ごぼうの賞味期限は?適切な保存方法や見分け方をご紹介
作成日: 2022/11/30
根菜であるごぼうは、比較的日持ちする野菜というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。また、もともとの見た目から、新鮮なものや傷んでしまったものの見分けがつきづらいのも事実です。
この記事ではごぼうの保存方法や賞味期限、傷んだものや新鮮なものの見分け方などをご紹介します。
ごぼうの賞味期限
そもそも「生鮮食品」には賞味期限の表示義務がありません。そのため野菜に賞味期限が表示されておらず、当然ながらごぼうにも賞味期限は表示されていないのです。
しかし、賞味期限の表示はないとはいえ美味しく食べられる期限の目安はあり、保存方法によってその期間は異なります。
ごぼうの保存期間の目安は土付きでは1~2週間、土を落とした洗いごぼうの場合は約1週間です。ごぼうは乾燥に弱く、土が付いたまま保存したほうがより長期間保存できます。またごぼうは冷凍保存も可能で、その場合は2~3週間日持ちします。
ごぼうの保存方法
ごぼうは土付きかそうでないかによって保存期間が変化します。ここでは常温、冷蔵、冷凍それぞれの詳しい保存方法をご紹介します。
常温/冷蔵保存
常温および冷蔵での保存期間の目安は、土付きの場合で1〜2週間、洗いごぼうになると1週間程度です。
ごぼうの保存方法
土付きはそのまま新聞紙にくるみ、冷暗所もしくは冷蔵庫の野菜室で保存します。洗いごぼうはラップで包んだりビニール袋に入れたりしてから新聞紙にくるみ、野菜室で保存しましょう。立てて保存するのがポイントです。
冷凍保存
冷凍の場合、保存期間の目安は2〜3週間ほどです。
ごぼうの冷凍保存方法
生のごぼうを冷凍する場合は、皮を除きカットしたものを冷凍用保存袋に入れて保存します。ささがきごぼうのような切り方の場合は、サッと茹でてから冷凍すると変色を防げます。
傷んだごぼうの見分け方
一見、ごぼうが傷んでいるかは分かりづらいですが、以下のような状態であることに気づいたら食べないようにしましょう。
・カビが生えている
・乾燥しきっている
・柔らかすぎる部分や溶けたようになっている部分がある
・異臭がする(すっぱい臭いなど)
また、ごぼうに赤い線が入っているのを見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。これはごぼうに含まれる「ポリフェノール」が酸化したものです。ポリフェノールはごぼうの「アク」となる成分です。酸化すると赤い線となって現れ、酸味が出るなど味が落ちる原因となることがあります。
しかし赤い線が出ているからといって傷んでいるわけではなく、食べても問題ありません。
新鮮なごぼうの見分け方
ここからは新鮮なごぼうの見分け方をご紹介します。
太さが均一で表面が硬く、細かいヒゲのような根っこが少ないものが新鮮なごぼうです。縦に割れているものや先端がしおれているものは、鮮度が落ちたごぼうの可能性があります。洗いごぼうの場合は、ひび割れていないものを選ぶようにしましょう。
どちらかといえば、土付きのごぼうの方が鮮度のよいものが多く、日持ちもするためおすすめです。
ごぼうを使ったDELISH KITCHENのレシピ
基本のごぼう料理から、さまざまなアレンジレシピまで、こちらのページでご紹介しています。
気になる一品をぜひ探してみてくださいね。
ごぼうの賞味期限の目安は保存方法によって変わる
ごぼうには賞味期限の表示はありませんが、保存状態によって日持ちの目安が異なります。ごぼうは乾燥に弱い野菜であるため、最も日持ちするのは土の付いたごぼうです。
一見新鮮なものや傷んだものの見分けが付きづらいごぼうですが、細かいヒゲ根が多かったり、ひび割れていたりしおれたりしているごぼうは鮮度が落ちている可能性があります。また、カビが生えていたり、乾燥し過ぎていたりドロドロになっている部分が合ったりするものは傷んでいるごぼうです。
太さが均一で硬さのあるしっかりしたごぼうを選んで、美味しく味わいましょう。
ごぼうのカロリーや、含まれる栄養素に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。