DELISH KITCHEN
  1. 唐辛子は種類が豊富!日本や世界の唐辛子をご紹介

唐辛子は種類が豊富!日本や世界の唐辛子をご紹介

作成日: 2021/09/25

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。

料理に少し加えるだけでピリッとしたアクセントになる唐辛子は、刺激が欲しいときに欠かせませんよね。
辛味が魅力の唐辛子には、たくさんの種類があることをご存じですか。日本で一般的な赤唐辛子や青唐辛子にもいくつかの品種があり、それぞれ見た目や辛さの特徴が異なります。

この記事では、種類が豊富な日本と世界の唐辛子についてご紹介します。

目次

  1. 唐辛子について
    1. 唐辛子とは
    2. 唐辛子の辛さ
  2. 【日本】唐辛子の種類
    1. 《赤唐辛子》
    2. 本鷹(ほんたか)
    3. 三鷹(さんたか)
    4. 熊鷹(くまたか)
    5. 八房(やつふさ)
    6. 日光とうがらし
    7. 《青唐辛子》
    8. 《黄唐辛子》
    9. 《在来種》
    10. 万願寺とうがらし
    11. 杉谷とうがらし
    12. 三宝甘長とうがらし
    13. ひもとうがらし
    14. 香川本鷹
    15. 清水森ナンバ
    16. 剣崎なんば
    17. 山古志かぐらなんばん
    18. ぼたんこしょう
    19. あじめコショウ
  3. 【世界】唐辛子の種類
    1. ハラペーニョ
    2. ハバネロ
    3. ブート・ジョロキア
    4. プリッキーヌ
    5. 韓国とうがらし
  4. 鷹の爪の使い方
  5. 唐辛子を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 【赤唐辛子】
    2. 自家製ラー油
    3. お手軽白菜キムチ
    4. 四川風麻婆豆腐
    5. よだれ鶏の唐辛子ねぎだれ
    6. 【青唐辛子】
    7. 南蛮味噌(青唐辛子味噌)
    8. 豚バラと青唐辛子のピリ辛炒め
    9. 万願寺とうがらしと手羽先の甘辛炒め
    10. ペーストから作るグリーンカレー
  6. 唐辛子は種類が豊富!手に入ったら食べ比べしてみよう

唐辛子について

まずは、知っているようで知らない唐辛子の特徴について確認してみましょう。

唐辛子とは

唐辛子はナス科トウガラシ属の植物で、原産国は中南米です。
中南米からヨーロッパに伝わって、インドや中国を経由し、16世紀に日本へ伝わったといわれています。
世界中で数千種類もの品種が栽培されており、韓国料理や中華料理、エスニック料理、カレーなど、さまざまな料理に欠かせない存在です。

一般的な赤唐辛子や青唐辛子のほか、黄色やオレンジ、紫などの品種もあります。
なお、ピーマンやパプリカも唐辛子と同じナス科トウガラシ属の植物です。確かに、何となく形や質感が似ていますよね。

唐辛子の辛さ

唐辛子が辛いのは辛味成分であるカプサイシンが含まれているから、という理由は有名ですね。
カプサイシンは、ワタと呼ばれる胎座という部分で作られており、この部分に特に多く含まれています。
カプサイシンが唐辛子に含まれているのは、動物に食べられないようにするためなのだとか。ただし、動物のなかでも遠くまで種子を運び生息地を広げてくれる鳥は、唐辛子の辛味を感じないようです。

唐辛子の辛さを左右するのは、その唐辛子に含まれているカプサイシンの量です。
カプサイシンの量は品種によって異なり、辛い品種と辛くない品種があります。
ちなみに、同じ品種でも栽培地や栽培している期間の天候、収穫した時期によってもカプサイシンの量は変わります。

ところで、激辛料理などを紹介するテレビ番組などで「スコヴィル値」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
スコヴィル値は辛さを表現する単位(SHU)で、数値が高いほど辛いということになります。

スコヴィル値は、1912年に科学者のスコヴィル氏が考案したもので、対象とする唐辛子の辛味成分を砂糖水で薄めた場合、どのくらいの希釈倍率にすれば辛さを感じなくなるのかを表しました。
例えば、100SHUの唐辛子があった場合、その唐辛子の辛味成分を抽出して、砂糖水で100倍に希釈したら辛味を感じなくなったということです。

【日本】唐辛子の種類

ここからは、日本で栽培されている唐辛子の種類をご紹介します。

《赤唐辛子》

日本で赤唐辛子といえば、鷹の爪が一般的です。
空に向かって伸びる実の様子が鷹の爪と似ていたため、このように呼ばれるようになりました。
ここでは、鷹の爪の品種についてみていきましょう。

本鷹(ほんたか)

鷹の爪のなかでは大きめサイズで、香川県が主な産地です。
辛味が強く、上品な香りをしています。
一時は幻の唐辛子と呼ばれるほど生産量が減ったものの、地域で生産力をアップさせる取り組みが行われています。

三鷹(さんたか)

三鷹の主な産地は栃木県で、本鷹と八房を交配させてつくられました。
鮮やかな赤色と強い辛味が特徴で、スーパーなどでも手に入る一味唐辛子や七味唐辛子にもよく使われています。

熊鷹(くまたか)

福岡県が主な産地となっている熊鷹は、日本の唐辛子のなかでも特に辛い品種です。
激辛好きな人にはたまりませんが、福岡県以外ではほとんど栽培されていないため、それ以外の地域ではなかなか手に入らないかもしれません。

八房(やつふさ)

八房という名前の由来は、ふさなりに実がたくさん付くからです。
葉の部分を葉唐辛子として使うこともできます。
主に関東地方で栽培されており、辛すぎないほどよい辛さが特徴です。

日光とうがらし

長くて大きい日光とうがらしは、ぶら下がるように実を付けるのが特徴です。
名前の通り、栃木県の日光周辺が主な産地となっています。
辛味があまりないため、鷹の爪の刺激とはイメージが少し違います。

《青唐辛子》

青唐辛子には、辛い品種と辛くない品種があります。
辛い青唐辛子にはカプサイシンが多く含まれており、辛くない青唐辛子にはカプサイシンがほとんど含まれていないからです。

辛くない青唐辛子の品種として有名なのが「しし唐辛子」です。
しし唐辛子は凸凹している表面が、獅子の顔のように見えることから名付けられました。
高知県で多く栽培されていて、ピーマンのようなほろ苦さがあります。

京都府で栽培されている「万願寺唐辛子」も辛くない青唐辛子です。
肉厚で甘味があり、加熱してそのまま食べてもおいしいですよ。

ほかにも、滋賀県で栽培されている、苦味やクセがない「杉谷とうがらし」も青唐辛子の一種です。

《黄唐辛子》

福岡県で栽培されている黄唐辛子は、黄色でかわいらしいことから観賞用にされることもあります。
見た目はかわいらしいのですが、辛さは激辛で赤唐辛子よりも辛味が強いのが特徴です。

《在来種》

在来種の唐辛子もたくさんあります。

万願寺とうがらし

京野菜のひとつとして知られている青唐辛子で、京都府で栽培されています。
肉厚で甘味のある実が特徴です。

杉谷とうがらし

先が曲がっている特徴的な形の青唐辛子で、滋賀県甲賀市の伝統野菜です。
苦味やクセがなく、食べやすい品種です。

三宝甘長とうがらし

鳥取県で栽培されている大型の青唐辛子です。
やわらかくて甘い実が特徴で、苦味や辛味はありません。

ひもとうがらし

産地は奈良県で、大和の伝統野菜にも認定されています。
ひものように細長い形で、甘味があり皮が薄いのが特徴です。

香川本鷹

香川県で栽培されている赤唐辛子です。
強い辛味と香りが特徴で、豊臣秀吉からの拝領品という言い伝えがあるそうです。

清水森ナンバ

青森県弘前市が産地で実は大型、独特の風味とほどよい辛さが特徴です。
赤ナンバと青ナンバがあります。

剣崎なんば

赤くて細長い形が特徴的な赤唐辛子です。
激辛唐辛子の一種といわれるほどの辛さですが、ほのかな甘味も感じられます。

山古志かぐらなんばん

新潟県で栽培されている、ミニチュア版のかぼちゃのようなコロンとした形が特徴の青唐辛子です。
パプリカのように肉厚で、辛さはさわやかです。

ぼたんこしょう

産地は長野県で、ピーマンのような見た目が特徴です。
ピーマンのような風味と唐辛子ならではの辛さを併せ持っています。

あじめコショウ

岐阜県が主な産地で、コショウという名前が付いていますが、赤唐辛子の一種です。
一般的な唐辛子よりも辛さがあります。

【世界】唐辛子の種類

世界中にも数多くの唐辛子がありますが、今回はなかでも広く知られている唐辛子を5種類ご紹介します。

ハラペーニョ

メキシコで栽培されている青唐辛子で、表面がツルっとした細長い形をしています。
緑色のタバスコの原料にも使われており、辛さは鷹の爪よりも穏やかです。

ハバネロ

小ぶりサイズで赤みを帯びた鮮やかなオレンジ色がキュートなハバネロは、見た目に反して激辛です。
メキシコが主な産地で、日本でも栽培しているところがあります。
強烈な辛さのなかにもフルーティーな風味があるのが特徴です。

ブート・ジョロキア

インドやバングラデシュで栽培されている、超激辛唐辛子です。
日本の一般的な唐辛子はそのまま食べられますが、こちらはそのまま口に入れることはおすすめできません。ハバネロよりも辛い品種です。

プリッキーヌ

タイで栽培されているタイ料理には欠かせない唐辛子で、赤や青のものがあります。
小ぶりなサイズですが、辛さはしっかりしています。観賞用として育てる人もいる品種です。

韓国とうがらし

名前の通り韓国で栽培されている唐辛子です。
そのまま料理に使われるほか、コチュジャンの材料として使われたり、乾燥させて粉末状にしたりします。
真っ赤な見た目が辛そうですが、辛さは控えめで旨味もあります。

鷹の爪の使い方

鷹の爪は、切り方によって辛さの出方が違います。どの程度の辛さが必要かによって切り方を変えてみましょう。
今回ご紹介するのは、特に辛味の強いワタと種を取り除いてから使用する方法です。

辛さを加えるよりも風味を付けたい場合は、そのまま油や料理に入れて、香りがしてきたら取り出してしまいます。
ピリ辛程度の辛味が欲しい場合は、包丁やハサミで輪切りにしましょう。
本格的な辛味を出したい場合は、包丁やハサミで粗みじんにして使います。

詳しくは、こちらのレシピをご覧ください。

唐辛子を使ったDELISH KITCHENのレシピ

最後に、唐辛子を使ったおすすめレシピをご紹介します。

【赤唐辛子】

スーパーで手軽に手に入る赤唐辛子、レパートリーを増やして楽しんでみてください。

自家製ラー油

何かと出番の多いラー油をお家で作ってみましょう。
輪切りの唐辛子のほか、花椒や一味唐辛子なども加えることで本格的なラー油に仕上がります。唐辛子の量を調整すれば、お好みの辛さで作れます。

お手軽白菜キムチ

韓国唐辛子を使って本場の味に近づけたキムチです。
独特な風味が魅力の韓国産粉唐辛子に、塩麴やナンプラーの風味がプラスされてコク深い味わいになりますよ。すりおろしたりんごが絶妙な隠し味です。

四川風麻婆豆腐

輪切りにした唐辛子でしっかりとした辛味のある、四川風麻婆豆腐はいかがですか。
豆板醤や甜面醤、花椒などを加えれば、市販の素を使わなくてもおいしく作れます。

よだれ鶏の唐辛子ねぎだれ

こちらのレシピは、しっかり辛味を感じられる唐辛子のみじん切りを使用します。
ねぎや唐辛子のほかに、しょうゆやはちみつ、ごま油などで作ったねぎだれをかけてパクチーを添えたら完成です。エスニックな風味が漂う一品です。

【青唐辛子】

ここからは、辛い青唐辛子のレシピと辛くない青唐辛子のレシピをご紹介します。

南蛮味噌(青唐辛子味噌)

万能調味料、南蛮味噌の作り方は意外と簡単です。
辛い青唐辛子を輪切りにして炒めたら、調味料を加えてさらに炒めてできあがりです。辛さは使用する青唐辛子の量で調整しましょう。

豚バラと青唐辛子のピリ辛炒め

甜面醤としょうゆ、酒で味付けをしたピリ辛炒めは、甘辛みそと辛い青唐辛子の刺激が後を引きます。
食べやすい大きさに切った青唐辛子が、ほどよい辛さをプラスしてくれますよ。おかずやビールのお供におすすめです。

万願寺とうがらしと手羽先の甘辛炒め

辛くない青唐辛子、万願寺とうがらしと手羽先の豪快な甘辛炒めです。
味わい深く後味はすっきりしているので、いくらでも食べられます。ボリューム満点のおかずです。

ペーストから作るグリーンカレー

一度食べたらクセになる人が続出のグリーンカレーをペーストから作ってみましょう。
辛い青唐辛子をはじめ、レモングラスなどの香辛料やイカの塩辛をフードプロセッサーにかけた風味豊かなペーストを使います。ココナッツミルクを加えて、本場の味を満喫しましょう。

唐辛子は種類が豊富!手に入ったら食べ比べしてみよう

世界中で数千種類が栽培されている唐辛子は、色や形などさまざまで、すべての品種が辛いわけではありません。
また、日本で栽培されている唐辛子だけでも数多くの種類があり、それぞれ特徴や風味が異なります。

スーパーや旅先で見つけた場合は手に取って、各地の唐辛子を食べ比べするのも楽しいのではないでしょうか。今回ご紹介したレシピにも、ぜひ挑戦してみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。