DELISH KITCHEN

【銀杏の食べ方】殻剥きの方法・おすすめレシピもご紹介♪

作成日: 2023/09/28

更新日: 2023/10/20

秋に秋になると、スーパーに出回り始める殻付きの銀杏。風味や味わいがクセになる銀杏ですが、おいしい食べ方がわからないという方や茶わん蒸しに入れるしか使い方がわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、銀杏の食べ方や殻の剥き方を解説していきます。おすすめのレシピもご紹介するので、ぜひご覧ください。

目次

  1. 銀杏の食べ方と注意点
  2. レンジで加熱する方法(殻ごと)
    1. 用意するもの
    2. 手順
    3. 動画はこちら
  3. 鍋で加熱する方法(殻剥き)
    1. 用意するもの
    2. 手順
    3. 動画はこちら
  4. 銀杏のおすすめの食べ方
    1. 1.塩炒り銀杏
    2. 2.炊き込みご飯
    3. 3.茶碗蒸し
    4. 4.炒め物
    5. 5.あんかけ
  5. 銀杏の保存方法
    1. 殻付き・水に浸けて冷蔵保存(1ヵ月)
    2. 殻付き・冷凍保存(2ヵ月)
    3. 殻や薄皮はむいて・冷凍保存(1ヵ月)
  6. 下処理のポイントを押さえて銀杏をおいしく味わおう!

銀杏の食べ方と注意点

ホクホクとした食感と、自然で素朴な甘み、若干の苦味を持つ独特な風味の銀杏。
定番の食べ方は、加熱した銀杏を塩で味付けして食べる方法ですが、その他にも下記ように様々な料理で美味しく召し上げれます。

  1. 炊き込みご飯
  2. 茶碗蒸し
  3. 炒め物
  4. あんかけ

ただし、銀杏は食べすぎると体調が崩れてしまう恐れがありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

レンジで加熱する方法(殻ごと)

まずは基本的な銀杏の加熱方法をご紹介します。
銀杏を電子レンジで加熱する時は、殻が破裂して飛び散る恐れがあるので先に殻にひびを入れておくことが大切です。
また、クッキングシートで包むことで飛び散るのを防ぐことができますよ。手軽に下処理を行ってほろ苦い秋の味覚を楽しんでくださいね。

用意するもの

  1. クッキングシート
  2. キッチン用ハサミ

手順

①銀杏はキッチンバサミの持ち手部分(ギザギザになっている部分)ではさむ。軽く力を入れて殻を割る。


②クッキングシートに銀杏を置く。二つ折りにして端を3回折り、両端を3回折りたたむ。


③耐熱皿にのせ、600Wのレンジで40秒ほど加熱する。


④クッキングシートから取り出し、殻と薄皮をむく。

動画はこちら

鍋で加熱する方法(殻剥き)

こちらは鍋で茹でて加熱する方法です。
茹でる場合は、先に殻を剥いて加熱しましょう。
一度に大量に下処理ができるので、炊き込みご飯などの料理に使いたい方や保存しておきたい方におすすめです。
外の殻を剥けばあとはお湯に入れて混ぜていると薄皮がするっと剥けます。けがややけどに注意して下処理を行ってください。

用意するもの

  1. キッチン用ハサミ

手順

①銀杏はフチになっているところを横に向け、キッチンバサミの持ち手部分(ギザギザになっている部分)ではさむ。軽く力を入れて殻を割り、硬い殻を取り除く。


②鍋に銀杏が浸るくらいの湯をわかし、銀杏を入れてお玉の底で少し抑えながら混ぜる。(湯に入れて混ぜていると薄皮が取れていきます)

動画はこちら

銀杏のおすすめの食べ方

ここからは、銀杏のおすすめの食べ方と、そのレシピをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

1.塩炒り銀杏

銀杏をシンプルに食べるなら、塩炒りにしたものや加熱したものに塩をつけて食べるのがおすすめです。
皮をむいた鮮やかな翡翠色の銀杏は、口に入れるとねっとりとした食感やほのかな苦みが魅力。
塩をつけることで銀杏の風味や甘みが際立ち、思わず手が止まらなくなる味わいですよ。パッと食べられるのもお手軽でうれしいですね。

2.炊き込みご飯

白いつやつやのごはんと鮮やかな色合いの銀杏が目にも楽しい、銀杏入りの炊き込みご飯。
だしと塩だけのシンプルな味つけのものが多く、お米の甘みと銀杏の風味を引き立ててくれ、何杯もおかわりしたくなる味わいです。
炊きたてアツアツもおいしいですが、少し冷ましておにぎりにしたものもおすすめですよ。

銀杏だけの炊き込みご飯もおいしいですが、秋の味覚の松茸やきのこを一緒に炊き込んだごはんもとてもおいしいので、ぜひ以下でご紹介するレシピもご覧ください。

3.茶碗蒸し

ふるふるの卵を少しずつすくっていくとコロンと出てくる銀杏は、茶碗蒸しの醍醐味でもありますよね。旬を迎えた銀杏は鮮やかな緑色をしていて卵液との色合いも美しい一品です。ねっとりホクホクとした食感やほろ苦い風味は、やさしい味わいの茶わん蒸しのアクセントにもなりとてもおいしいですよ。

以下では電子レンジで手軽に作れる茶碗蒸しのレシピをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

4.炒め物

そのまま食べたり茶碗蒸しに入れるイメージのある銀杏ですが、実は炒め物とも
銀杏の色合いや食感がアクセントになり、単調になりがちな炒め物がおいしい一品に仕上がります。
銀杏にはほのかな苦みがあるので、濃い味付けにも負けない味わいが楽しめるのもポイントです。

5.あんかけ

銀杏のホクホクとした食感はあんかけ料理とも相性抜群です。
食感がアクセントとなり、飽きの来ない味わいになりますし、満足感のある1品となるでしょう。

銀杏の保存方法

ここからは銀杏の保存方法を詳しく見ていきましょう。

殻付き・水に浸けて冷蔵保存(1ヵ月)

冷蔵保存する時は、保存容器に銀杏を入れて銀杏全体が浸るくらいの水を入れましょう。水に浸けておくことで、殻がやわらかくなり、殻を剥きやすくなります。長期間漬けておくと傷みやすいので、水は3日ごとに入れ替えてください。

殻付き・冷凍保存(2ヵ月)

冷凍保存する時は、殻付きのまま冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じます。解凍は電子レンジで行うことができますよ。そのまま加熱すると破裂する恐れがあるので、必ず加熱前に殻を割り、クッキングシートに包んで1分ほど加熱してください。

殻や薄皮はむいて・冷凍保存(1ヵ月)

加熱して殻と薄皮をむいた銀杏は、数個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れましょう。少しずつ保存するので、彩りなど、ちょっと使いたいという時に便利です。

下処理のポイントを押さえて銀杏をおいしく味わおう!

秋になるとスーパーで見かける殻付きの銀杏。ほろ苦い味わいとねっとりとした食感が魅力で、そのまま食べるのはもちろん炊き込みご飯や炒めものなどとも相性抜群の食材です。

殻を剥く方法や保存方法などがわからず手を出しにくいと思っていた方は、今回の記事を参考にして、ぜひ秋ならではの食材である銀杏を味わってみてください。

【参照】
日本中毒情報センター「ギンナンの食べ過ぎに注意しましょう」(2023/09/28)

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