本当のかぼちゃの旬の時期はいつ?保存方法やおすすめレシピもご紹介
作成日: 2021/10/28
ホクホクで甘いかぼちゃは、人気の野菜ですよね。本当のかぼちゃの旬の時期をご存知でしょうか。
この記事では、かぼちゃの旬について解説します。保存方法や旬の時期ごとのおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
かぼちゃの旬について
まずは、かぼちゃの旬の時期をチェックしましょう。スーパーで年中かぼちゃが売られている理由も解説します。
国産のかぼちゃの旬
国産かぼちゃの旬は、夏と冬の2回あります。日本では、冬至にかぼちゃを食べる風習があるので、冬に最盛期を迎えると思っている方も多いでしょう。
しかし、かぼちゃが最も多く収穫される時期は7月~8月です。かぼちゃの一大産地である北海道での収穫は少し遅く、8月〜10月ですが、全国的に夏に多く出回ります。夏のかぼちゃは、ねっとりとしていて水分が多く、甘さは控えめです。
冬になると、2回目の旬の時期となります。冬は収穫シーズンではなく、夏に収穫したものを追熟させたかぼちゃが出回る時期です。追熟させることで甘さが増し、ほくほくとした食感になります。
スーパーで年中かぼちゃが売っている理由
年中スーパーでかぼちゃを見かけるのは、外国産のものが出回るからです。1月〜6月は国産かぼちゃの流通量が減り、輸入したものが店頭に並びます。主な輸入先は、ニュージーランドやメキシコです。
かぼちゃの種類別の旬
かぼちゃにはさまざまな種類があります。西洋かぼちゃや日本かぼちゃ、ペポかぼちゃがあり、種類ごとに旬の時期が異なります。詳細はこちらの記事をご覧ください。
美味しいかぼちゃの選び方
せっかくなら、美味しいかぼちゃを食べたいですよね。かぼちゃの選び方を解説しますので、購入の際の参考にしてみてください。
"ヘタ"を確認!
まずは、かぼちゃのヘタを確認しましょう。ヘタが枯れていて、ヒビの入ったコルクのようになっているものがおすすめです。
"重さ"を確認!
かぼちゃの重さも重要です。かぼちゃを持ってみて、ずっしりと重たいものを選びましょう。同じようなサイズのかぼちゃで比較すると、わかりやすいですよ。
かぼちゃの保存方法
かぼちゃは、どのように保存するのが正解なのでしょうか。今回は、冷蔵と冷凍の方法をそれぞれご紹介します。正しく保存して、かぼちゃを美味しくいただきましょう。
かぼちゃの冷蔵保存方法
かぼちゃを冷蔵する場合は、種とワタの部分を取り除いてから保存します。ぴったりとラップをして、空気が入らないようにするのがポイントです。
かぼちゃの冷凍保存方法
かぼちゃを冷凍するときは、冷凍用保存袋に入れて保存します。生のかぼちゃを保存する場合は、種とワタを取ってから使いやすい大きさに切ります。時間があるときは、下処理をしてから冷凍するのもおすすめです。
かぼちゃの下処理・切り方
かぼちゃの下処理や切り方をチェックしましょう。今回は基本の下処理方法に加え、面取り、角切り、薄切り、飾り切りをご紹介します。
かぼちゃの下処理
かぼちゃの種とワタをスプーンで取り除き、お好みの大きさに切ります。かぼちゃは皮ごと食べられますが、傷や汚れがある部分は硬いのでそぎ落としましょう。
かぼちゃの面取り
かぼちゃの面取りをすることで、煮崩れ防ぎ、料理が美しく仕上がります。生のかぼちゃは硬いので、力を入れすぎずにゆっくり面取りしていってくださいね。
かぼちゃの角切り
角切りにしたかぼちゃは、煮物やスープにおすすめです。包丁の根元を使って切るのがポイントです。かぼちゃの皮を触ってみて、硬いところをそぎ落とすと、角切りしやすくなります。
かぼちゃの薄切り
薄切りのかぼちゃは、天ぷらや素揚げに適しています。かぼちゃが硬くて薄く切るのが難しい場合は、ラップに包んでレンジで加熱するのがおすすめです。
かぼちゃの飾り切り(木の葉)
おしゃれなかぼちゃの木の葉切りにも挑戦してみましょう。切り方を工夫すると、料理が華やかな印象になりますよ。
かぼちゃを使ったDELISH KITCHENのレシピ
かぼちゃを使ったレシピを見てみましょう。基本のレシピだけでなく、夏と冬それぞれのかぼちゃが適している料理もご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。
【基本のレシピ】
まずは、基本のレシピをチェックしましょう。かぼちゃを使った和食の定番おかずに加え、サラダやポタージュもご紹介します。
基本のかぼちゃの煮物
和食の定番であるかぼちゃの煮物です。少ない材料で簡単に作れ、かぼちゃの優しい甘さでホッとする味わいに仕上がります。
レンジで作るかぼちゃサラダ
かぼちゃの甘さとツナ缶の旨味がたっぷりのサラダです。レンジで加熱したかぼちゃが熱いうちにつぶすのがポイントです。
基本のかぼちゃのポタージュ
かぼちゃのオレンジ色がきれいなポタージュのレシピです。柔らかく煮たかぼちゃをミキサーで攪拌し、なめらかにしましょう。生クリームを加えると、コクが増しますよ。
【夏のかぼちゃがおすすめのレシピ】
夏のかぼちゃで作るのがおすすめのレシピをご紹介します。夏のかぼちゃは水分が多く、ねっとりとしているので、煮物や揚げ浸しにぴったり。優しい味わいなので、さまざまな味付けと相性抜群です。
鶏肉と夏野菜の揚げ浸し
鶏もも肉と夏野菜を使った色鮮やかな揚げ浸しのレシピです。かぼちゃやなす、いんげんといった異なる色合いの野菜を使うのがポイントです。
かぼちゃとなすの焼き浸し
ジューシーななすとしっとりとしたかぼちゃを味わえる焼き浸しです。焼いた野菜が熱いうちに調味料に漬け、しっかり味を染み込ませましょう。
かぼちゃとししとうのそぼろ煮
ねっとりとしたかぼちゃに、豚ひき肉の旨味とみその風味が合わさり、ご飯が進む一品です。みそによって塩分量が違うので、お好みの味になるように調整してくださいね。
【冬のかぼちゃがおすすめのレシピ】
冬のかぼちゃで作るのがおすすめのレシピも見てみましょう。冬のかぼちゃは甘味が多く、ほくほくなので、素材そのものの味わいを活かした料理に適しています。ほっこり優しい味わいで、人気のメニューになること間違いなしです。
かぼちゃのきんぴら
かぼちゃが主役のきんぴらのレシピです。かぼちゃを切ったら、フライパンで調味料とともに炒めるだけで簡単に作れますよ。
揚げないかぼちゃコロッケ
一口サイズで、コロコロした見た目が可愛らしいかぼちゃのコロッケです。潰したかぼちゃに、炒めたパン粉をまぶして作ります。揚げずに作れるので、後片付けが楽ですよ。
パンプキンマッシュのミートチーズ焼き
なめらかにマッシュしたかぼちゃにミートソースを合わせた一品です。甘くてホクホクのかぼちゃに、旨味たっぷりのミートソースがよく合います。
美味しいかぼちゃを選んで料理を作ろう
この記事では、かぼちゃの旬について解説しました。国産かぼちゃの旬は、夏と冬です。夏はねっとりと水分が多く、冬はほくほくで甘いかぼちゃが出回ります。
今回は、美味しいかぼちゃの見分け方や保存方法、レシピをご紹介しました。ぜひご家庭で、美味しいかぼちゃを味わってみてください。