春雨は低カロリーって本当?食物繊維や糖質についても解説!
作成日: 2021/03/30
春雨は低カロリーと言われていますが、本当なのでしょうか。カロリーだけでなく、糖質や食物繊維などの栄養素についても気になるところです。
この記事では、春雨について解説します。春雨と他の麺類とのカロリーの比較や、糖質や食物繊維についてもチェックしていきましょう。おすすめのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
春雨のカロリー
春雨には芋類(じゃがいも・さつまいも)のデンプンが原料のものと、緑豆のデンプンが原料のものがあります。
乾燥した状態の春雨のカロリーは、100gあたり346kcalで、緑豆春雨のカロリーは100gあたり344kcalです。
それぞれ茹でると、春雨は76kcal、緑豆春雨は78kcalになります。茹でることで水分を含むので、重量あたりのカロリーが低くなります。
他の麺状の食品のカロリーをみてみると、乾燥した状態のスパゲッティは100gあたり347kcal 、くずきりは100gあたり341kcalです。
それぞれを茹でると、スパゲッティは150kcal、くずきりは133kcalになります。
乾燥した状態のしらたきは、100gあたり7kcal、ビーフンは、100gあたり360kcalです。
春雨の糖質
乾燥した状態の春雨100gあたりの糖質は85.4g、食物繊維は1.2gです。
乾燥した状態の緑豆春雨100gあたりの糖質は83.4gで、食物繊維は4.1gなので、春雨よりも糖質が低く、食物繊維が多いことがわかります。
しかし、茹でるとどちらも糖質は100gあたり19.1gとなり、春雨と緑豆春雨で差はなくなっています。これは春雨よりも緑豆春雨の方が茹でたときに水分を多く含むためだと考えられます。
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
他の麺類との置き換え
カロリーの高そうなレシピも、麺を春雨に置き換えることでカロリーを抑えるという春雨の使い方もあります。
ここでは、スパゲッティの代わりに春雨を使ったレシピをご紹介します。
春雨ナポリタン
フライパン1つで簡単にできる春雨のナポリタンです。
春雨にケチャップがよく絡みます。春雨の茹で時間が短く、すぐに作れるので、簡単に済ませたいお昼にいかがでしょうか。
春雨を使ったDELISH KITCHENのレシピ
春雨を使ったスープやサラダ、炒め物のレシピをご紹介します。
【スープ】
最初に春雨を使ったスープのレシピをみていきましょう。
ささみときのこの中華春雨スープ
あっさりとした春雨スープです。
温かいスープに生姜が効いていて、ホッと温まります。具沢山なのも嬉しいポイントです。
ささみとレタスの春雨スープ
レタスとにんじんで彩りの良いひと品です。
ごま油を加えることで、あっさりとしたスープにコクがプラスされます。
白菜と鶏団子の春雨スープ
鶏団子が入っていて食べ応えのあるスープです。
肉団子にねぎとしょうがを加えることで、臭みを抑えられますよ。
【サラダ】
続いて、春雨を使ったサラダのレシピをチェックしましょう。
バンサンスー
さっぱりとしていて、どこか懐かしい味わいの和え物です。
緑豆春雨と調味料を先に和えることで、味がよく絡みますよ。和える前に緑豆春雨の水気をよく切るようにしましょう。
中華風春雨サラダ
にんにくが効いていてお箸が進むひと品です。
春雨やきゅうり、にんじんなどが入っているので、さまざまな食感を楽しむことができますよ。
ほうれん草と春雨の中華サラダ
ひと品追加したいときにおすすめの中華サラダです。
ほうれん草はレンジで加熱し、春雨とにんじんは一緒に茹でることで、調理時間を短縮できます。
【炒め物】
最後に、春雨を使った炒め物のレシピをご紹介します。
鶏ももチャプチェ
韓国料理のチャプチェをフライパンひとつで作れるようにアレンジしました。
鶏もも肉がゴロゴロ入っていて、ボリューム満点です。チャプチェは本来、タンミョンという韓国の春雨が使われる料理ですが、手に入りやすい春雨で作れるのも嬉しいポイントです。
簡単はるさめチャプチェ
牛肉や野菜の旨味を吸った春雨が美味しいひと品です。
焼肉のたれを使った甘辛い味付けでお箸が進みます。お酒のおつまみにもおすすめですよ。
鶏もやしの春雨炒め
オイスターソースが香る食べ応えのある炒め物です。
鶏むね肉は、繊維を断ち切るように包丁を入れることで、食べやすくなります。
どんな味付けでも美味しく決まる!低カロリーな春雨を取り入れよう
この記事では、春雨についてご紹介しました。
茹でた春雨のカロリーは、同じ分量の茹でた他の麺類と比較すると、カロリーガ低くなっています。また、スープやサラダ、炒め物にしても美味しい春雨は、手軽に取り入れることができ料理のボリュームもアップさせてくれます。
今回ご紹介したレシピを参考に、春雨を色々な料理に取り入れてみましょう。