信州味噌の特徴とは?味噌の種類やおすすめレシピもご紹介
作成日: 2022/04/25
日本人の食卓に欠かせない味噌。日本全国で米味噌や麦味噌、豆味噌などさまざまな味噌が作られています。
この記事では信州味噌の特徴や味噌の種類について見ていきましょう。また、信州味噌の栄養やレシピなどもご紹介します。
信州味噌の特徴
信州味噌は松本市発祥の味噌です。米麹と大豆を原料としてつくられる米味噌の一種で、淡色と辛口の2種類があります。
味噌の種類
ここからは、味噌の種類について見ていきましょう。
米味噌
米味噌とは米と大豆、塩を原料としてつくられる味噌で、白味噌も米味噌の一種です。
白味噌について詳しくはこちらの記事で紹介しています。
麦味噌
麦味噌とは麦と大豆、塩を原料とした味噌で、中国、四国、九州地方を中心につくられています。
麦味噌についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
豆味噌
豆味噌は大豆と塩を原料としてつくられる味噌で、中京地方を中心に生産されています。八丁味噌などで有名な赤味噌も豆味噌の一種です。
豆味噌についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
赤味噌については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
信州味噌の栄養素
ここからは、信州味噌の栄養素について見ていきましょう。
米味噌・淡色辛味噌の大さじ1杯(18g)に含まれている栄養素は次の通りです。
・カロリー:33kcal
・たんぱく質:2.3g
・脂質:1.1g
・糖質:3.0g
・カリウム:68mg
・リン:31mg
各栄養素の働き
ここからは信州味噌に含まれる各栄養素の働きについて見ていきましょう。
カリウム
カリウムは、人の体に必要なミネラルの一種で、細胞の浸透圧を維持する働きがあります。
体内のナトリウムの排出を促進する作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
リン
リンは重要なミネラルの一種で、骨や歯を形成する材料になるほか、細胞膜や核酸を構成する成分でもあります。また。pHの調節や浸透圧を保つ働きもあります。
信州味噌を使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、信州味噌を使ったレシピをご紹介します。レシピ内には「味噌」と記載されていますが、信州味噌の使用を想定しているレシピがほとんどです。すべて信州味噌を使って美味しく作れるレシピですので、ぜひ参考にしてください。
味噌ラーメン
ご家庭にある材料で味噌ラーメンを作ってみましょう。キャベツやもやし、鶏ひき肉をトッピングして、食べ応えがある一品に。豆板醤のピリッとした辛さがやみつきになります。
基本の豚汁
野菜と豚肉をたっぷり使ったボリューム満点の豚汁です。具材を先にサラダ油で炒めることで、コクがぐっと増しますよ。ほっとする味わいで寒い季節にぴったりです。
豚なすピーマンの味噌炒め
調理時間10分で作れる絶品の味噌炒めです。豚肉の旨味が染み込んでトロッとしたなすとシャキシャキのピーマンがたまりません。しょうがの風味で、より深い味わいに仕上がります。
基本のサバの味噌煮
和食の定番サバの味噌煮は、こってり甘辛い味付けでごはんが進みます。サバの臭みを取るために、しょうがを入れるのがポイントです。煮込んでとろとろになったねぎも絶品ですよ。
鮭と野菜のみそ焼き
旨味たっぷりの鮭と甘辛いみそだれが相性抜群で、ごはんによく合います。キャベツやにんじんなどをたくさん入れることで、魚と野菜が一緒に摂れる大満足の一品に。
信州味噌は米麹と大豆が原料でつくられる米味噌の一種
味噌には、米味噌や麦味噌、豆味噌などさまざまな種類があります。信州味噌は松本市発祥の米味噌で、米麹と大豆から作られています。
ラーメンや豚汁、味噌煮などいろいろな料理に使えるため、今回ご紹介したレシピを参考に信州味噌を味わってはいかがでしょうか。
【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参考】
・厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」(20022/04/25)
・厚生労働省 e-ヘルスネット「リン」 (20022/04/25)