆでると均一にやわらかくなりますよ。ごはんのお供にはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめです。

あしたばの豚肉の甘辛炒め

油との相性がよいあしたばは、炒め物に向いています。あしたばのほろ苦さと豚肉の旨味、甘辛い味付けがよく合って食欲をそそる一品に。ごはんに合うメインおかずになりますよ。

あしたばは青汁にも使われるセリ科の野菜

あしたばはセリ科の野菜で、さわやかな香りとほのかな苦味が特徴です。日本では古くから栽培されており、いろいろな栄養が含まれているため青汁にも使われています。

スーパーではあまり見かけない珍しい野菜ですが、旬の時期には直売所などに並びます。定番の天ぷらのほか、おひたしや和え物、炒め物などで食べることができますよ。あしたばが手に入ったら、ご紹介したレシピを参考に味わってみましょう。

【出典】
・日本食品標準成分表 2020年版(八訂)
【参考】
・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』ビタミンC
(https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html)
・厚生労働省 e-ヘルスネット カロテノイド
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-007.html)
・厚生労働省 e-ヘルスネット 食物繊維
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html)
・厚生労働省 e-ヘルスネット 葉酸とサプリメント
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-002.html)(2021/12/1)

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