DELISH KITCHEN

いらないときは断れる?居酒屋のお通しとはなにかについてやレシピご紹介

作成日: 2021/09/30

居酒屋などで、注文した料理の前に提供される「お通し」。
店ごとに工夫が凝らされていて、楽しみという人も多いでしょう。一方、お断りしたいと思うときもあるかもしれません。

この記事では、お通しとはどのようなものなのかに加えて、必要ないときには断れるのかといったことも合わせてみていきましょう。
お家で簡単に作れる、お通しにぴったりなレシピもご紹介するので、お家居酒屋を楽しんでみませんか。

目次

  1. お通しについて
    1. お通しとは
    2. 突き出し・先付けとの違い
    3. お通し代はいくらか
  2. お通しがいらないときは
    1. お通しを断ることはできるのか
    2. お通し代は返ってくるのか
  3. 【居酒屋風】DELISH KITCHENのお通しレシピ
    1. 《定番》
    2. ちくわとこんにゃくのピリ辛煮
    3. 枝豆ガーリック旨塩炒め
    4. もつ煮込み
    5. 基本のポテトサラダ
    6. 《簡単》
    7. やみつきキャベツ
    8. 和風ツナマヨ無限ピーマン
    9. ささみときゅうりのカリカリ梅あえ
    10. 《おしゃれ》
    11. フルーツナッツディップ
    12. 揚げ蕎麦スナック
    13. パプリカの粉チーズサラダ
  4. お通しは注文した料理が来るまでに簡単につまめる一品

お通しについて

まずは、お通しについて似た意味を持つ言葉との違いや、由来などを交えてご紹介します。

お通しとは

お通しは、料理屋で最初の注文を受けたあとに出す、簡単な料理のことです。
お酒を飲みながらつまめるものが多く、注文した料理ができあがるまでのつなぎとしての役割を持っています。
もともとは、客からの注文を受けたとことを表すためのもので、「お客様の注文をお通ししました」から「お通し」となったといわれています。

注文した料理が来るまでのつなぎとしての意味を持つお通し文化は日本独自のもので、海外の人から見ると店の無料のサービスなのか分からず、混乱するといわれています。
外国にもあるお通しと似た文化としては、バーなどの席料である、いわゆるテーブルチャージがあげられます。

お通しを英語で表現する際は、席料を意味する「cover charge」や、コースなどの前菜に当たる食事を意味する「appetizer」とすると誤解を招きにくいとされています。

突き出し・先付けとの違い

お通しと似た意味を持つ言葉として、「突き出し」や「先付け」があげられます。
これらの言葉は、全て一番はじめに出される料理ということは共通していますが、由来がそれぞれ異なります。

突き出しは、関西で主に使われるお通しを指す言葉です。
意味は変わりませんが、言葉の由来が異なります。
客の注文を受けたあとに出すお通しとは違い、突き出しは客の注文とは関係なく突き出すということから、突き出しといわれるようになったと考えられています。

また、先付けとは懐石料理などの料理のコースにそもそも含まれている料理のひとつで、一番最初に提供されるものを指します。
そのため先付けは、お通しのようにその料理単品で料金がかかるものではないという違いがあります。

お通し代はいくらか

お通しは、お通し代として料金がかかる飲食店がほとんどですが、金額は店によってさまざまです。
200〜300円という比較的少額なところから、店によっては1,000円をこえるところもあります。
また、お通しはサービスとして無料で提供しているところもあり、店ごとに特徴があるのもお通しのおもしろいところのひとつです。

お通しがいらないときは

ときには、お通しはいらないという場合もあるかもしれません。
そんなときには断ってもよいのでしょうか。

お通しを断ることはできるのか

食べられない料理がくるかもしれないので、お通しをお断りしたいときもありますね。
お通しについては明確にルールが定まっているわけではないため、店の裁量に任せられるところが大きくなっていますが、基本的には断れないことがほとんどです。

お通しは店にとっては、店の味を一番はじめに表現するきっかけになり、客にとっては待たずにすぐに料理を食べられるという、お互いにメリットがあるものともいえます。

お通し代は返ってくるのか

どうしても食べられないから、お通しをお断りしたというときに気になるのは料金ですよね。
店にもよりますが、出される前に断ったものや手をつけていない場合は、お通し代が返ってくることもあります。
ただし、確実ではないためトラブルを避けるためにも、事前にきちんと確認しておくことがおすすめです。

【居酒屋風】DELISH KITCHENのお通しレシピ

最後にお家で居酒屋気分が味わえる、おすすめのお通しレシピをご紹介します。
さっと作れるものが多いので、時間がないときに何か一品追加したいという際にも活用できますよ。

《定番》

ちくわとこんにゃくのピリ辛煮

ちくわとこんにゃくを使った甘辛い炒め物です。
さっと炒めて簡単に作れる、ごま油の香ばしさがたまらない一品です。

枝豆ガーリック旨塩炒め

居酒屋の代表メニューでのある枝豆をにんにく、唐辛子でピリ辛に炒めた料理です。
オリーブオイルで熱したにんにくと唐辛子は香りが立ち、枝豆と合わせることでやみつき間違いなしのおいしさです。

もつ煮込み

具材にしっかりと味の染み込んだもつ煮込みは、お酒との相性バッチリです。
豚もつをあらかじめ、さっと水で洗い下ゆでしておくことで臭みがとれ、食べやすい味わいに仕上がりますよ。

基本のポテトサラダ

幅広い年齢層から人気のポテトサラダです。
じゃがいものほかに、ハム、きゅうり、玉ねぎ、にんじんという食材を使った基本のポテトサラダは、ぜひ覚えておきたいレシピです。

《簡単》

やみつきキャベツ

食材はキャベツのみで作れるお手軽な料理です。
火も包丁も使わずに、ちぎったキャベツを調味料と袋の中で揉むだけで作れるので、忙しいときにもぴったりですよ。

和風ツナマヨ無限ピーマン

ツナ缶とマヨネーズという相性抜群の食材にピーマンを合わせた、簡単に作れるのに箸が止まらなくなる一品です。
細切りにしたピーマンをレンジで加熱したあと、そのほかの材料と合わせるだけで作れますよ。

ささみときゅうりのカリカリ梅あえ

ささみにきゅうりとカリカリ梅を合わせた、ほんのりと酸味がきいた料理です。
ポン酢しょうゆにごま油、白いりごまを加えたさっぱりとした味付けでいただきます。

《おしゃれ》

フルーツナッツディップ

ちょっとしたパーティーなど、いつもとは少し違ったおつまみを用意したいというときにぴったりな、おしゃれなディップです。
クリームチーズにドライフルーツやミックスナッツを入れることで、食感が楽しく風味もよい仕上がりになりますよ。

揚げ蕎麦スナック

パブなどで出てきそうな、少しおしゃれなスナックも蕎麦で簡単に作れます。
作り方は、ゆでた蕎麦をサラダ油できつね色になるまで揚げるだけという手軽さです。

パプリカの粉チーズサラダ

赤パプリカを使った色鮮やかな、おつまみにもおすすめのサラダです。
作り方もとても簡単で、千切りした赤パプリカにオリーブオイル、粉チーズ、塩こしょうを合わせるだけです。

お通しは注文した料理が来るまでに簡単につまめる一品

今回はお通しについて、お通しとはどんなものなのか、由来や似た意味を持つ言葉とも比較しながらご紹介しました。
何が出てくるのかわからないことも多いお通しは、その店の味や雰囲気などがわかる少しわくわくする料理でもあります。

お家で作れるお通し風の料理も、定番のものからおしゃれな仕上がりのものまで幅広くありますので、ぜひお家でも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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