DELISH KITCHEN

鶏ガラスープの素がないときにおすすめの代用品をご紹介

作成日: 2022/02/17

中華料理やスープ、ナムルなどの味付けに欠かせない調味料といえば鶏ガラスープの素です。鶏ガラスープとは鶏肉や骨などを煮出した旨味のあるだしのことですが、切らせているときにはどのような調味料を使って味付けすればよいのでしょうか。

この記事では、鶏ガラスープの素の代用品についてや代用するときのポイント、レシピなどをご紹介します。

目次

  1. 鶏ガラスープの素とは
  2. 鶏ガラスープの素の代用品
    1. 中華だし
    2. 中華万能調味料
    3. 和風だしの素
    4. コンソメ
    5. 海鮮だし
    6. しいたけだし
  3. 代用品を使うときのポイント
    1. 塩分量を調整する
    2. 料理によって使い分ける
  4. DELISH KITCHENの鶏ガラスープの素の代用品を使ったレシピ
    1. 中華クラゲときゅうりの春雨サラダ
    2. 豚肉と白菜の中華うま煮
    3. チンゲン菜と肉だんごの中華煮
    4. 黒酢で酢豚
    5. ザーサイ中華チャーハン
    6. 天津チャーハン
    7. ニラあんかけ焼きそば
    8. とろみ中華スープ
    9. 梅鶏団子の春雨スープ
  5. 鶏ガラスープの素がないときは代用品を活用しよう

鶏ガラスープの素とは

鶏ガラスープの素は、鶏肉や鶏の骨などを煮出したスープに野菜エキスを加えた調味料です。さらっとした味わいなのに深いコクがあることが特徴で、中華料理だけでなく和風、洋風の料理にも便利に幅広く使えます。

鶏ガラスープの素の代用品

ここからは、鶏ガラスープの素の代用品として使える調味料をご紹介します。

中華だし

豚肉や野菜エキスに、オイスターソースなどで旨味をプラスしたものが中華だしです。これひとつで中華料理の味付けが決まるので、あれこれと調味料を加える必要がなく便利に使えます。

鶏ガラスープの素の代用として使う場合には、味見をしながら少しずつ加えて調整するようにしましょう。

中華万能調味料

中華万能調味料とは、ウェイパーなどの中華調味料のことです。豚肉や鶏肉エキスをベースにしょうゆや香味油などで味を整えてあることが特徴で、お湯に溶かしたり炒め物に加えるだけで本格的な中華料理の味が楽しめます。

鶏ガラスープの素よりも塩気が強いので、代用する場合にはレシピと同じ量を加えるのではなく、半分量を目安に味を見ながら加えてみましょう。

和風だしの素

みそ汁などに使う和風だしの素も、鶏ガラスープの素の代わりに使えます。ただ、和風だしの素はかつおなど魚介がベースになっているので、鶏ガラスープの素よりもあっさりとした味わいに仕上がります。

加えるときは鶏ガラスープの素と同じ量を目安に、味を確認しながら塩やしょうゆなどで味を整えて使うことをおすすめします。

コンソメ

洋風の料理に使うコンソメですが、鶏ガラスープの素の代わりに使うと料理にコクを出すことができます。コンソメは鶏肉や牛肉、野菜エキスをベースに香辛料などで味を整えた調味料です。

鶏ガラスープの素よりも含まれる食塩量が多いので、代用品として使う場合には少しずつ味を見ながら加えるとよいでしょう。

海鮮だし

海鮮だしとは、昆布やいりこなど魚介からとるだしのことです。和食に使われることの多い海鮮だしは、磯の香りと魚介の旨味が特徴です。

鶏ガラスープの素よりも味が薄いので、代用品として使う場合には塩やしょうゆなどで味を調整する必要があります。

しいたけだし

乾燥しいたけからとれるだしが、しいたけだしです。凝縮された旨味と豊かな香りが特徴で、料理に使うと味に深みが出ます。

鶏ガラスープの素の代用として使う場合には、しいたけだしだけではなく塩やしょうゆなど、ほかの調味料で味を調整しながら使うとよいでしょう。

しいたけだしのとり方は、こちらでご紹介しています。

代用品を使うときのポイント

鶏ガラスープの素の代用品として使える調味料やだしが、たくさんあることが分かりました。ここからはこれらの調味料を代用に使う場合に、注意したいポイントをご紹介します。

塩分量を調整する

まず注意したいのは調味料の塩分です。代用できる調味料には、鶏ガラスープの素よりも食塩を多く含むものもあります。レシピに記載されている分量をそのまま加えると、料理が塩辛くなってしまうことがあるので、様子を見ながら加えるようにしましょう。塩気が足りない場合には、食塩を追加して調整します。

料理によって使い分ける

作りたい料理によって、代用品の調味料やだしの種類を使い分けましょう。代用できる調味料には中華風の味付けだけでなく和風や洋風のものがあるため、代用品によっては料理の仕上がりに違いが出ることもあります。なるべく、本来の料理の味わいと同じものになるように代用品を使い分けましょう。

DELISH KITCHENの鶏ガラスープの素の代用品を使ったレシピ

ここからは、鶏ガラスープの素の代用品として使える調味料を活用したレシピをご紹介します。

中華クラゲときゅうりの春雨サラダ

献立の一品にコリコリとした食感がたまらない、中華クラゲときゅうりの春雨サラダはいかがですか。和風顆粒だしを加えた薄焼き卵は味わい深く、サラダの味のアクセントになります。

豚肉と白菜の中華うま煮

中華顆粒だしを使った豚肉と白菜の中華うま煮をご紹介します。顆粒だしをベースに酒やみりん、しょうゆで味を整えましょう。豚肉の旨味と白菜の甘味が味わえる、ごはんによく合う一品です。

チンゲン菜と肉だんごの中華煮

シャキシャキとしたチンゲン菜と、ジューシーな肉だんごがおいしい中華煮をご紹介します。和風顆粒だしを使っていますが、ごま油の香りで中華風の味わいが楽しめます。

黒酢で酢豚

和風顆粒だしを使った酢豚です。和風だしの控えめな味わいが黒酢のコクを引き立てます。甘酸っぱい味付けの豚ロース肉と、にんじんやピーマンなどの野菜が食べごたえ抜群の一品です。

ザーサイ中華チャーハン

中華万能調味料であるウェイパーを使ったザーサイのチャーハンです。バランスよく味が整えられたウェイパーによって簡単に味付けが決まります。休日のランチにぴったりなので、ぜひお試しください。

天津チャーハン

ふわっとした食感の卵に、とろみのあるあんがからむ天津チャーハンです。あんには中華顆粒だしを使用し、酒や砂糖、しょうゆ、ごま油などで味を整えます。温かいうちにいただきましょう。

ニラあんかけ焼きそば

ランチや晩ごはんに、野菜をたくさん食べられるあんかけ焼きそばはいかがですか。和風顆粒だしにオイスターソースやしょうゆをプラスして、こってりとした味わいに仕上げます。

とろみ中華スープ

寒い日に食べたい、体が温まるとろみ中華スープです。木綿豆腐や卵が入って食べごたえも充分です。ウェイバーを使うことで簡単に味付けできますよ。お好みでラー油をかけるのもおすすめです。

梅鶏団子の春雨スープ

梅干し入りの鶏団子を具材にした春雨スープです。梅干しのほんのりとした酸味がアクセントになって、くせになるおいしさです。和風顆粒だしを使用しているので優しい味わいに仕上がります。

鶏ガラスープの素がないときは代用品を活用しよう

中華料理の味付けに欠かせない鶏ガラスープの素ですが、中華だしや中華万能調味料、和風顆粒だしなどさまざまな調味料で代用できます。使う際には塩加減に気をつけたり、作りたい料理の味わいによって使い分けるとよいでしょう。

鶏ガラスープの素がないときには、ご紹介した調味料やだしなどを上手に活用してください。

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