DELISH KITCHEN

さごしとはどんな魚?サワラとの違いやレシピもご紹介

作成日: 2021/07/17

スーパーなどで「さごし」という魚を見かけたことはあるでしょうか。
さわらとよく似ていますが、違いはあるのか、どのような魚なのかなど、知らないことも多いかもしれません。

この記事では、さごしについて解説します。
さごしについて特徴や食べ方、さごしでも作れるおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. さごしについて
    1. さごしとは
    2. さごしの旬
    3. さごしの味
    4. さごしの値段
  2. さごしとさわらの食べ方は違う?
  3. 【さごしでも作れる】さわらを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 《焼く》
    2. サワラの塩焼き
    3. さわらの照り焼き
    4. さわらの西京焼き
    5. さわらの和風ムニエル
    6. 《煮る》
    7. さわらの煮付け
    8. さわらの簡単アクアパッツァ
    9. 《揚げる》
    10. サワラのみぞれあんかけ
    11. さわらの梅春巻き
    12. さわらと豆腐の揚げ団子
  4. さわらの幼魚であるさごしを味わってみよう

さごしについて

さごしとは、どのような魚なのでしょうか。
旬や味、値段についても合わせてみてみましょう。

さごしとは

さごしは、スズキ目サバ亜目サバ科サワラ属に分類される、さわらの幼魚です。

出世魚のため、サイズによって呼び方が変わります。
40〜50cmの個体が「さごし」、50〜60cmは「やなぎ」、60cm以上で「さわら」と呼びます。
地域によっては、70cmや80cmを超える大きさの個体を、さわらと呼ぶこともあります。

また、さごしの呼び方も地域によって異なります。
関西では「さごし」と呼びますが、関東での呼び方は「さごち」となります。

さごしを漢字で表記すると「青箭魚」となります。
さごしはサバ科の魚なので、サバのように背が青くなっています。
さらに、スリムで鋭い形であることから「矢じり」という意味の「箭」という漢字が名前に使われているのでしょう。

さごしの旬

さごしの旬は、春あるいは冬で、それぞれ味わいに違いがあります。
春は産卵の時期なので、身だけでなく真子や白子も味わうことができます。
冬は産卵に備えて栄養を蓄えているため、脂ののったさごしが出回ります。

さごしの味

さごしは、淡白な味わいです。
新鮮な状態であれば刺身で食べることができますが、傷みやすい魚であるため、臭くてまずいと思われることがあります。
生のまま食べるときには特に新鮮なものを選び、火を通す場合はしっかりと下処理をすることで、おいしいさごし味わうことができます。

さごしの値段

さごしは、さわらやほかの魚に比べて手頃な値段で出回っています。
1尾あたり100〜500円ほどで販売されていることが多くなっています。
漁獲量が安定していることや、サイズが小さいことが安さにつながっていると考えられます。

さごしとさわらの食べ方は違う?

さごしとさわらは、同じ食べ方ができます。
どちらも味わいは似ていますが、さごしの方が淡白です。
さわらの幼魚であるため、さごしの方が身が薄く、脂が少ないという特徴があります。

新鮮な状態に限りますが、生のまま刺身にしてもおいしく食べられます。
また、焼き魚や煮付けにするのもおすすめです。

【さごしでも作れる】さわらを使ったDELISH KITCHENのレシピ

さごしは、さわらと同じ調理方法で食べることができます。
ご紹介するレシピはさわらを使っていますが、さごしでもおいしく作れるので、ぜひ試してみてください。

《焼く》

サワラの塩焼き

フライパンひとつで作れる塩焼きのレシピです。
新鮮なさわらを使いシンプルに塩だけで仕上げるため、食材のおいしさを堪能できます。

さわらの照り焼き

ふっくらと焼き上げたさわらに甘辛いたれがよくからみ、ご飯が進む一品です。
お好みで大葉や大根おろしを添えていただきましょう。

さわらの西京焼き

白みその上品な香りがたまらない西京焼きのレシピです。
さわらをみそだれに漬けておけば、あとはフライパンで焼くだけなので手軽に作れますよ。

さわらの和風ムニエル

味付けにしょうゆを使った和風のムニエルです。
バターしょうゆの香ばしい香りや、にんにくの風味が食欲をそそります。

《煮る》

さわらの煮付け

しょうがが香る甘辛い味わいで、ご飯にぴったりの煮付けのレシピです。
皮目に切り込みを入れることで、火の通りが均一になります。

さわらの簡単アクアパッツァ

華やかで魚介の旨味たっぷりのアクアパッツァです。
さわらやあさり、ミニトマト、キャベツなど具だくさんな一品です。シンプルな調味料で味わい深く仕上げましょう。

《揚げる》

サワラのみぞれあんかけ

パリッと揚げ焼きにしたさわらに、みぞれあんをかけていただきます。
みぞれにとろみをつけてあんにすれば、さわらによくからんで食べやすくなります。

さわらの梅春巻き

大葉と梅干しの風味が爽やかな、さっぱりとした春巻きです。
さわらを使って、いつもとひと味違った春巻きを作ってみましょう。

さわらと豆腐の揚げ団子

さわらだけでなく豆腐も入った、ふわふわ食感の揚げ団子です。
さわらの骨を丁寧に取り除くことで食感よく仕上がります。

さわらの幼魚であるさごしを味わってみよう

この記事では、さごしについて解説しました。
さごしはさわらの幼魚で、淡白な味わいが特徴です。手頃な値段で出回っているので、手軽に料理に取り入れることができますよ。焼き魚や煮付け、新鮮なものは刺身でも楽しめます。

さごしは、さわらと同じ調理方法で食べることができます。
ご紹介したレシピを参考に、さごしを使った美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。