DELISH KITCHEN

メークインと男爵いも!特徴に合わせて使い分けよう

作成日: 2020/12/28

更新日: 2022/03/29

じゃがいもにはさまざまな種類があります。その中でも特にスーパーなどでよく見かけるのは、メークインと男爵いもというふたつの品種です。これらは持ち味が大きく異なるので、用途に応じて使い分けるようにしましょう。

この記事ではメークインと男爵いも、それぞれについて特徴や向いている料理、おすすめのレシピをご紹介します。

目次

  1. メークインと男爵いもの特徴
    1. メークイン
    2. 男爵いも
  2. メークインと男爵いもの使い分け
  3. DELISH KITCHENのメークインにおすすめのレシピ
    1. メークインで揚げないフライドポテト
    2. 舞茸とじゃがいものバター醤油炒め
  4. DELISH KITCHENの男爵いもにおすすめのレシピ
    1. 定番牛肉コロッケ
    2. 基本のポテトサラダ
  5. じゃがいものむき方
    1. 包丁・ピーラーを使うむき方
    2. レンジを使うむき方
  6. じゃがいもの保存方法
    1. 常温保存
    2. 冷凍保存
  7. 特徴を活かしてメークインと男爵いもを使い分けよう

メークインと男爵いもの特徴

じゃがいもの中でも、メークインと男爵は違いがはっきりしています。それぞれどのような特徴があり、どのような料理に向いているのかをみていきましょう。

メークイン

メークインは、楕円形で表面がつるつるしているじゃがいもです。しっとりとしていてきめが細かく煮くずれしにくいので、煮込み料理、炒め物などに使われることが多い品種です。肉じゃが、煮物、カレー、シチューなど、じゃがいもの形を残したい料理に向いています。

似た特徴を持つ品種には、「はるか」「ホッカイコガネ」などがあります。

男爵いも

男爵いもは、表面がごつごつとしていて日本で最も収穫量が多いじゃがいもです。加熱するとホクホクとした食感になります。じゃがバターやポテトサラダ、コロッケなどに向いている品種です。

似た特徴を持っている品種には、「キタアカリ」があります。

メークインと男爵いもの使い分け

料理によって、メークインと男爵いもを使い分けるのがおいしく作るコツです。ただ、どちらの種類でも合うものもあり、食感や味わいのお好みで選ぶのがよいでしょう。

例えば、フライドポテトなどの揚げ物は、サクサクでカリッとした食感を好むならメークイン、ホクホクした食感を好むなら男爵いもで作るのがおすすめです。

DELISH KITCHENのメークインにおすすめのレシピ

煮くずれしにくく、しっとりときめが細かいのがメークインの特徴です。ここからは、メークインの特徴を活かせるおすすめレシピをご紹介します。

メークインで揚げないフライドポテト

レンジで加熱してフライパンで表面を焼いて作る、揚げないフライドポテトです。じゃがいもを切った後、長めに水にさらしておくと余分なでんぷんが落ちてカリッと仕上がります。仕上げに青のりやカレー粉をまぶして、アレンジを楽しむのもよいでしょう。揚げ油を使わないので後片付けも簡単です。

舞茸とじゃがいものバター醤油炒め

舞茸の旨味とバターのコク、しょうゆの香りで箸が止まらなくなるじゃがいも料理です。煮くずれしにくいメークインで作ると、中身がしっとりと仕上がりますよ。太めの棒状に切って、じゃがいもの食感を楽しみましょう。少ない材料で手軽に作れます。

DELISH KITCHENの男爵いもにおすすめのレシピ

男爵いもの特徴といえば、加熱したときのホクホクとした食感です。ここからは、男爵いもを使うとおいしく仕上がるおすすめレシピをご紹介します。

定番牛肉コロッケ

コロッケといえば、じゃがいも料理の定番です。マッシュポテトに向いている男爵いもを使えば、ご家庭でも店のようなおいしいコロッケを作れますよ。牛ひき肉をたっぷり使って、じゃがいもに旨味を移しましょう。たねは成形したらしっかり冷ましておくと、揚げているときに破裂しにくくなります。

基本のポテトサラダ

ホクホクの男爵いもを使えば、野菜のシャキシャキ食感が際立つポテトサラダに仕上がります。じゃがいもが熱いうちに下味をつけるのがポイントです。基本の作り方を覚えておくと、カレー粉や粒マスタードなどを加えてアレンジも楽しめますよ。

じゃがいものむき方

用途の広いじゃがいもは、常備しておくと便利です。上手な皮のむき方を覚えておきましょう。

包丁・ピーラーを使うむき方

じゃがいもの皮は、包丁またはピーラーでむくのが一般的です。皮をむく前によく洗って、水気を切っておきましょう。

ピーラーを使うと、包丁が苦手な方でも手軽に作業ができます。薄く皮をむきたいときも、ピーラーを使うと便利ですよ。一方、包丁を使うと、角を取りながら厚めに皮をむくことができ、煮くずれを防げます。調理の仕方に合わせて使い分けてもよいでしょう。

レンジを使うむき方

コロッケを作るときなど、大量にじゃがいもの皮をむくときはレンジを使うと便利です。レンジで加熱する前に、皮の表面に浅く切れ目を入れておきましょう。そうすることで皮と身の間に隙間ができて、切れ目を左右に指で開いただけで皮がつるんと簡単にむけます。

じゃがいもの保存方法

そのままでも比較的に日持ちのするじゃがいもですが、正しく保存することでさらに長持ちさせることができます。

常温保存

日が当たる場所や温度が上がる場所は芽が出やすいので、保存場所に向いていません。1個ずつ新聞紙で包み、保存袋に入れた後、風通しのよい冷暗所で保存するのがおすすめです。

冷凍保存

じゃがいもは冷凍保存することができます。生のまま、もしくは加熱してから冷凍します。

特徴を活かしてメークインと男爵いもを使い分けよう

じゃがいもはとても用途が広く、さまざまな料理に使われています。和洋中どんな味付けとも相性がよく、調理の仕方によって食感も変わるので、日常的に使える便利な食材です。

店頭でもよく見かけるメークインと男爵いもは、それぞれ特徴や向いている調理方法が異なります。上手に使い分けて、おいしくいただきましょう。

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