きんかんは皮ごと食べられる？ツヤツヤな甘露煮などレシピもご紹介！

きんかんについて

きんかんとはどのような食材なのか、美味しく食べられる時期はいつなのかについてみていきましょう。

きんかんとは

ひと口サイズのオレンジのような見た目の果物です。ミカン科キンカン属の果実で、中国から伝わりました。
酸味と甘味のバランスが良いのが特徴です。

きんかんの旬

きんかんの旬は冬です。
宮崎県で盛んに栽培され、1月から3月にかけて最も収穫されます。11月下旬から収穫が始まりますが、1月中旬から完熟のきんかんが多く出回るようになりますよ。

きんかんの食べ方

ここでは、きんかんの食べ方についてご紹介します。
きんかんは、生で食べられるのでしょうか。皮を剥く必要があるのかについても合わせてチェックしてみましょう。

生で食べられる？

きんかんは、生で食べることができます。
ヘタを取り、水で洗ってから食べましょう。種が入っているので、注意してくださいね。

皮ごと食べられる？

きんかんは、皮ごと食べる果物です。
皮を剥かないことで、皮の近くに多く含まれる甘味成分が失われないので、美味しさを余すことなく堪能できます。

きんかんの甘露煮の作り方

ここでは、ツヤツヤとしたきんかんの甘露煮を作れるレシピをご紹介します。
きんかんは「金冠」という字をあてられることから、富を象徴する縁起物です。
きんかんの甘露煮は、よくおせちに入っていることでも知られています。

金柑の甘露煮

きんかんシロップの作り方

きんかんと砂糖、水だけで簡単にできるきんかんシロップです。
冬に旬のきんかんなので、まずはお湯で割って、ホッと温まりましょう。

金柑シロップ

きんかんジャムの作り方

ここでは、きんかんジャムの作り方を2種類ご紹介します。

【鍋】ツヤツヤ金柑ジャム

鍋の場合は、きんかんの柔らかさや水分の量を確認しながら作ることができます。
ポイントは混ぜながら弱火でじっくり加熱することです。

【レンジ】レンジで金柑ジャム

レンジでジャムを作ると、焦げる心配がありません。
こちらのレシピでは、2回に分けて加熱します。1回目の加熱が終了してから混ぜることで、火の通り具合が均一になりますよ。

きんかんを使ったDELISH KITCHENのレシピ

きんかんを使ったレシピをご紹介します。

【おかず・サラダ】

鶏もも肉のソテー金柑ソース

ジューシーに焼き上げた鳥もも肉に、きんかんソースを添えたひと品。
付け合わせにベビーリーフを用意すれば、おもてなしにもぴったりなメイン料理になります。

ラディッシュと金柑のサラダ

さまざまな食材を使った、カラフルなサラダです。
ラディッシュときんかんを輪切りで揃えることで、見た目が良くなります。
きんかんの風味や生ハムの塩気を楽しむことができますよ。

金柑なます

きんかんとかぶで作るなますです。
千切りにせずに薄切りにすることで、調理の時間を短縮できます。
きんかんの華やかな風味が加わることで、上品な味わいに仕上がります。

【お菓子】

金柑パウンドケーキ

きんかんの優しい酸味を生かしたパウンドケーキです。
口に入れると、フワッときんかんの香りが膨らみます。
一度にたくさんできるので、プレゼントにしても良いでしょう。

丸ごと金柑ゼリー

甘露煮のきんかんが丸ごと入ったゼリーです。きんかんの甘酸っぱさがゼリーとよく合います。
さっぱりとしているので、食後のデザートにおすすめです。

金柑ブラウニー

きんかんが丸ごと乗ったインパクトのあるブラウニーです。
濃厚なブラウニーと爽やかなきんかんのバランスがとても良いですよ。

金柑のピール

きんかんと砂糖のシンプルなおやつです。
きんかんにまぶされたグラニュー糖がキラキラしていて、可愛らしいです。
甘さをしっかり感じるので、疲れたときのおやつにいかがでしょうか。

主役にも脇役にも！冬が旬のきんかんを楽しもう

この記事では、きんかんの旬や食べ方などについてご紹介しました。
甘露煮やジャムなどのきんかんが主役のレシピもありますが、ソースやサラダなど、料理に加えても美味しく食べることができます。きんかんの甘酸っぱさや爽やかな香りが料理のアクセントになるでしょう。

今回ご紹介したレシピを参考に、きんかんを楽しみましょう。