ブラウニーとは?ガトーショコラとの違いやレシピをご紹介
作成日: 2022/01/31
チョコレートケーキの定番であるブラウニー。手軽に作れることから手作りスイーツの定番としても人気があります。ところで同じチョコレートケーキであるガトーショコラとは、どんな違いがあるのでしょうか。
この記事では、ブラウニーとガトーショコラの違いを解説するとともに、ブラウニーのレシピもご紹介します。
ブラウニーとガトーショコラの違い
同じチョコレートを使ったケーキであるブラウニーとガトーショコラの違いは、作り方にあります。その中でも主な違いは、卵の使い方と薄力粉の割合のふたつです。
ガトーショコラでは、卵を黄身と白身に分けて使います。卵の白身を泡立ててメレンゲにして、泡を潰さないよう軽く混ぜ合わせて生地にします。焼きあがりは、ふわふわっとした食感です。
ブラウニーでは、卵を全卵のままメレンゲにせずに生地と混ぜ合わせるので、目が詰まったしっとりとした食感になります。
またガトーショコラで使う薄力粉の量は、ブラウニーに比べて少なめです。ガトーショコラはしっとりと、ブラウニーはサクッとした食感に仕上がります。
ブラウニーの特徴
アメリカ発祥のスイーツあるブラウニーは、チョコレートの茶色を表す「ブラウン」が名前の由来とされています。
1893年のシカゴ万博にホテルのシェフが考案したのが、ブラウニーのはじまりと言われており、シカゴ万博に参加する女性のために、ランチボックスから気軽に手で食べられるように作られたといいわれています。
ブラウニーは、チョコレートの濃厚な味わいと、クッキーとケーキの間のような食感が特徴です。天板で薄く焼いたあと四角や棒状に切り分けて仕上げます。またナッツやチョコレートチップを混ぜてアレンジしたものなど、いろいろな種類があります。
濃厚ブラウニー
チョコレートの濃厚な味わいが楽しめる本格的なブラウニーのレシピです。このレシピではスクエア状の型を使っていますが、型の容積が合えばパウンドケーキ型でも作れます。ぜひチャレンジしてみてください。
ガトーショコラの特徴
ガトーショコラの発祥国はフランスです。フランス語の語源であるガトーとは「焼く」、ショコラは「チョコレート」なので、直訳すると「焼いたチョコレート」となります。ガトーショコラとは、チョコレートケーキ全般のことなので、ブラウニーよりも幅広い範囲を指します。
基本のガトーショコラ
しっとりとした濃厚な味わいが特徴のガトーショコラです。表面はサクッと、中はしっとりとした食感の違いが楽しめます。ティータイムのお供としてはもちろん、プレゼントとしてもおすすめです。
DELISH KITCHENのブラウニー・ガトーショコラのアレンジレシピ
ここでは、ブラウニーとガトーショコラのアレンジレシピをご紹介します。
【ブラウニー】
手軽に作れるブラウニーのアレンジレシピです。いつものブラウニーとは違う味わいを、ぜひお試しください。
HMで作るブラウニー
ホットケーキミックスで手軽に作れるブラウニーのご紹介です。しっとりとした生地にローストしたくるみの食感がアクセントになり、たまらないおいしさです。おやつにぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
ビスケットブラウニー
ロータスビスケットをのせて焼きあげたかわいらしい見た目のブラウニーです。ホロホロっとしたブラウニーだけでなく、ビスケットのサクッとした食感も楽しめる一品です。プレゼントにもおすすめです。
豆腐のしっとりチョコブラウニー
ほろ苦いブラックチョコレートが大人の味わいのブラウニーです。生地に豆腐を混ぜているのでしっとりとした食感に仕上がります。甘さ控えめなので甘いものが苦手な方にもぴったりです。
【ガトーショコラ】
ここからは、ガトーショコラのアレンジレシピをご紹介します。
炊飯器ガトーショコラ
使う材料はミルクチョコレートと卵のみ。たった2つの材料で手軽に作れるガトーショコラのご紹介です。炊飯器で焼いた生地はシュワシュワふんわりとして、いつものガトーショコラとは違う食感が楽しめます。
お豆腐ガトーショコラ
難しいイメージのあるガトーショコラですが、材料を混ぜるだけで簡単に作れます。卵を黄身と白身に分ける手間も、薄力粉をふるう必要もありません。豆腐を混ぜることでしっとりとした食感に仕上がります。
ブラウニーとガトーショコラの違いは材料の使い方にある
ブラウニーとガトーショコラの違いは、卵の使い方と薄力粉の割合のふたつです。卵白をメレンゲにして混ぜるガトーショコラはしっとりふんわりとした仕上がりに、薄力粉の割合が多いブラウニーはサクッとした食感になります。
ブラウニーとガトーショコラのアレンジレシピも参考にして、ご自宅で手作りスイーツを楽しんでみてくださいね。