せせりってどこの部位?焼き鳥以外のせせりレシピもご紹介!
作成日: 2020/12/30
「せせり」とはどの部位のお肉のことなのか知っていますか。焼き鳥屋さんのメニューや一部のスーパーに並んでることもあり「鶏肉」ということは知っているものの、部位までは分からないという人も少なくないかもしれません。
今回は、知っているようで知らないせせりの特徴や下ごしらえの方法について解説していきます。おすすめレシピもご紹介するので参考にしてみてください。
せせりとは
お家で調理する鶏肉はモモやムネが一般的ですが、お店で見つけたら1度は手に取っておきたいのがせせりです。せせりは鶏の首肉のことで1羽からほんの少しの量しかとれません。頻繁に動く鶏の首を支えている筋肉のため、肉質は引き締まっています。プリっと弾力のある食感と、ほど良く付いている脂肪のジューシーさが魅力です。
せせりは焼き鳥屋さんでも人気が高く、うまみがあるためシンプルな塩焼きでも十分おいしくいただけます。
せせりの下ごしらえの方法
スーパーなどで購入したせせりは、お家でもおいしく調理ができます。また、調理前の下ごしらえの手順も簡単です。
まず、お肉に残っている骨を取り除きましょう。お肉を触ったときにある固い部分が骨なので、包丁を使ってそぎ落とします。
次に、縦長のお肉を食べやすい大きさに切れば下ごしらえは完了です。
こちらに下ごしらえの動画が掲載されているのでチェックしてみてください。
せせりを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、せせりを使ったおすすめレシピを紹介していきます。
せせりのポン酢和え
せせりを茹でることで、独特のプリプリ食感が際立ちます。ねぎと一緒に食べてプリプリとシャキシャキ、2つの食感をお楽しみください。ササっと作れるため、あと一品欲しいというときにも手軽に作れます。
せせりにはうまみがあるのでポン酢をかけるだけでおつまみにもおかずにもなるのです。
せせりとじゃがいものマスタードソテー
せせりを洋風にアレンジしたレシピは、ホクホクじゃがいもとの組み合わせてボリューミーな一品です。濃厚なマヨネーズの風味のなかに黒コショウの刺激とレモンの酸味を感じる絶妙な味付けになっています。
仕上げにパセリを散らして彩りを加えれば、お店で提供される料理のような仕上がりです。
せせりの油淋鶏風
モモ肉で作ることの多い油淋鶏をせせりで作ります。ごま油とねぎの香りで食が進むこと間違いなしの一品です。
きつね色になるまで揚げ焼きしたせせりは、外側はパリッと内側はジュワっと仕上がり、独特な食感がクセになります。
せせりのねぎポン酢炒め
シンプルな材料と手順でごはんもお酒も進むポン酢炒めのレシピです。食べた瞬間口のなかに広がるせせりのうまみとポン酢の酸味がたまりません。
ごはんのおかずとしてはもちろんお酒との相性も良く、食べ始めたら止まらなくなってしまいます。
せせりとニラのザーサイ炒め
瓶詰めのザーサイを使って、せせりを中華風に味わってみましょう。しょうゆの香ばしい香りがビールにもよく合います。
ジューシーなせせりは、ザーサイとしょうゆのしっかりめの味付けにも負けません。
せせりとキノコのホイル焼き
アルミホイルで包み焼き、食材のうまみをギュッと閉じ込めます。ホイルを開けた瞬間に漂うバターの香りと風味でせせりが上品に仕上がるレシピです。加熱中にしみ出る、せせりのうまみが溶け込んだスープまで美味しくいただけます。
やさしい味で子供にも喜ばれそうです。
エスニック風せせりのソテー
独特なクセがなくさまざまな味付けに対応できるせせりは、一風変わったエスニック風レシピにもぴったりです。
香草が好きは人はエスニック料理に欠かせないパクチーを加えてみてください。
プリプリ食感がたまらない!せせりをおいしくいただこう!
首の筋肉であるせせりは貴重な部位であるとともに、プリプリ感のある締まった身が特徴です。下ごしらえも簡単にできるのでお店でしか食べていなかった人も、お家で新しい食べ方に挑戦してみてください。
また、せせりはうまみを満喫できるシンプルな味付けから、うま味を活かした和洋中の味付けまで豊富なバリエーションに対応できます。
今回ご紹介したレシピで魅力たっぷりなせせりを味わいましょう。