DELISH KITCHEN

カクテルやお菓子にも!ラム酒の種類や使い方をご紹介

作成日: 2021/02/23

更新日: 2024/09/04

甘く芳醇な風味がたまらないラム酒。ロックやストレートで飲むだけでなく、カクテルのベースやお菓子作りにも活躍しているのをご存知でしょうか。
そこで、ここではラム酒とはどのようなお酒で、どのような使い方ができるのかを、レシピも交えて解説していきます。

※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. ラム酒について
    1. ラム酒とは
    2. ラム酒の度数
    3. ラム酒の糖質とカロリー
  2. ラムの種類
    1. 原料
  3. ラム酒の使い方
    1. ストレート・ロック
    2. カクテルにする
    3. 飲み物に入れる
    4. お菓子に使う
  4. ラム酒を使ったDELISH KITCHENのカクテルレシピ
    1. ラムコーク
    2. キューバリブレ
    3. モヒート
  5. ラム酒を使ったDELISH KITCHENのお菓子レシピ
    1. ラムレーズンの作り方
    2. フルーツバターケーキ
    3. 大人のフルーツパウンドケーキ
    4. 大人のカップガトーショコラ
    5. ラムレーズンスコーン
    6. ラム酒生チョコレート
  6. ラム酒はお菓子にも飲み物にも合う!

ラム酒について

ラム酒についての基本情報をみていきましょう。

ラム酒とは

ラム酒は、サトウキビを原料として作られた蒸留酒の一種です。
蒸留酒とは醸造酒を蒸留してアルコール度数を高めたお酒のことをいい、ラム酒はジン、ウオッカ、テキーラと共に「世界4大スピリッツ(蒸留酒)」として知られています。

ラム酒の度数

ラム酒のアルコール度数は、100g当たり40.5%です。

ラム酒の糖質とカロリー

ラム酒100g当たりの糖質は0.1g、カロリーは237kcalです。

【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】

ラムの種類

ラム酒には、原料の製造方法の違いによる分類と、見た目の色味の違いによる分類があります。それぞれみていきましょう。

原料

ラム酒の原料は、サトウキビの絞り汁、およびサトウキビから砂糖を精製する際にできる糖蜜です。
原料をアルコール発酵させたのち、蒸留・熟成させることによって、完成します。
ラム酒の口当たりや風味は、軽いものから重厚なものまでさまざま。これは、製造過程において蒸留・熟成方法や熟成の期間が異なるからです。

これらは口当たりの軽い順に「ライトラム」、「ミディアムラム」、「ヘビーラム」と、3つの種類に分けられています。

ラム酒は見た目の色味の違いによっても、3つの種類に分けられています。

1つ目は、「ホワイトラム」。
樽熟成後、活性炭でろ過したもので、色味は無色透明です。
雑味が少なく、スッキリとした味わいなので、カクテルのベースなどに向いています。

2つ目は、「ゴールドラム」。
樽熟成後、ろ過せずに瓶詰めしたもので、色味は薄い茶色です。
ラム本来の甘い風味やコクがバランス良く感じられるため、カクテルからお菓子の香り付けまで、幅広く使われています。

3つ目は、「ダークラム」。
内面を焦がした樽で3年以上熟成したもので、色味は濃い茶色をしています。
ラムの風味は3つの中で最も強く、芳醇な風味をダイレクトに味わえるストレートやロックで飲むのがおすすめです。

ラム酒の使い方

ここからは、ラム酒の使い方についてご紹介します。

ストレート・ロック

ストレートやロックは、ラム酒そのものの味を楽しんでみたい方におすすめの飲み方です。
ミディアムラムやヘビーラムを選ぶと、特徴がより感じられやすいでしょう。

カクテルにする

ストレートやロックで飲むほどお酒が強くないという人は、ラム酒を果汁や炭酸などで割り、カクテルにして飲むのもおすすめ。この場合、クセの少ないホワイトラムが向いているでしょう。
ラム酒を使ったカクテルはとても多く、「モヒート」や「ラムコーク」といった定番のカクテルをはじめ、さまざまな種類のカクテルがあります。

以下の記事では、カクテルの種類や割り方について解説しています。
ラムベースのカクテルについても言及しているので、ぜひご参照ください。

飲み物に入れる

コーヒーやココアなどに、少しだけラム酒を入れて飲むのもおすすめです。
甘いラム酒の風味が口の中に広がり、体もポカポカと温まってくるでしょう。

お菓子に使う

ラム酒の独特な甘い香りは、お菓子との相性も良く、ドライフルーツの香り付けから焼き菓子まで、幅広く使われています。上品な甘味がより際立ち、より高級感のある味わいにできるのが、ラム酒をお菓子に入れるメリットだといえるでしょう。

お菓子に使うラム酒がなく、ほかのもので代用する場合は、独特な芳香や甘味があり、アルコール度数の高いブランデーが最も適しています。

ラム酒を使ったDELISH KITCHENのカクテルレシピ

ここからは、ラム酒を使ったおすすめカクテルのレシピを3つご紹介します。

ラムコーク

ラム酒をコーラで割った定番カクテルです。
シュワっと弾けるコーラに、甘いラム酒がベストマッチ!
ステーキやバーベキューなど、肉料理との相性も抜群です。

キューバリブレ

ラム酒をコーラで割り、ライムの果汁をぎゅっと絞ったカクテル。
さわやかなライムの酸味がアクセントになっているので、甘味が苦手な人にもおすすめです。

モヒート

キューバ発祥のカクテル、モヒートの作り方をご紹介します!
甘いラム酒に、フレッシュミントとライムのさわやかな香りがマッチ♪
ミントとライム、砂糖をつぶし、香りを十分に引き出すのがポイントです。

ラム酒を使ったDELISH KITCHENのお菓子レシピ

ここからは、ラム酒を使ったお菓子のレシピをご紹介!

以下のレシピはアルコールを含んでいます。
お子様、妊娠中の方、アルコールに弱い方などはご注意ください。

ラムレーズンの作り方

ラムレーズンは自宅でも簡単に作れます!
レーズンは湯通しし、しっかり水気を拭き取ってからラム酒に浸けるのがポイントです。
焼き菓子に入れたり、アイスクリームのトッピングにしたりして楽しんでみましょう。

フルーツバターケーキ

ドライフルーツにラム酒を加え、バターケーキの生地に加えて焼き上げました♪
しっとりとした生地に、ラム酒のふくよかな香りが効いた大人の味わいをお楽しみください。

大人のフルーツパウンドケーキ

ラム酒をしっかり効かせたフルーツパウンドケーキのご紹介です。
ラム酒はドライフルーツの漬け込みだけでなく、焼き上がったケーキの表面にも塗ることで、さらに風味が増します。

大人のカップガトーショコラ

ほろ苦いガトーショコラの生地にラム酒で香りを付けたドライフルーツを入れて、大人の味に仕上げました♪
甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人にも喜ばれる一品です。

ラムレーズンスコーン

ラムレーズンがたっぷり入った、ティータイムにぴったりのスコーンをご紹介!
ホットケーキミックスを使った簡単レシピなので、思い立ったらすぐ作れます。

ラム酒生チョコレート

ミルクチョコレートのガナッシュに、ラム酒をたっぷり加えた、大人の生チョコです。
なめらかでコクのある口どけと共に、ふわっと香るラム酒の余韻をお楽しみください。

ラム酒はお菓子にも飲み物にも合う!

「世界4大スピリッツ」の1つとして知られるラム酒は、独特の甘くふくよかな風味が特徴です。
そのままストレートやロックで楽しむ以外にも、カクテルのベースにしたりお菓子に入れたりと、さまざまな形で活用されてきました。

ラム酒は色味や風味の違いによって種類が分かれています。
カクテルにはクセの少ないホワイトラムを使うなど、お好みに合わせて種類の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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