エノキタケ(榎茸)とは?保存方法やレシピもご紹介
作成日: 2022/03/14
シャキシャキした食感が特徴で、鍋料理などの具材に欠かせないエノキタケ。普段からよく使われる食材ですが、エノキタケとはどのようなきのこなのでしょうか。
この記事では、エノキタケの特徴や栄養、選び方、保存方法などについてみていきましょう。また、その味わいを楽しめる簡単なレシピもご紹介します。
エノキタケについて
エノキタケについてご紹介します。
エノキタケとは
エノキタケは、キシメジ科のきのこの一種です。エノキタケの野生種は茶褐色で、エノキやケヤキなどの広葉樹の枯れ木や倒木で育ちます。真冬に雪の下から成長するため、別名「ユキノシタ」とも呼ばれています。
シャキシャキした食感と控えめな香り、たんぱくな味わいが特徴で、鍋や炒め物、和え物などさまざまな料理に使えます。
最近よく見かけるようになった茶色いエノキタケは原種に近い品種で、白いものよりも風味が強く、やや太い軸とぬめり、独特の歯ごたえが特徴です。
エノキタケの旬・産地
一般的に店頭に並んでいる白いエノキタケは日光を当てずに人工的に栽培したもので、旬はありません。天然ものは晩秋から冬にかけてが旬の時期です。全国で栽培が行われており、その中でも新潟県や長野県、福岡県がおもな産地です。
エノキタケのカロリーと栄養
エノキタケのカロリーや栄養については、こちらで詳しくご紹介しています。
エノキタケの選び方
エノキタケを購入する際は、全体的にみずみずしくてきれいな乳白色をしており、ハリがあるものを選びましょう。またカサが開いておらず、長さのそろっているものが新鮮です。
エノキタケの下処理
エノキタケは根元(石づき)を切り落とし、手でお好みの大きさにほぐします。エノキタケは水で洗う必要はありません。洗ってしまうと風味が落ちるので注意しましょう。おがくずがついている場合は取り除きます。また、エノキタケ生では食べられないため、必ず加熱調理をするようにしてください。
エノキタケの保存方法
エノキタケは正しく保存することで鮮度を保つことができます。ここでは冷蔵と冷凍の保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
エノキタケをすぐに使う場合は冷蔵庫で保存します。パックから取り出して、石づきが付いたままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。水分がついていると傷んでしまうため注意が必要です。保存期間の目安は2週間ほどです。
詳しくはこちらをご覧ください。
冷凍保存
エノキタケをたくさん購入した際や、すぐに食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。根元の石づきの部分を切り落として使いやすい大きさにほぐし、冷凍用保存袋に入れて平らにならしてから冷凍庫に入れましょう。冷凍保存の期間は3〜4週間ほどが目安です。調理する際は凍ったまま使用できるので便利です。
詳しくはこちらを参考にしてください。
DELISH KITCHENのエノキタケを使ったレシピ
エノキタケはくせがなく、シャキシャキした食感が特徴です。ここではシンプルな調理方法で楽しむレシピをご紹介します。
また、こちらでもエノキタケを使った人気レシピをまとめています。
https://delishkitchen.tv/categories/16900
えのきの佃煮
とろっとしたエノキタケの食感と味わいを楽しめる佃煮です。少ない材料で作れるので、あと一品ほしいときにもおすすめですよ。だしのきいた甘辛い煮汁がエノキタケにからみ、ご飯が進みます。
えのきの柚子胡椒あえ
エノキタケのシャキシャキした食感と、柚子胡椒のさわやかな辛さが楽しめます。酢の酸味とごま油の香りが食欲をそそりますよ。レンジで簡単に作れるので献立の一品や、おつまみにいかがでしょうか。
えのきのバターポン酢ホイル焼き
エノキタケをアルミホイルで包んで焼くだけの簡単レシピです。バターのコクとポン酢しょうゆの酸味がシャキシャキのエノキタケとよく合います。副菜としてはもちろん、お酒のアテにもぴったりです。
えのきの石づきステーキ
エノキタケの石づきの部分を焼くことで貝のような食感に。いつもは捨ててしまう部分もステーキにしてエノキタケの旨味を堪能しましょう。バターとしょうゆの組み合わせで、ご飯との相性も抜群です。
エノキタケはキシメジ科のきのこ
エノキタケはキシメジ科に分類されるきのこの一種です。店頭に並んでいる白いエノキタケは日光を当てずに人工的に栽培したもので、おもに新潟県や長野県、福岡県で栽培されています。天然ものは茶褐色で、晩秋から冬にかけてがおいしい季節だといわれています。
たんぱくな味わいでいろいろな料理に使いやすいので、ご紹介したレシピも参考にエノキタケを味わいましょう。