冬が旬の国産レモン!産地や品種別の特徴・おすすめレシピをご紹介
作成日: 2023/03/29
爽やかな酸味があり、料理やドリンク、スイーツなどに使われるレモン。一年中スーパーで売られているため、旬がいつなのかを知らない人も多いのではないでしょうか?今回は、国産レモンに旬ついて、産地や品種別の特徴、そしておすすめのレシピについてご紹介します。
レモンの旬はいつ?
レモンはさっぱりとした味や風味、清涼感があるイメージかあるため、夏が旬だと思っている方も多いのではないでしょうか。
レモンは年間を通してスーパーなどの店頭に並んでいますが、そのほとんどがアメリカやチリからの輸入品です。国内産のレモンは全体の数%といわれており、実は冬が一番美味しくなる「旬」なのです。
国産レモンの主な産地は?
日本国内でのレモン栽培の代表的な産地は、広島県、愛媛県、和歌山県が挙げられます。
中でも、広島県は生産量日本一の地域であり、「瀬戸内レモン」として知られています。
レモンは、元々雨風による病や寒さに弱く、潮風に強いという特徴から、アメリカ沿岸部で多く栽培されていました。広島県は年間を通して比較的温暖であり、降雨が少ないという特徴があるためレモン栽培に適した地域とされています。
レモンの品種別・旬・特徴
続いては、レモンの品種別の旬や特徴をご紹介します。
リスボン
レモンはさまざまな品種がありますが、代表的な品種のひとつに「リスボン」があります。リスボンは香りが強く、果汁が多いのが特徴です。9月から12月頃が旬であり、この時期にはとくに美味しいものが収穫されます。
ビラフランカ
ビラフランカは、実が大きく果汁が豊富です。旬は9月から11月頃です。
マイヤーレモン
「マイヤーレモン」は、レモンとオレンジの交配によって生まれた品種で、まろやかな酸味と甘味が特徴です。国内産の旬は、11月から翌年の3月頃です。マイヤーレモンの一種である「小笠原レモン」は、東京都小笠原諸島で栽培されています。小笠原レモンの旬は9月から11月頃です。小笠原レモンは香りがよく、料理の香りづけなどにおすすめです。また、レモンは収穫時期によって色が異なります。一般的なレモンは、黄色く熟して収穫されたもので、青いうちに収穫したレモンはグリーンレモンと呼ばれます。
レモンを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、レモンを使ったレシピをご紹介します。
レモンパウンドケーキ
レモンの爽やかな風味がふわっと香るパウンドケーキです。はちみつのコクのある甘さと香りで上品な味に仕上がります。酸味と甘みのバランスがよく、ティータイムのお供やおやつにおすすめです。
レモンケーキ
ころんと丸くてかわいいレモン型のケーキです。レモンがふわっと香る生地に甘酸っぱいアイシングが相性ぴったり。甘くてやわらかな生地とアイシングのシャリっとした食感がが、口の中で溶け合います。
レモンクッキー
レモンの果汁と皮を使った、爽やかな風味のクッキーです。ビニール袋を使って生地をまとめられるので後片付けが楽ちん。サクサクとしたレモン風味のクッキーは紅茶と相性抜群です。
レモンジャム
材料はレモンと砂糖だけ。簡単に作れるレモンジャムのレシピです。爽やかな香りと酸味で、トーストに塗るのはもちろん、ヨーグルトに入れたり、紅茶に入れたりしても美味しいですよ。
手作りレモンシロップ
レモンを砂糖とはちみつに漬けるだけでできる、手作りレモンシロップです。苦味が出ないように、皮を剥いてから漬け込むのが美味しく作るポイント。炭酸水で割ると暑い日にぴったりなドリンクが楽しめます。
さつまいものレモン煮
さつまいもの甘みとレモンのさっぱりとした酸味が相性ぴったり。甘酸っぱさがクセになり、ついつい食べ進めたくなる美味しさ。箸休めやお弁当のおかず、おやつにおすすめです。
ねぎ豚塩レモン鍋
ねぎ塩だれをたっぷり加えた、爽やかな味わいのお鍋です。ねぎの風味と豚肉の旨み、レモンの爽やかな酸味がやみつきになる美味しさ。にんにくのパンチが効いていて、お箸が止まらなくなりますよ。
ねぎ塩ポーク
香ばしく焼いた豚肉にたっぷりのねぎ塩だれをかけた一品です。レモンの酸味が効いたねぎ塩だれが豚肉とよく合います。ボリューム満点でがっつりたべたいときにぴったりですよ。
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レモンについては以下の記事でも詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。
冬が旬の国産レモンをおいしく食べよう
爽やかな風味と酸味で、夏のイメージ強いレモンですが、実は国産レモンの旬は冬頃。レモンの品種はさまざまなものがあり、それぞれ収穫時期や特徴が異なります。今回ご紹介レシピを参考に、レモンを美味しく味わってみましょう。