レタスにはどんな種類がある?10品種の特徴を一挙にご紹介
作成日: 2022/03/22
サラダやサンドイッチなどに欠かせないレタス。スーパーの野菜コーナーにはサニーレタスやサラダ菜など、さまざまな種類のレタスが並んでいます。
この記事では、10種類のレタスについて特徴をまとめてご紹介します。
レタスとは
レタスは、キク科アキノノゲシ属に分類されている野菜です。日本では古くからレタスのことを種類に関わらず「チシャ」と呼んでいます。レタスはシャキシャキとした食感で歯触りがよいので、生のままサラダに使われることが多くなっています。
レタスのカロリーや栄養、レシピに関してはこちらで詳しく解説しています。
レタスの種類
レタスの種類をチェックしましょう。玉レタスやサラダ菜など、計10種類のレタスをご紹介します。
玉レタス
玉レタスは、別名「クリスプヘッドレタス」とも呼ばれる、店頭でよく見かける品種のひとつです。一般的にレタスというと、玉レタスのことを指します。パリッとした歯ごたえがあり、生のままでおいしくいただけます。
サニーレタス
サニーレタスは、リーフレタスの一種です。葉先が赤紫色で、やわらかい葉質が特徴です。苦味がほとんどないので、生のままでも食べやすい品種です。加熱する場合は、さっと火を通すのがおいしく仕上げるポイントです。
保存方法やレシピなど、詳しくはこちらでご紹介しています。
ロメインレタス
ロメインレタスは、半結球タイプのレタスです。エーゲ海のコス島が原産なので、別名「コスレタス」と呼ばれるほか、「立ちチシャ」という呼び名でも流通しています。
栄養やレシピなど、こちらで詳しくご紹介しています。
グリーンリーフ(グリーンカール)
グリーンリーフはリーフレタスの一種で、別名「グリーンカール」とも呼ばれます。葉が緑色でカールしているので、サラダに加えると華やかな印象になります。生のままだと、少し苦味があるのが特徴です。
グリーンリーフについては、こちらでご紹介しています。ほかのリーフレタスについても詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
フリルレタス
フリルレタスはリーフレタスの一種で、たくさん切り込みが入ったような葉が特徴的です。葉が波打っていて、ドレスやスカートのフリルに似ていることから、フリルレタスと呼ばれるようになりました。
みずみずしくて苦味がマイルドなので、サラダやサンドイッチなどにおすすめです。おもに長野県で生産されていて、初夏から秋頃に旬の時期を迎えます。
選び方や保存方法、レシピなどはこちらでご紹介しています。
ブーケレタス
ブーケレタスは、その名の通りブーケのような形をしています。葉は明るい緑色で、少し細長く葉先には丸みのある切り込みが入っています。苦味やくせが少ない味わいなので、生のままいただくのがおすすめです。水耕栽培で育てられることから気候の影響を受けないため、通年で流通しています。
サラダ菜
サラダ菜は、結球レタスの一種です。一般的な玉レタスよりもサラダ菜の方が緑色が濃く、食感がやわらかいのが特徴です。5~6月頃と9~10月頃が旬なので、春や秋になったらスーパーでサラダ菜を探してみましょう。
栄養や選び方、レシピなどはこちらでご紹介しています。
サンチュ
サンチュは、リーフレタスの一種です。葉のフチが波うっているようにちぢれていて、ヒラヒラとしています。焼肉などを巻いて食べるのが、サンチュの一般的な食べ方です。
サラダ菜やグリーンリーフとの違い、おいしい食べ方などはこちらで解説しています。
エンダイブ
エンダイブは苦味があるのが特徴的で、別名「ニガチシャ」とも呼ばれます。原産地は地中海沿岸で、4月〜11月頃に旬の時期を迎えます。レタスに似た形や食感ですが、正確にはレタスの仲間ではなくチコリの仲間です。
茎レタス
茎レタスは、おもに茎を食べるレタスです。茎の部分の皮をむいてから細切りにし、生食や炒め物、和え物などにして食べられています。葉が若いうちは、サラダやおひたしなどで食べることが多くなっています。茎レタスの茎を縦に細く裂き、乾燥させたものは「山くらげ」として流通しています。
さまざまなレタスを食べ比べてみよう
レタスには玉レタスやサラダ菜など、さまざまな品種があります。見た目だけでなく、食感や味わいなどが種類によって異なるので、食べ比べて違いを楽しんでみるのもよいでしょう。
生のままはもちろん、加熱してもおいしいので幅広い料理に使えます。ぜひ、店頭でめずらしいレタスを見かけたら、手にとってはいかがでしょうか。