DELISH KITCHEN

「スパム」とは何の肉?気になる正体とスパムを使ったレシピをご紹介!

作成日: 2023/09/21

更新日: 2023/10/20

スーパーマーケットなどで目にする「スパム」。名前は知っているけれど、何の肉か知らないという方も多いのではないでしょうか。今回はスパムの特徴やスパムを使ったおすすめのレシピをご紹介します。

目次

  1. そもそもスパムとは?
    1. 実はスパムは肉の名前じゃない!
    2. じゃあスパムに入っている肉は何?
    3. ランチョンミートの特徴
    4. スパム(ランチョンミート)はいつ日本にやってきた?
  2. スパムを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. ポーク缶と卵の折りたたみおにぎり
    2. ランチョンミート焼きそば
    3. 島豆腐のゴーヤーチャンプルー
    4. ランチョンミートのピリ辛野菜炒め
    5. にんじんとランチョンミートのしりしり
    6. ランチョンミートのジャーマンポテト
    7. スパムむすび
    8. ランチョンミートのチーズ挟みカツ
    9. スパムのそうめんチャンプルー
    10. ランチョンミートのにんにくチャーハン
  3. スパムとはソーセージの一種で「ランチョンミート」のこと

そもそもスパムとは?

スパムとはそもそも、どのような食品なのでしょうか?まずはスパムについて詳しくみていきましょう。

実はスパムは肉の名前じゃない!

「スパム(SPAM)」と聞くと「どこか肉の部位?」「何かの動物の肉の名称?」と思うかもしれませんが、実はスパムとは肉の名前ではありません。

意外と知られていませんが「スパム」とは、アメリカ合衆国の食品会社が販売した食品の商品名のことです。「スパム」という名前で売り出された商品の名前が有名になり、周知されるようになりました。

じゃあスパムに入っている肉は何?

スパムはソーセージの一種であり「ランチョンミート」と呼ばれる食品です。ランチョンミートはひき肉に塩や香辛料を加えて加熱し、保存性が高くなるようにつくられています。使われる主な肉は牛肉や豚肉ですが、鶏肉でつくったものもあります。

ソーセージと異なる点は、加工した肉を腸詰めにしているかどうかです。スパムは腸詰めしていない状態で食べられています。

ランチョンミートの「ランチョン」の由来には諸説ありますが、昼食会を意味することからきているといわれているようです。昼食のメニューで提供されることがあったことが由来となり「昼食会のお肉」を意味する「ランチョンミート」と呼ばれるようになったといわれています。

「ランチョンミート(スパム)」というと、日本では缶詰に入ったものが主流です。しかしアメリカではさまざまなランチョンミートが販売されています。

ランチョンミートの特徴

ランチョンミートはソーセージ類と同じく、家庭料理に重宝する食材です。一方で保存性が高いため保存食としても常備できます。

保存食といっても、ランチョンミートは保存料を使用していません。保存性を高めるために塩が加えられているため、塩分が高いという特徴があります。

スパム(ランチョンミート)はいつ日本にやってきた?

スパムを日本に広めたのは米軍と言われています。食糧難であった戦後に、豚肉に変わる保存食として米軍が携帯していたのです。

そのため、沖縄では日常の食卓でよくスパムが使われています。スパムのことを「ポーク」と呼んでいるのも沖縄ならでは。スパムとたまごを使った「ポークたまご」は沖縄のソウルフードと言えます。

スパムを使ったDELISH KITCHENのレシピ

スパムを使ったおすすめレシピをご紹介します。スパムの塩分が高いので味付けは調整しながらしてみましょう。

ポーク缶と卵の折りたたみおにぎり

ラップを使って折りたたんでつくる簡単おにぎりのレシピです。スパムの塩気とたまごの相性が良く、白ごはんにぴったりです。ラップをしたまま切ることで、断面もきれいになりますよ。

ランチョンミート焼きそば

ラインチョンミートがよく食べられている沖縄の「沖縄そば」を使って焼きそばをつくってみましょう。太めの麺がランチョンミートの塩気やソースと絡み、箸が止まらない一品になります。

島豆腐のゴーヤーチャンプルー

炒めても崩れにくい沖縄の島豆腐を使ったスパムのゴーヤーチャンプルーのレシピです。ゴーヤーの苦味に、スパムの塩気が合い、やみつきになる味わいです。

ランチョンミートのピリ辛野菜炒め

ランチョンミートはピリ辛の味付けもおすすめです。豆板醤を入れて、野菜炒めにしてみましょう。たまごを入れることでまろやかな味わいも加わります。野菜はアレンジ可能です。

にんじんとランチョンミートのしりしり

沖縄の郷土料理「にんじんしりしり」にランチョンミートを加えてみましょう。ランチョンミートに塩気があるので、味付けも塩少々で整います。ボリュームのあるにんじんしりしりになりますよ。

ランチョンミートのジャーマンポテト

粒マスタードがピリッときいたジャーマンポテトにジューシーなランチョンミートを入れると、旨みがアップします。にんにくの風味も食欲をそそり、おかずだけでなくおつまみにもぴったりです。

スパムむすび

ハワイで親しまれている「スパムむすび」をつくってみましょう。薄切りにしたスパムに味をつけて、ごはんにのせたら海苔で巻くだけ。お弁当にもおすすめで、子供にもよろこばれる一品です。

ランチョンミートのチーズ挟みカツ

ランチョンミートをカツにすると、下味いらずでつくれます。間にチーズをはさむことで、お肉のジューシーさにとろりととけたチーズがマッチします。レモンを絞ってさっぱり感もプラスしましょう。

スパムのそうめんチャンプルー

沖縄の定番料理のそうめんチャンプルーに、スパムを入れて旨みたっぷりの一品にしてみましょう。ゴーヤの苦味とスパムの塩気が合い、そうめんが満足感のあるメニューになりますよ。

ランチョンミートのにんにくチャーハン

チャーハンに塩気のあるランチョンミートを加えると味付けが簡単に。しょうゆとこしょうだけで味が整います。にんにくの香りが食欲をそそり、食べ応えのあるチャーハンになりますよ。

スパムとはソーセージの一種で「ランチョンミート」のこと

スパムとはお肉の名前ではなく、アメリカの食品会社が販売した商品名のことです。スパムは「ランチョンミート」と呼ばれるソーセージの一種で、保存性に長けており、塩分が高いのが特徴です。

野菜炒めやチャーハンの具材など、ほかのお肉のかわりにスパムを使ってみるといつもと違ったおいしさを味わえますよ。塩味がきいているので、味付けを控えめにしてみてください。

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