
ラズベリー(フランボワーズ)とは?特徴や食べ方、レシピをご紹介
作成日: 2024/07/23
更新日: 2024/12/19
甘酸っぱい味わいと豊かな香りが魅力のラズベリー。「どんな栄養素を含んでいるのか知りたい」「自宅で栽培したけれど、どのように活用したら良いかわからない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、この記事ではラズベリーの特徴をはじめ、栄養素や食べ方、レシピについてご紹介します。ぜひ最後までお読みください♪
ラズベリーの基本情報
ここではラズベリーの特徴や産地、旬などの基本情報をご紹介します。
ラズベリーとは
ラズベリーはフランス語でフランボワーズ、和名で木苺と呼ばれる果物です。バラ科キイチゴ属に属し、つぶつぶとした小さな果粒が集合した形が特徴です。鮮やかな赤色や黄色、黒色など様々な種類があり、その甘酸っぱい味わいが魅力です。
栄養成分にはビタミンCやアントシアニンの他、美白に効果のあるエラグ酸などが含まれていることが特徴です。
産地
ラズベリーの主な産地はアメリカやロシア、メキシコなどです。日本では北海道や秋田県などで生産されていますが、国内で出回っているラズベリーのほとんどが輸入品です。
旬
ラズベリーの旬は初夏から秋にかけてです。最も美味しい時期は6月から8月で、この時期に収穫されるラズベリーは特に香りが強く、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
種類
ラズベリーは様々な品種があります。ほどよい酸味が特徴の「サマーフェスティバル」や大粒の実が印象的な「ファンタジーレッド」などが代表的です。
黄色い果実をつける「ジョイゴールド」や「ファールゴールド」もあり、見た目の鮮やかさを楽しめます。
【ラズベリーと他のベリーの違いを確認したい方はこちら!】
ラズベリーの栄養素
ラズベリーはビタミンCやアントシアニン、エラグ酸などの栄養素が含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
アントシアニン
アントシアニンはぶどうや赤しそなどにも含まれる美しい赤みを出す天然色素で、ポリフェノールの一種です。
エラグ酸
エラグ酸はポリフェノールの一種で、抗酸化作用が強いことで知られています。主にベリー類、ナッツ、種子などに含まれています。また、発がん性物質を抑える働きや、シミを抑える美白効果なども期待される栄養素です。
ラズベリーの食べ方
ラズベリーはそのまま食べるのが一般的ですが、デザートやスムージー、ジャム、ソースとしても楽しめます。ヨーグルトやシリアルに加えると、手軽に栄養を摂取でき、料理のアクセントとしても活躍します。
ラズベリーの保存方法
ラズベリーは非常に傷みやすいため、冷蔵保存が基本です。購入後はすぐに冷蔵庫に入れ、2〜3日以内に食べきることがおすすめです。
冷蔵庫に入れる際は、まず、ほこりや汚れなどを取り除きましょう。次に、保存容器にキッチンペーパーを敷き、ラズベリーを入れて密閉し、冷蔵庫に入れましょう。
ラズベリーのレシピ
ラズベリーを生で食べるだけでなく、ジャムやスイーツなどに活用したい方に向けてデリッシュキッチンのレシピをご紹介します!
自家製ジャム♪ラズベリージャム
酸味と甘味のバランスが絶妙なラズベリージャムです。トーストやヨーグルトにかけるのはもちろんのこと、クッキーやパウンドケーキに加えてアレンジするのもおすすめです。
ピンクが愛らしい♪ラズベリーマカロン
ラズベリー味のマカロンのレシピです。ラズベリーの甘酸っぱさとクリームチーズの爽やかな酸味が絶妙な組み合わせの一品です。
濃厚な舌触り♪本格チョコムース
少ない材料で作れる本格的なチョコレートムースはいかがですか?ブラックチョコレートと生クリームを使うことでコクがあって甘すぎず、大人な味わいに仕上がります。
ラズベリーをお家で食べてみよう!
ラズベリーはフランス語でフランボワーズ、和名で木苺と呼ばれる果物です。甘酸っぱい味わいは、料理やデザートのアクセントになるうえ、ジャムなどの加工品としても楽しめます。記事内でご紹介したレシピを参考に、ぜひ旬の時期に食べてみてくださいね。
【参照】
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC(2024/07/22)
津久井亜紀夫「食品中のアントシアニン色素について」(東京家政学院短期大学)
三輪正幸「からだにおいしい フルーツの便利帳」(高橋書店)
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