デリッシュキッチン

インド料理はカレー以外に何がある?特徴やレシピ一覧をご紹介

作成日: 2025/03/07

世界最大の人口を誇り、近年目まぐるしい経済発展を遂げていることで注目される「インド」。ご存知のとおり、日本でポピュラーな料理であるカレーの発祥地として有名です。

ところで、インド料理にはカレー以外にどのような料理があるか知っていますか?

この記事ではインド料理の地域別の特徴や代表的なインド料理、本格的なインド料理レシピをご紹介します。インド料理の知識をぜひ深めてみてください♪

目次

  1. インド料理の特徴【地域別】
    1. 北インド
    2. 南インド
    3. 東インド
    4. 西インド
  2. 主なインド料理
    1. ビリヤニ(Biryani)
    2. タンドリーチキン(Tandoori Chicken)
    3. チャパティ(Chapati)
    4. サモサ(Samosa)
    5. パラクパニール(Palak Paneer)
    6. アチャール(Achaar)
    7. ラッシー(Lassi)
    8. グラブジャムン(Gulab Jamun)
  3. インド料理のレシピ
    1. 簡単!本格インド料理!タンドリーチキン
    2. 春巻きの皮で簡単インド料理!キャベツたっぷりサモサ
    3. まろやかな味わい!パラクパニール
    4. インドの豆スープ!ダール
    5. インドの定番の飲み物♪ラッシー
  4. インド料理を楽しんでみて!

インド料理の特徴【地域別】

インド料理の最大の特徴といえばクミンやコリアンダー、カルダモン、ターメリックなどのスパイスです。ここでは、様々なスパイスを使った地域別の料理の特徴をご紹介します。

北インド

北インド料理は、シナモンやクローブ、ナツメグ、ガラムマサラなどのスパイスを豊富に使い、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。バターや生クリーム、ナッツを使ったこってりした料理が多く、寒い気候にぴったりです。

南インド

南インド料理は、米を中心に、ココナッツミルクやタマリンド、カレーリーフなどを多く使うことが特徴です。さっぱりとした味わいのカレーが一般的で、辛さと酸味のバランスが魅力の料理が見られます。

東インド

東インド料理は、シーフードを豊富に使うことが特徴で、特にベンガル地方のベンガル料理がよく知られています。

西インド

西インド料理はグジャラート地方の厳格な菜食主義に基づき、グジャラティターリ(野菜中心の定食)が有名です。またゴア州では、ポルトガルの影響を受けた魚料理や豚肉の煮込みなども楽しめます。

主なインド料理

ここでは代表的なインド料理をご紹介します。

ビリヤニ(Biryani)

ビリヤニは、インドやバングラデシュ、パキスタンで親しまれている、スパイスとお肉をバスマティライスと一緒に炊き込んだ風味豊かな料理です。鶏肉や羊肉、魚介類などを使うことが多く、ヨーグルトやガラムマサラで味を整えます。屋台でも手軽に楽しむことができるため、日常的にも広く愛されています。

タンドリーチキン(Tandoori Chicken)

タンドリーチキンは、鶏肉をヨーグルトやガラムマサラ、レモンジュースで漬け込み、タンドール(窯)で焼き上げる料理です。この焼き方によって、外側は香ばしくカリッと、中はジューシーで柔らかい仕上がりになることが特徴です。

チャパティ(Chapati)

チャパティは、小麦粉を使った薄いインディアンブレッドで、特に北インドでよく食べられています。タンドールで焼かれるナンとは異なり、フライパンで焼くシンプルなパンです。カレーやスープと一緒に食べると、絶妙な組み合わせになりますよ。

サモサ(Samosa)

サモサは、インド料理の定番スナックで、外はカリッと揚げられ、中にはスパイスで味付けされたジャガイモやグリンピースなどの具が詰まっています。小麦粉で作った薄い皮で具材を包み、油で揚げることで、香ばしい風味が広がります。

インドでは軽食として親しまれ、ケチャップやミントソース、チャツネなどを添えて食べられます。

パラクパニール(Palak Paneer)

パラクパニールは、インドの北西部パンジャブ州発祥の人気カレーで、パラク(ほうれん草)とパニール(カッテージチーズ)が主な材料です。

ほうれん草の濃厚な味わいとチーズのまろやかさが絶妙に絡み合い、深い味わいを楽しめます。お肉を使わず、野菜で満足感を得たい方におすすめです。

アチャール(Achaar)

アチャールは野菜や果物をスパイスとマスタードオイルで漬け込み、長期間保存できるように作られた、インドの伝統的な漬物です。地域や食材によってスパイスの配合が異なり、にんじんやしょうが、マンゴー、唐辛子などさまざまな素材が使われます。

もともとは農作物の保存食として始まりましたが、現在ではインドの食卓に欠かせない存在です。

ラッシー(Lassi)

ラッシーは、インドで広く親しまれているヨーグルトベースのドリンクです。食後や暑い日にぴったりの爽やかな飲み物として人気です。

濃厚なヨーグルトを使用し、マンゴーやその他のフルーツを加えて甘さを引き立てたり、塩を加えて塩味に仕上げたりしたものがあります。

グラブジャムン(Gulab Jamun)

グラブジャムンは、インドの代表的なデザートで、甘さが特徴的な一品です。小麦粉、生乳、砂糖を使って作った生地を小さなボール状に成形し、油で揚げた後、カルダモンやローズウォーターが香るシロップに浸けます。

一口食べると、シロップが口の中でじゅわっと広がり、豊かな甘さが広がります。お祝い事や祭りの際に欠かせないデザートです。

インド料理のレシピ

自宅でインド料理を作ってみたい!という方に向けてデリッシュキッチンのレシピをご紹介します。

簡単!本格インド料理!タンドリーチキン

ヨーグルトなどに漬け込んでフライパンで焼くだけでできるタンドリーチキンのレシピです。ホームパーティーなどのおもてなしやバーベキューでも大人気間違いナシの一品です。ケチャップとカレー粉を使ってまろやかでほんのりスパイシーな味に仕上げます。

春巻きの皮で簡単インド料理!キャベツたっぷりサモサ

カレー味が食欲を刺激する、ミニサイズのかわいいサモサです。パーティーのおかずやおつまみにぴったりです。

まろやかな味わい!パラクパニール

鮮やかな緑色が目を引くパラクパニールは、インドの北西部パンジャブ州発祥のカレーです。「パラク」はほうれん草、「パニール」はカッテージチーズを意味します。こちらのレシピではパニールも牛乳で手作りします。

インドの豆スープ!ダール

ムングダールという豆が入ったスパイスたっぷりのスープです。ダールはヒンディー語で豆類の総称を指します。タドカは「スパイスを油(バター)で軽く炒める」という意味で、 仕上げにその油をかけることで香りが増して本格的に仕上がります。

インドの定番の飲み物♪ラッシー

カレーなどのスパイシーな料理にぴったりのドリンクです。さらっとした飲み心地でさっぱりさわやかな味わいが楽しめます。牛乳とヨーグルトで作るのでとても簡単です。料理と一緒でも、スイーツとして飲んでもおいしいです。

インド料理を楽しんでみて!

インド料理は、まさにスパイスの宝庫です。地域ごとの特色を楽しみながら、食材やスパイスの組み合わせを試してみることで、よりその魅力に引き込まれること間違いなしです。ぜひ、お気に入りを見つけてインド料理を存分に楽しんでくださいね。

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