デリッシュキッチン

花椒とは?特徴や山椒との違い、活用レシピをご紹介

作成日: 2021/04/12

更新日: 2024/12/19

みなさんは花椒を知っていますか?山椒ならわかるものの、花椒はよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、花椒の読み方を始め、特徴や山椒との違い、代用方法、そして花椒の活用レシピをご紹介します。これまで手に取ったことがない人も、花椒を使うことでレパートリーの幅が広がりますよ。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

  1. 花椒とは?
  2. 花椒の特徴は?
    1. 山椒との違いは?
  3. 花椒を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 四川風麻婆豆腐
    2. 鶏唐揚げの唐辛子炒め
    3. イワシとナスの中華風スパイス炒め
    4. 中華風鶏ハム
    5. 火鍋
    6. 豚バラと豆腐の四川風鍋
    7. ビャンビャン麺
    8. 麻辣そば
  4. 花椒を使って本格的な中華料理に挑戦しよう!

花椒とは?

花椒は中国原産のスパイスで、ミカン科サンショウ属にあたる植物の実の果皮から作られています。
花椒は中国語で「ホアジャオ」、日本語では「かしょう」と読みます。
四川料理によく使われており、本格的な中華料理店で食べる麻婆豆腐の風味は花椒が元になっています。ホール状のものや粉状のものが市販されていて、ホールタイプはそのまま使ったり粗挽きにしたりして使います。

花椒の特徴は?

四川料理と聞くと辛いイメージを持たれるかもしれませんが、花椒自体はどのくらい辛いのでしょうか?
花椒の辛さで一般的に例えられる表現は「しびれるような辛さ」です。唐辛子系の辛さは舌や喉が痛くなるような辛さですが、花椒は舌がピリピリとしびれるような辛さであることが特徴です。
また、花椒は赤茶色の見た目をしており、少し柑橘系の爽やかな香りがします。

山椒との違いは?

花椒と山椒は同じミカン科サンショウ属の植物を元に作られていますが、特徴が異なります。
花椒は中国産なのに対し、山椒は日本産で花椒と比べるとマイルドな辛みが特徴です。

基本的には花椒の代用として山椒を使うのは難しいとされています。
例えば、本場の麻婆豆腐に山椒を使うと物足りない感じがしますし、山椒をかけて食べるうなぎに花椒をかけると刺激が強すぎてマッチしません。

花椒を使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここからは、花椒を使ったおすすめレシピをご紹介します。辛いもの好きな人は必見です。

四川風麻婆豆腐

本格的な四川風麻婆豆腐にも挑戦してみましょう。
市販の麻婆豆腐とは一味違った麻婆豆腐を堪能できます。たっぷり入れた唐辛子と花椒のアクセントで、辛いものが好きな人はやみつきになること間違いなしです。

鶏唐揚げの唐辛子炒め

ジューシーな鶏もも肉を唐辛子や花椒などで味付けをします。
唐辛子や花椒のピリッと感、しょうゆとにんにくの風味はごはんにもお酒にも合いますよ。後引く辛さで食が進みます。

イワシとナスの中華風スパイス炒め

揚げ焼きしたイワシとなすを中華風に炒めました。
塩としょうゆのみのシンプルな調味料ですが、花椒のさわやかさと辛みが味わい深い仕上がりにしてくれます。

中華風鶏ハム

しっとり食感が人気の鶏ハムを中華風にしていただきましょう。
紹興酒や砂糖、しょうゆなどで下味をつけた鶏肉に、花椒をふりかけてから巻いて加熱します。花椒の香りいっぱいの鶏ハムです。

火鍋

普通の鍋じゃ物足りない、いつもの鍋に飽きてしまったという人は火鍋に挑戦してみましょう。
花椒と唐辛子を使った辛いスープは、普通の辛さでは満足できない人にも刺激的な辛さです。

豚バラと豆腐の四川風鍋

口の中が痺れる感覚がたまらない四川風鍋です。
花椒は最後に振りかけるので香りが際立ちます。豚バラやきのこのうまみが溶け込んだスープは最後までおいしくいただけますよ。

ビャンビャン麺

幅広の手打ち麺を使ったビャンビャン麺をきしめんで作ってみましょう。
酢としょうゆをベースに豆板醤とにんにくを加えたタレと、仕上げにかける花椒、複数の風味が混ざり合い何ともいえないおいしさになります。

麻辣そば

ざるそばならぬ、つけそばにも花椒を使います。
花椒の香りがただよう麻辣つゆとそばの風味がマッチするひと品です。豚ひき肉を入れることで満足感も得られます。

花椒を使って本格的な中華料理に挑戦しよう!

花椒はミカン科サンショウ属の植物で、さわやかな香りと痺れるような辛さが特徴です。花椒と山椒は風味や辛さが異なります。そのため、本格的な中華料理を楽しむためにも花椒を使うレシピは花椒で挑戦しましょう。

今回ご紹介したレシピは花椒の特徴が活かされるものばかりです。辛いもの好きな人にはたまらない、痺れる辛さや風味をお楽しみください。


【関連記事】

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。