ブッシュドノエルの意味とは？レシピもご紹介
作成日: 2022/11/28
クリスマスケーキの定番として知られるブッシュドノエルですが、他のケーキとは違ったこのような形になった由来や意味についてご存知でしょうか。この記事ではブッシュドノエルについて解説すると共にレシピもご紹介しますので、ぜひ読み進めてください。
ブッシュドノエルの意味
ブッシュドノエルは（Bûche de Noël）と書き、フランス語です。
日本語に訳するとブッシュは「丸太・薪」、ノエルは「クリスマス」を指し、「クリスマスの丸太」という意味合いになります。ロールケーキを切り株に見立てた形のケーキで、クリスマスの時期に食べられることからこのように呼ばれるようになったとされています。
なぜ丸太の形？
ブッシュドノエルが丸太の形をしたケーキとなったのには諸説あると言われています。
一説には、古く昔キリスト教がフランスに広まる以前、北欧で行われていたとされるユール(冬至祭)と呼ばれた儀式にちなんだケーキであるという説です。
ユールはクリスマスの時期に丸太を何日もかけて焼く儀式で、焼かれた丸太はユールログと呼ばれました。ユールログの灰は翌年の豊作や健康を祝う縁起物とされていたため、この伝統を現在に引き継ぐ形でお菓子として丸太を形取った、とされます。
この他、クリスマスの起源となったキリストの誕生を祝って暖炉に夜通し薪をくべ、何日も燃やし続けたことに由来する、という説もあります。
その他にも、ヨーロッパの伝統として年末に薪を燃やすことで翌年の魔除けを行う風習があり、この薪に由来するといった説もあります。
また、恋人へのクリスマスプレゼントを買えなかった貧しい青年が、恋人に薪を送ったことから由来するといわれた説など様々な説があります。
DELISH KITCHENのブッシュドノエルのレシピ
ここからはブッシュドノエルのレシピをご紹介します。アレンジレシピもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ブッシュドノエル
ココア生地とチョコクリームの風味が贅沢な、ブッシュドノエルです。甘酸っぱいいちごと生地の相性がよく、とってもおいしいですよ。表面の模様はフォークを使うと簡単につけることができるので、今年のクリスマスは手作りケーキに挑戦してみませんか。
ピンクノエル
鮮やかなピンク色が目を引くピンクノエルがあれば、食卓が華やかになること間違いなし！生地とクリームにフリーズドライいちごパウダーを混ぜてピンク色に仕上げています。色はもちろん、ほのかに香るいちごの風味でぱくぱくと食べられますよ。
ミニブッシュドノエル
卵焼き器でスポンジを焼くのでオーブンいらず！作りやすいミニブッシュドノエルのレシピです。チョコペンで切り株の模様を付けたり、いちごをトッピングするとかわいいですよ。プレゼントにもぴったりですので、ぜひ試してみてください。
DELISH KITCHENのブッシュドノエルのアレンジレシピ
スポンジケーキを使った定番のブッシュドノエル以外にも、食パンやお寿司を切り株の形にアレンジして楽しみませんか。ここからはアレンジレシピをご紹介します。
食パンでブッシュドノエル
食パンを使ったブッシュドノエルはスポンジ生地を作る手間いらず。食パンの耳を落として麺棒で伸ばし、いちごジャムを塗って巻きました。ほろ苦いチョコクリームの風味ととってもよく合いますよ。
お寿司deブッシュドノエル
巻き寿司をアレンジした、お寿司deブッシュドノエルはかわいらしい見た目にお子様にも喜ばれる一品になりますよ。サーモンやパプリカを巻いたサラダ巻きとマッシュポテトの相性がよく、あと引くおいしさです。
ブッシュドノエルには諸説あった
ブッシュドノエルはフランス語であり｢クリスマスの丸太｣が直訳でした。クリスマスにちなんだ様々な説があり、現在の切り株の形をしたケーキになったとされます。クリスマスの時期ならではの特別なケーキをぜひ楽しんでみてくださいね。
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