DELISH KITCHEN

牛乳消費を応援しよう!牛乳のおいしいレシピ10選!

作成日: 2020/05/07

更新日: 2023/08/10

みなさんは、「牛乳が余ってしまう」というニュースを覚えていますでしょうか?
コロナ禍で学校給食で使われる予定だった牛乳が廃棄されるおそれがあるなど、農林水産省からも消費のお願いがありましたね。あれから月日が経ちましたが、「今も牛乳が余ってしまう」というおそれは解消されていません。

ここでは、なぜ牛乳が余ってしまうのか、その理由や行われている対策についてご解説します。理由を知り、消費をすることは酪農家を応援することにも繋がりますよ。記事後半では牛乳を使ったおすすめレシピも10選ご紹介しますので、せひ作ってみてください♪

目次

  1. 牛乳はどうして余ってしまうの?
    1. 母乳の量を調整できないため
    2. 季節により生産量と消費量に差が生まれるため
  2. 牛乳を余らせない対策
  3. 牛乳に含まれる栄養素
    1. カルシウム
    2. 牛乳(100g当たり)の栄養素
  4. 牛乳を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. みかんまるごとがインパクト大!牛乳みかん
    2. ミルク感たっぷりのぷるぷるおやつ♪
    3. 大きな器で作ってみんなで楽しめるミルクプリン
    4. 濃厚!ミルキーな練乳バター
    5. 生クリームがなくてもこってり濃厚!クリームパスタ
    6. みんな大好きな定番メニュー♪
    7. 野菜もとれるやさしいとろみのミルクスープ
    8. 生クリーム不使用!冷蔵庫の食材で作れる
    9. 型不要!自宅のコップで作れるお手軽デザート
    10. 1本使い切り!大量消費にもってこいの手作りチーズ
  5. 牛乳はおやつに料理に大活躍!!

牛乳はどうして余ってしまうの?

ご存知の通り、牛乳は牛から搾られるお乳から作られます。牛から搾られたものを生乳といい、生乳を処理したものが牛乳になります。

牛乳が余ってしまう大きな理由は、生乳が作られる量に対して、消費が追いついていないためです。
では、なぜ生産量と消費量に差が生まれるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

母乳の量を調整できないため

生乳は牛が子供を育てるために出す母乳。仔牛を産んだ「お母さん牛」から搾られます。たとえ牛乳の需要が増え、生産量を増やしたいとしても、母乳の量を思い通りに増やすことはできません。一方で、毎日絞らないと病気になってしまうため減らすこともできません。

このように生産量をすぐに調整することができないため、コロナなどで急激に需要が落ち込んだ際、牛乳は余ってしまいます。

季節により生産量と消費量に差が生まれるため

牛が暑さに弱く、夏には生産量が落ちることをご存知でしょうか?日本では、ホルスタインという品種の乳牛が多く飼育されています。白と黒のまだら模様の品種です。ホルスタインは乳量が多いのですが、暑さに弱く夏は生産量が落ち込むことも特徴です。

一方、飲用牛乳の消費量はいつ増減するのでしょうか。通年のサイクルを見ると、牛乳の消費量は夏休みのある8月を除き、春〜秋にかけて増え、冬になると減っていきます。
農林水産省の生乳生産量・飲用牛乳消費量の季節変動をみると下記のようになります。

  1. 春:牛にとって過ごしやすい気温のため生乳の生産量は増しますが、春休みやGWなどにより消費量は落ち着きます。(緑)
  2. 冬:生乳生産量は多くありませんが、消費量が下がります。冬休みに学校給食がないことや、年末年始は牛乳の消費量が少ないためです。(赤)


それぞれ生産量と消費量にはサイクルがありますが、春先や年末年始には生産量と消費量にズレがあるようです。この時に牛乳は特に余りやすくなります。

【出典:「牛乳でスマイルプロジェクト」
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/attach/pdf/gyunyu_smile-11.pdf (農林水産省)】

牛乳を余らせない対策

通常、乳業メーカーは、生乳を飲用牛乳に優先して供給し、その余りをチーズやバター、脱脂粉乳などの加工品に使います。

2014年のバター不足以降、増頭対策を行なっていましたが、その中でコロナを迎え需要が低迷しました。コロナ禍でも、長期間保存が可能な脱脂粉乳やバターを生産することで需要の回復を待ってきました。現在、バターの需要は順調に増えていますが、同時に製造される脱脂粉乳の需要は低迷しています。脱脂粉乳の在庫がこれ以上積みあがると、乳業メーカーは経営を圧迫され、今後、生乳を買えなくなる可能性があります。

牛乳に含まれる栄養素

「余り」が問題になっている牛乳ですが、牛乳には子どもの成長や健康的な体づくりに必要なカルシウムの他、たんぱく質やミネラル、ビタミン類も含まれています。余ってしまったり廃棄されてしまうのは、もったいないですよね。

カルシウム

特にカルシウムは強い骨や歯を作る大事な栄養素です。
子どもの場合、1日の700〜1000mg / 成人の場合 600〜800mg が目標の摂取量になります。
カルシウムが多く含まれている牛乳は、1日1杯(200g)飲むことで、220mgのカルシウムを摂取できます。ぜひ1日1杯を習慣にしてみてくださいね。

【出典:「大切な栄養素カルシウム」https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics1_05.html(農林水産省)】

牛乳(100g当たり)の栄養素

エネルギー  :61kcal
タンパク質  :3.3g
脂質     :3.8g
炭水化物   :4.8g
ナトリウム  :41mg
カリウム   :150mg
カルシウム  :110mg
マグネシウム :10mg
ビタミンK  :2μg
ビタミンB1 :0.04mg
ビタミンB2 :0.15mg
ビタミンB6 :0.03μg
ビタミンB12:0.3mg
ビタミンC   :1mg

【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】

牛乳を使ったDELISH KITCHENのレシピ

最後に、牛乳を使ったDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。

みかんまるごとがインパクト大!牛乳みかん

ミルク感たっぷりのぷるぷるおやつ♪

大きな器で作ってみんなで楽しめるミルクプリン

濃厚!ミルキーな練乳バター

生クリームがなくてもこってり濃厚!クリームパスタ

みんな大好きな定番メニュー♪

野菜もとれるやさしいとろみのミルクスープ

生クリーム不使用!冷蔵庫の食材で作れる

型不要!自宅のコップで作れるお手軽デザート

1本使い切り!大量消費にもってこいの手作りチーズ

牛乳はおやつに料理に大活躍!!

いかがでしたか?牛乳を取り巻く問題を知ること、1日1杯飲むこと、お料理に使うこと、など小さなことでも牛乳の消費を応援することがでます♪
DELISH KITCHENでは他にも牛乳を使ったおやつや料理を多数ご用意していますので、この機会にあたらしい料理に挑戦してみるのもおすすめです。ぜひご活用ください!

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。